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【AutoplayStopper】YouTube動画などの自動再生を停止する拡張機能

2023年3月6日Chrome拡張機能

「AutoplayStopper」のアイコン

この記事では、YouTubeなどの動画を新しいタブで開いた時、勝手に再生を開始しないようにするChrome拡張機能「AutoplayStopper(オートプレイストッパー)」について書きます。

【AutoplayStopper】YouTube動画などの自動再生を停止する拡張機能

通常、「Vivaldi(ヴィヴァルディ)」や「Chrome」ブラウザで、YouTube動画を新しいタブ、あるいはバックグラウンドタブで開いて、そのタブを開くと、勝手に再生が開始されます。

Firefox」や「Floorp」ブラウザなどでは、新しいタブで開いても、サムネイルが表示されて、勝手に再生が開始されません。

本拡張機能を利用することで、ChromeやVivaldiブラウザでも、YouTubeが勝手に再生されるのを防ぐことができます。

設定から、除外リストを作成できます。YouTubeの自動再生はブロックして、別のサイトでは自動再生を許可する…といったようにできます。

Chrome拡張機能だけで、Firefoxアドオンは用意されていません。

リリース元:yochaim
記事執筆時のバージョン:1.9.8(2022年12月7日)

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。

「Chromeに追加」をクリックします。

「AutoplayStopper(オートプレイストッパー)」をインストールする手順画像1

拡張機能のオーバーフローメニュー内に、拡張機能ボタンが追加されればOKです。

「AutoplayStopper(オートプレイストッパー)」をインストールする手順画像2

使い方

YouTube動画を新しいタブで開きます。試しに、僕の動画で試してみます。

YouTubeにアクセスした時、インストールした「AutoplayStopper」拡張機能アイコンの右上に数字が表示されると思います。数字が表示されたら、そのサイト上で有効になっているということです。

「AutoplayStopper」のポップアップ画面

動画は、サムネイルを右クリック→「バックグラウンドのタブでリンクを開く」、あるいは「新しいタブでリンクを開く」から開けます。

YouTube動画を新しいタブで開く手順画像

本拡張機能を導入した状態だと、自動再生されません。サムネイルが表示されて、1回左クリックすることで開始されます。

YouTubeの動画プレーヤー画面画像
同一タブで開いた場合は、拡張機能に関係なく、自動再生される

YouTubeの仕様なのか、他の動画サイトでも同じなのか分かりませんが、同一タブで開いた動画は、拡張機能の設定関係なしに、自動再生されます。これは、ChromeやVivaldiだけでなく、Firefoxでも同じでした。

あくまで、拡張機能が動作するのは、新しいタブで開いた時です。

動画も撮影したので貼っておきます。

特定のサイトでは動作しないように除外設定

初期では、全てのサイトで自動再生されないようになっています。「YouTubeでは自動再生を止めて、Twitchでは自動再生したい…!」という場合、除外サイトを設定してみましょう。

設定したいサイトにアクセスします。試しに、YouTube上で自動再生するようにしてみます。

拡張機能アイコンを左クリック→「Allow autoplay for https://www.youtube.com」をクリックします。「YouTube上で、自動再生を許可する」という意味です。

背景色が緑色になればOKです。この状態で、YouTubeを一度リロードします。(再読み込み)アイコン右上に数字が表示されないと思います。自動再生をブロックしていないためです。いつも通り、勝手に再生されます。

一時的に拡張機能を無効化する方法

拡張機能アイコンを左クリック→「Disable extension」をクリックします。

「AutoplayStopper」を一時的に無効化する手順画像1

ページをリロードすると、除外サイトの設定に関わらず、全てのサイトで、一時的に拡張機能が無効になり、通常通り自動再生されます。

「AutoplayStopper」を一時的に無効化する手順画像2

設定

設定を開く手順

拡張機能アイコンを右クリック→「オプション」をクリックします。

「AutoplayStopper」の設定画面にアクセスする手順画像

設定画面が表示されます。デフォルトの状態を設定できます。

「AutoplayStopper」の設定画面画像1

「Autoplay」のデフォルト状態について

僕は英語が全くできないので、推測になりますが、「Autoplay」が動画に関する自動再生です。

「Flash」は、分かりません。「Flash」というものを許可するか、ブロックするかの項目になります。僕は、どういったサイトで「Flash」が利用されるのか分からなかったため、検証できませんでした。

自動再生(Autoplay)に関しては、2つのオプションが用意されています。

Autoplay Default Mode(自動再生のデフォルト状態)
Block Autoplay自動再生をブロックする
Allow Autoplay自動再生を許可する

本拡張機能の初期値は、「Block Autoplay」になっています。つまり、YouTube動画などの全てのサイトで、自動再生をブロックするという意味です。自動再生してほしい場合は、「Allow Autoplay」にします。

例えば、「基本的に自動再生を許可して、一部サイト(例:YouTube)だけでは、ブロックしたい」という場合、「Allow Autoplay」にして、除外サイトで、YouTubeだけをブロックするようにします。

除外サイトの設定

Exceptionsボタンから、除外リストを作成できます。サイトのURLを入力して、「Behavior」で状態を設定します。

「AutoplayStopper」の設定画面画像2
「Apply」が押せない時の対処法

本記事公開時に、読者様から教えていただきました。感謝です。「https://www.youtube.com」といった感じで、「https://」を省略せずに入力する必要があります。「www.youtube.com」だとダメでした。

「AutoplayStopper」の設定画面画像3

入力できたら、Enterを押します。登録されて、「Apply」が押せるようになると思います。

これでも登録できない場合は、テキストファイル(json)のインポート・エクスポート機能を利用しましょう。本見出し最後にアコーディオンとして紹介します。

好きな場所に、テキストファイルを作成します。拡張子を「json」にします。

「Autoplay exceptions」にjsonファイルを読み込ませる手順画像1

jsonファイルをメモ帳などのテキストエディターソフトで開きます。以下のようにURLを記述します。前後の記号は、どれも必要なものなので、消さないように注意です。

[["https://www.youtube.com",1],["https://www.twitch.tv",1]]

上記コードだと、YouTubeとTwitch上で、自動再生を許可するという意味です。

「Autoplay exceptions」にjsonファイルを読み込ませる手順画像2

パターンとしては、以下の感じです。

[["〇〇〇",1],["〇〇〇",1],["〇〇〇",1],["〇〇〇",1]]

最初と最後を「[]」記号で囲んで、その中に、「[]」をさらに書き込みます。その中に、除外サイトのURL(ドメイン)を入力します。Twitterなら「https://twitter.com」です。「,」記号で区切ってから、同じように「[]」でサイトを書き込んでいきます。URLの次にある「,1」は、とりあえず書いておきましょう。そのサイトで許可するという意味です。

設定できる数字は、以下のようになっています。

設定できる状態&数字
Allow1
Block2
Block (strict)3
Block (shadow)4
Session8
Undefined0

書き込めたら、ファイル保存します。「AutoplayStopper」の設定画面にある「Import」ボタンをクリックします。作成したjsonファイルを選択します。

「Autoplay exceptions」にjsonファイルを読み込ませる手順画像3

除外サイトに追加されます。もし追加されない場合は、一度拡張機能の設定ページをリロードしてみてください。

僕の場合、書き方を間違えたjsonファイルをインポートした後、正しい書き方に直してインポートしても、できませんでした。一度ページをリロードして、再度インポートすると、うまく読み込めました。

一度追加してしまえば、「Behavior」で状態を選択できます。インポートした後は、「Apply」が押せるようになっています。保存できます。

「Autoplay exceptions」にjsonファイルを読み込ませる手順画像4

感想

以上、ChromeやVivaldiブラウザで、動画の自動再生を停止するChrome拡張機能「AutoplayStopper(オートプレイストッパー)」についてでした。

本来は、Chrome拡張機能を利用せずに、ブラウザ単体でオンオフできればいいんですけどねー。

2023年3月6日Chrome拡張機能