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【Windows11】HEVCビデオ拡張機能を無料でインストールする方法

2022年4月30日Windows11

「HEVCビデオ拡張機能」のアイコン画像

この記事では、Windows11の標準アプリ「映画&テレビ」で、HEVCコーデックの動画を再生するために必要な拡張機能「HEVCビデオ拡張機能」を、無料でインストールする方法について書きます。

【Windows11】HEVCビデオ拡張機能を無料でインストールする方法

Windows11に初期搭載されているメディアプレーヤーアプリ「映画&テレビ」の拡張機能である「HEVCビデオ拡張機能」は、2022年4月現在、無料インストールできます。

通常は、Microsoftストアで120円かかります。以前は無料で入手できていたようですが、いつからか有料になっちゃいました。しかし、とあるリンク経由で「Microsoftストア」を開くと、これまで通り無料で入手できます。

「HEVCビデオ拡張機能(有料版)」の「Microsoft Store」ページ画像

無料のアプリが有料に上書きされたわけではなく、無料で入手できるリンクはそのまま放置されて、新しく有料版のページを作ったって感じになっています。

つまり、無料のリンクを知っていれば、正規の「Microsoftストア」から無料インストールできます。

調べてみると、外部サイトから無料ダウンロードする方法を紹介している記事もありましたが、ウイルスが入っている可能性もあります。なるべく正規の「Microsoftストア」を経由することをおすすめします。

「ビデオを再生するには、コーデックが必要です」と表示されたけど、120円は払いたくない…という方、参考にしてみてください。2分もあれば、インストールできます。

HEVCコーデックの動画を再生しようとして「ビデオを再生するには、コーデックが必要です」エラーが表示されている画像

本記事は、Windows11での内容ですが、恐らくWindows10でも可能です。試していないので分かりません。

注意事項

本記事の方法は、いつ対策されるか不明です。無料版が存在している限りは使えると思いますが、いつかは廃止されると思います。今のうちにインストールしておけば、そのPCでは、今後も無料で利用できると思います。

本記事の方法を試す場合は、自己責任でお願いいたします。

「Microsoft」が直々に推奨している方法ではありません。外部サイトを利用する…といった方法ではないので、大丈夫だとは思いますが、確証はありません。

「HEVCビデオ拡張機能」を無料で入手する方法

「Microsoft Edge」ブラウザを開きます。もしかすると、「Google Chrome」や「Vivaldi」などの他ブラウザでもできるかもしれません。確認していません。

アドレスバーに以下のURLを入力して、Enterを押します。このURLは、Microsoftストアにあるアプリを、ブラウザから開く時のリンクとなっています。ブラウザでストアを開いて、「入手」にリンクされているURLを調べると、このような形になっています。

ms-windows-store://pdp/?ProductId=9n4wgh0z6vhq
「HEVCビデオ拡張機能」を無料でWindows11にインストールする手順画像1

貼り付けたら、「このサイトはMicrosoft Storeを開こうとしています」とダイアログが表示されます。「開く」をクリックします。

「HEVCビデオ拡張機能」を無料でWindows11にインストールする手順画像2

「Microsoft Store」が起動します。ポイントは2点です。

  • 「購入」ボタンが「インストール」ボタンになっている
  • 名前が「HEVCビデオ拡張機能」ではなく、「デバイス製造元からのHEVCビデオ拡張機能」になっている

この状態を確認できたら、「インストール」をクリックします。

「HEVCビデオ拡張機能」を無料でWindows11にインストールする手順画像3

正常にアプリがインストールできたら、HEVCコーデックの動画のサムネイルが、「「映画&テレビ」の動画サムネイルアイコン」から、中身の画像に変化します。この状態で開きます。

「HEVCビデオ拡張機能」を無料でWindows11にインストールする手順画像4

正常に再生されます。

HEVCコーデックの動画(山口県にある滝)を再生している画像

ちょっと詳しい解説

何でこの方法が使えるのか、少し解説します。といっても僕は初心者なので、詳しいことは分かりません。新しく作成された「HEVCビデオ拡張機能」の有料版のURLは、以下のようになっています。

https://www.microsoft.com/ja-jp/p/hevc-ビデオ拡張機能/9nmzlz57r3t7

上記リンクをブラウザで開くと、「120円(税込)購入」と表示されています。有料です。

「9nmzlz57r3t7」で開いた「HEVCビデオ拡張機能」の「Microsoft Store」ページ画像

一方で、無料で入手できる「HEVCビデオ拡張機能」のURLは、以下のようになっています。

https://www.microsoft.com/ja-jp/p/hevc-ビデオ拡張機能/9n4wgh0z6vhq

こちらをブラウザで開くと、「コードの使用」となっています。クリックすると、コードの入力画面が表示されて、無料入手できないようになっています。つまり、ページ自体は存在しているけれど、一般の人が入手できないようになっています。

「9n4wgh0z6vhq」で開いた「HEVCビデオ拡張機能」の「Microsoft Store」ページ画像

別の手段を考えてみました。思いついたのが、「ms-windows-store:」のURLスキームを使った方法です。Microsoftストアにあるアプリは、ブラウザ経由でアクセスできるようになっています。

書き方は、以下の通りです。Microsoftの公式サイトを参考にしました。

ms-windows-store://pdp/?ProductId=アプリのID

参考:アプリへのリンク – UWP applications | Microsoft Docs

この形式に従って、末尾の部分を、無料だった頃の「HEVCビデオ拡張機能」アプリIDに置き換えます。アプリIDは、ストアの末尾の部分です。今回の場合は、「9n4wgh0z6vhq」になります。

このリンクをブラウザ(Edgeなど)で開くと、無料版のストアページを開けました。普通にストアで検索しても、無料版のアプリはヒットしません。ブラウザで直接アプリIDを指定する必要があります。

Microsoftストアで「HEVCビデオ拡張機能」と検索した画像

感想

以上、Windows11に標準搭載しているアプリ「映画&テレビ」で、HEVCコーデックを再生するのに必要な「HEVCビデオ拡張機能」を、無料ダウンロードする方法でした。

「いつ廃止されるか分からない」といった理由から、やはり120円払ってもいいのなら、有料版を購入するのが一番だと思います。そもそもですが、「VLCメディアプレーヤー」などのフリーソフトでは、別途でコーデックをインストールしなくても、普通に「HEVC」を再生できます。

2022年4月30日Windows11