【YouTube Video Effects】動画にフィルターをかける拡張機能

2022年3月12日YouTube関連

YouTube Video Effectsのアイコン

この記事では、YouTube動画に彩度、コントラスト、色合いなどのエフェクト(フィルター)をかけられるChrome拡張機能「YouTube Video Effects」について書きます。

Firefoxアドオンも用意されています。

YouTube Video Effectsのスクリーンショット

YouTube動画にエフェクトをかける拡張機能です。拡張機能ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューから設定できます。あらかじめ用意されているエフェクトの中から選択できます。クリックですぐに切り替えれます。

例えば、以下のようなフィルターが用意されています。僕が確認したところ、全部で58種類のフィルターが用意されていました。

  • 古いカメラ風(Old Movie)
  • 水滴(Water Drops)
  • ネオンライト(Neon Light)
  • 白黒(Grayscale)
  • ぼかし(Blur)
  • 彩度(More Saturation)
  • シャープ(Sharpen)
  • コントラスト(Contrast)
  • 露出(Exposure)

Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。

エフェクトをかけることで、いつもと違った雰囲気でYouTubeを楽しめます。個人的には彩度強化が好きでした。また、エフェクト変更だけでなく、自動的に任意の画質に設定する機能、オーディオエンハンサー機能なども用意されています。

実際に使ってみた動画を貼っておきます。

リリース元:HTCom
記事執筆時のバージョン:3.2.4.6(2022年2月2日)

ダウンロード方法

Chromeウェブストアからインストールできます。

Firefoxをご利用の場合

Firefoxをご利用の方は、以下のFirefoxアドオンストアからインストールできます。

「Firefoxへ追加」をクリックします。

「Chromeに追加」をクリックします。

YouTube Video Effects - Chrome ウェブストア

右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。

右上に拡張機能ボタンが追加されればOK

使い方

YouTubeにアクセスして、右上の拡張機能ボタンをクリックします。

エフェクトを適用できる画面が表示されるので、好きなエフェクトを選択します。デフォルトが「No Filter(フィルターなし)」です。

YouTube Video Effectsのポップアップ

試しに、「Filter 01: Memory」にしてみました。適用前と適用後の比較画像を貼っておきます。変更したいフィルターをクリックするだけで、瞬時に反映されます。

YouTube Video Effects適用前と適用後の比較画像

いくつか適用してみた画像を貼っておきます。

「Crystal Ball」にすると、クリスタルボール風になります。端っこが暗くなって表示されなくなりました。

YouTube Video Effects Crystal Ball

「Old Movie」にすると、古いカメラで撮影した風になります。最新のYouTube動画も、あっという間に古臭くなります。

YouTube Video Effects Old Movie

「Water Drops」にすると、画面上に水滴が表示されます。

YouTube Video Effects Water Drops

「Festival of Colors」にすると、クラブにいるかのような雰囲気を味わえます。

YouTube Video Effects Festival of Colors

「More Saturation」にすると、彩度が強化されます。個人的に一番使い勝手がいいかなぁと思いました。

YouTube Video Effects More Saturation

オーディオエンハンサー

ポップアップ内右側でオーディオエンハンサー機能を利用できます。僕は詳しくないのですが、音質などを調節できます。

オーディオエンハンサー機能も搭載されている

設定

拡張機能の右クリック→オプションをクリックします。

拡張機能の右クリック→オプション

設定画面が開きます。

YouTube Video Effectsのオプション

以下の設定ができます。

YouTube Video QualityYouTubeの画質
Advanced Options詳細オプション
-Auto loop current video-現在の映像を自動ループ
-Add infinity mode-インフィニティモードの追加
-Remove black bars around video-映像の周りの黒帯を消す
-Auto pause and play-自動再生の停止
-Turn light OFF-照明の消灯
-Picture-in-Picture (F9)-ピクチャーインピクチャー(F9で切り替え)
-No wait between tracks-トラック間の待ち時間がない
-Custom subtitles style-カスタム字幕スタイル

「YouTube Video Quality」で画質を設定すると、自動的にその画質に合わせるように調整してくれます。例えば、Wi-Fiはしっかり接続されているのに、なぜかHD(1080p)ではなく、低画質の480pになる…といった時に便利です。1080pに設定しておけば、自動的にその画質になります。Wi-Fiが弱い、設定した画質が動画側で用意されていない場合は、一つ下の画質になります。

とりあえず、高画質の1080pを選択しておけば問題ないかと思います。

横にオレンジのアスタリスクがついている項目は、現在使うことができない項目です。例えば、「Turn light OFF」、「No wait between tracks」などは利用できません。

広告(CM)をブロックする機能もあったようですが、Googleから許可がおりなかったため廃止したようです。

YouTubeの広告をブロックする方法は?

uBlock Origin」や「YouTubeのための自分好み」を利用することで、YouTubeの広告をブロックできます。

詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

YouTubeプレミアムの加入ポップアップを非表示にする記事ですが、CMなどを削除するのにも応用できます。

感想

以上、YouTube動画にフィルター(エフェクト)をかけられるChrome拡張機能「YouTube Video Effects」についてでした。

余談ですが、タブレットでYouTube動画を寝ながら見るには、「アームスタンド」があると便利です。仰向けで両手を使わずに動画鑑賞できます。スマホでも使えます。

2022年3月12日YouTube関連