【YouTube】動画を一時停止した時、シークバーを消すCSS
2023年6月現在、YouTubeでは動画を一時停止しても、下部の各種ボタン、シークバーは非表示になりません。人によっては、スクリーンショットをする時に、この要素が邪魔かもしれません。
有志の方が作成したCSSが公開されています。適用することで、一時停止した時だけ、コントロールバー全体を非表示にできます。再生中は通常どおり表示されます。
本記事は、Chrome拡張機能・Firefoxアドオンを利用できるPCブラウザ限定です。スマホのアプリ版ではできません。
リリース元:hori68
インストール方法
最初に、ウェブサイト(ここではYouTube)にCSSを適用できるChrome拡張機能を導入する必要があります。本記事で紹介する有志が作成したCSSは、Stylusという拡張機能に最適化されています。こだわりがない場合は、Stylus拡張機能をインストールしたほうが、導入がらくちんだと思います。
「Stylus」拡張機能は、Chromeウェブストアからインストールできます。Firefox版もあります。
「Chromeに追加」をクリックしてインストールします。
右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。
CSSを適用できるChrome拡張機能は他にもいくつかあります。当サイトでは、主に「Stylebot」を紹介しています。少々手間ですが、「Stylebot」に導入することも可能です。「Stylebotを導入していて、わざわざStylusは入れたくない!」という場合でも、大丈夫です。
YouTubeを一時停止した時、下部のシークバーを非表示にするCSS
以下のサイトからCSSをダウンロードできます。僕が作成したわけではありません。
「Install Style」ボタンをクリックします。
「Added」になればインストール完了です。
「Install Style」ボタンは、「Stylus」用です。それ以外の拡張機能を利用している場合、ポップアップの下部にある「SHOW CSS」をクリックします。
CSSが表示されます。最初の「@
」で始まっているコードは不要な部分です。それより下をコピーします。今回のCSSだと、「div
」から始まっている3行目からが必要なコードです。今後のCSSアップデートにより、状況は変わるかもしれません。
最後の括弧も不要です。(}
)最後の括弧があると多分CSSが動作しません。
コピーしたCSSをStylebotなどの拡張機能のスタイルシートに貼り付けます。
「YouTube」にアクセスします。「Stylus」の拡張機能アイコンをクリックします。インストールした後だと、「YouTube 一時停止で映像だけ表示
」というスタイルが追加されています。チェックが入っていれば有効になっています。
YouTubeで適当に動画再生ページを開きます。動画を一時停止すると、下部のコントロールバー(再生や音量、現在位置のバー)が非表示になります。マウスを近づけると表示されます。一時停止してスクリーンショットを撮影する時、余計な要素が映らなくなります。
一時的に無効化したい場合は、「Stylus」のポップアップを開いて、「YouTube 一時停止で映像だけ表示
」のチェックを外します。完全に不要になったら削除します。
感想
以上、PCウェブサイト版「YouTube」で、動画を一時停止した時、下部に表示されるコントロールバー(シークバー)を非表示に隠すCSSでした。
頻繁にスクリーンショットを撮影する場合は、「Enhancer for YouTube」などの拡張機能を使って、コントロールバー内にキャプチャーボタンを設置するといいかもしれません。ワンクリックでスクリーンショットを撮影できます。
余談ですが、マウスホバーした時、若干暗くなるグラデーションは、同じくCSSを使うことで削除できます。