【Google翻訳】VivaldiやFloorpのサイドバーに最適化するCSS
本記事で紹介するCSSを使えば、「Google翻訳」の不要な部分を削除したり、強制的にダークモードにできます。
僕は、「Vivald(ヴィヴァルディ)」や「Floorp(フロープ)」ブラウザのサイドバーに、Google翻訳を登録しています。
サイドバーは、通常のタブで開いた時よりも、不要なコンテンツが目立ってしまいます。僕の場合、ヘッダーや、「テキスト」、「ウェブサイト」などのボタンが不要です。ここの部分を削除して、もう少しサイドバー内で広々と翻訳したいと思いました。

基本的にChrome拡張機能・Firefoxアドオン「Dark Reader」を使って、ウェブサイトを強制的に黒くしています。しかし、サイドバーには本拡張機能が動作しません。普段ダークモードで使っているGoogle翻訳が、サイドバーだと通常のライトモードなので、眩しく感じました。
そこで、「Stylus」を利用します。ウェブサイトにCSSを適用できるChrome拡張機能・アドオンです。似たような拡張機能で「Stylebot(スタイルボット)」がありますが、そちらはウェブパネルに反映されません。「Stylus」は、通常のタブ内だけでなく、サイドバーに登録したパネルにも、CSSが反映されます。
インストール方法
Chromeブラウザの場合は、Chromeウェブストアからインストールできます。
詳しい使い方については、下記記事を参考にしてみてください。
Google翻訳をサイドバー用にカスタマイズする手順
CSSの紹介
「Google翻訳」を開きます。サイドバーではなく、通常のタブで開きます。今回は、Firefoxベースのブラウザ「Floorp」で試してみます。
開いたら、インストールした「Stylus」アイコンをクリック→「translate.google.co.jp」をクリックします。

新しいタブでスタイルシートが表示されます。ここにコードを書いていきます。

今回、僕が使ったコードは、以下になります。ヘッダー周辺を排除して、背景をダークモードにするCSSです。
/*ヘッダー削除*/
#gb {
display: none !important;
}
.VjFXz {
display: none !important;
}
/*ヘッダー下にある「テキスト」、「ドキュメント」、「ウェブサイト」など削除*/
.hgbeOc.EjH7wc {
display: none !important;
}
/*色を反転させる。(白→黒)*/
body {
filter: invert(1) hue-rotate(180deg) !important;
}
/*翻訳結果の背景色*/
.QcsUad.BDJ8fb:not(.Jj6Lae) {
background: #bdcee3 !important;
}
書き込めたら、左側の「保存」をクリックします。

「Google翻訳」ページに戻ります。「Stylus」アイコンをクリックして、「translate.google.co.jp」にチェックが入っていることを確認します。入っている間は、有効になっているということです。

Vivaldiブラウザの場合、ウェブパネルに登録したGoogle翻訳をリロードします。これで、CSSが反映されます。
Floorpのサイドバーに反映させる方法
「Floorp」ブラウザには、デフォルトで「Google翻訳」が登録されています。
しかし、そのままだと反映されません。一度、デフォルトで登録されている「Google翻訳」を削除します。パネルアイコンを右クリック→「このパネルをサイドバーから削除」から消せます。

削除したら、タブのGoogle翻訳に戻ります。上記CSSを適用している間は、ダークモードになっていると思います。この状態で、空いているところを右クリック→「このページをウェブパネルに追加」をクリックします。

「変更を保存」をクリックします。

これで、CSSが適用された状態のGoogle翻訳が、ブラウザーマネージャーサイドバーに登録されます。ヘッダーが削除されて、背景が指定した色になります。

感想
以上、「Google翻訳」をウェブパネル用にCSSでカスタマイズする方法でした。
目に優しい状態になり、良きです。
「Floorp」ブラウザのブラウザーマネージャーサイドバーについては、下記記事を参考にしてみてください。