YouTubeのショート動画を普通の動画として表示する拡張機能

2022年4月21日YouTube関連

Youtube-shorts blockのアイコン

この記事では、YouTubeのショート動画を、通常の動画リンクに置き換えてくれるChrome拡張機能「Youtube-shorts block」について書きます。

ショート動画を完全抹消するオプションも用意されています。

Youtube-shorts blockのイメージ画像

YouTubeのショート動画(スマホに最適化された縦長の動画)を、PCでも見やすいように通常の動画に置き換えて表示してくれるChrome拡張機能です。

ショート動画を再生すると、本来なら、再生バーが表示されないレイアウトで表示されますが、本拡張機能を導入した状態だと、通常の動画リンクに自動的に置き換えて表示してくれます。通常の動画と同じレイアウトになるので、再生バーが表示され、再生地点の位置を調整できます。

ショート動画って、PCで見るには不便だと思いませんか?

プログレスバー(赤いバー)がないので、後戻りや先送りができないし、コメント欄を見るのも一苦労です。スマホ向けなだけあって、PCだとかなり使いにくいレイアウトになっています。

本拡張機能を導入することでサクッと元の動画で表示してくれます。コメント欄もいつも通りスクロールするだけで閲覧できます。そもそもショート動画を非表示にする、左側サイドバーの「ショート」という項目を非表示にするオプションも用意されています。

「PCでYouTube見るけど、ショート動画うざい!非表示にしたい!せめて、通常のレイアウトで見たい!」という方におすすめです。

Chrome拡張機能だけでなく、Firefoxアドオンも用意されています。

こんな拡張機能もあるよ!

本記事で紹介する拡張機能は、「ショート動画は見たいけど、あのレイアウトが苦手…」という方向けです。逆に、ショート動画を一切表示してほしくない場合は、「No YouTube Shorts」がおすすめです。

YouTubeのホーム、急上昇、各チャンネルの動画欄に表示されるショート動画を非表示にします。

各チャンネルのホームに表示されるショートを非表示にしてみた比較画像

リリース元:doma_itachi
記事執筆時のバージョン:1.3.0(2022年8月26日)

ダウンロード方法

Chromeウェブストアからダウンロードできます。

Firefoxをご利用の場合

「Chromeに追加」をクリックします。

Youtube-shorts block - Chrome ウェブストア

右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。

一度設定したら、ボタンは利用しないので、右クリック→ボタンを隠すで非表示にしておくとスッキリしていいかもしれません。

Youtube-shorts blockの右クリック ボタンを隠す

使い方

本拡張機能を導入した状態で、YouTubeのショート動画を再生します。左側サイドバーの「ショート」をクリックすると、すぐにショート動画を開けます。

YouTubeの左側サイドバーにある「ショート」をクリック

通常だと、以下のようにショート動画専用のレイアウトで表示されます。再生バーがないため、再生地点の変更、スキップ、前に戻るなどの操作ができません。クリック(タップ)で一時停止は可能です。

YouTubeのショート動画をPCで見た時の画像

本拡張機能を導入した状態だと、以下のように通常の動画で表示されます。ショート動画のように次のショートに移動する…といったことはできませんが、通常の動画として表示されるので、再生バーでの操作、関連動画・コメント欄の閲覧が可能です。

Youtube-shorts blockを導入した状態の画面 ショートが通常動画として表示される
注意点

本拡張機能を導入した状態でも、普通のショート動画として表示される場合、一旦ページをリロード(F5)してみてください。

ショート動画のページでリロードすると、正常に普通の動画として表示されると思います。

設定

拡張機能ボタンをクリックします。左下にオンオフボタンがあります。オフにすると、ショート動画がそのまま表示されます。

オプションを開きたい場合は、右上のミートボールメニュー(三点ボタン)をクリックします。

Youtube-shorts blockのポップアップ

2022年8月時点では、2つのオプションが用意されていました。有効にしたい項目にチェックします。チェックしたら、YouTubeのページをリロードします。

Youtube-shorts blockのオプション

ショート動画を通常のリンクで開く機能

オンオフボタンをオフにすると、ショート動画がそのままのUIで表示されます。

その場合、ショート動画の右横に雷の開くボタンが表示されます。このボタンをクリックすると、通常のリンクで開きます。本機能は、2022年8月に公開されたバージョン1.3.0から実装されました。

バージョン1.3.0から実装されたショート動画を通常リンクで開くボタンの画像

左メニューの”ショート”タブを非表示

「左メニューの”ショート”タブを非表示」をオンにすると、左側サイドバーの「ショート」という項目が非表示になります。

ナビゲーション項目の「ショート」が非表示になる

そもそもショート動画にアクセスする近道を断つということですね。

ショート動画を非表示(安定しない可能性あり)

「ショート動画を非表示」をオンにすると、ショート動画にアクセスした時に、最初から通常の動画として表示されます。実際にオンにする前と後の比較動画を貼っておきます。

感想

以上、YouTubeのショート動画を、通常の動画として表示するChrome拡張機能「Youtube-shorts block」についてでした。

本音を言うと、ショート動画のようなサクサク見れる感じは維持したまま、PCでも見やすいように、再生バーを実装してほしいですね。

ショート動画って、ぎゅぎゅっと情報が詰め込まれているので、ちょっと目を離すと、すぐ理解が追い付かなくなることがあります。

そんな時に、再生バーで巻き戻しできたらいいのになぁと思います。もしかすると、既に先人がそういった拡張機能を開発しているかもしれませんね。また見つけたら記事にしたいと思います。

2022年4月21日YouTube関連