【Search on Google Lens】Googleレンズを使えるようにする拡張機能

この記事では、FirefoxやVivaldiブラウザで、Chrome独自の機能であるGoogleレンズを使えるようにする拡張機能「Search on Google Lens(サーチ・オン・グーグル・レンズ)」について書きます。
拡張機能をインストールすると、画像の右クリックメニュー内に、新しく項目が追加されます。クリックすると新しいタブが開いて、Googleレンズの画像検索結果ページを表示します。Chromeと同じ感覚で利用できます。
Vivaldi、EdgeなどのChromiumベースのブラウザ、Firefoxのブラウザで利用できます。
実際に使ってみた動画を貼っておきます。「Floorp(フロープ)」と呼ばれるFirefoxベースのブラウザで試しています。
2021年8月に、PC版Chromeにて「Googleレンズ」が実装されました。
画像検索して、類似画像を探してくれる機能です。ブランドの財布や服なら、詳細なブランド名、値段を表示してくれます。植物や動物なら、名前を教えてくれます。現代のAI技術の結晶といった感じです。
2021年8月以前は、スマホのみで対応していました。2021年8月以降、PC版でも使えるようになりました。
Chromeで実装された=Chromiumベースのブラウザなら、利用できると思っていたのですが、Googleの戦略なのか、Chromeブラウザのみ対応で、それ以外のブラウザでは使えないようになっています。
本記事で紹介する拡張機能・アドオンを利用することで、Chrome以外のChromiumベースのブラウザ、さらにはChromiumベースではないFirefoxブラウザでも利用できるようになります。
リリース元:typeling1578
記事執筆時のバージョン:1.4.2(2022年06月13日)
インストール方法
FirefoxベースかChromiumベースのブラウザかでインストール方法が異なります。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。
使い方
右クリックメニューから利用する
本拡張機能を導入した状態で、ブラウザを起動します。
Googleレンズで調べたい画像を右クリックします。画像上の右クリックじゃないと表示されないので注意です。新しく、「Search on Google Lens」という項目が追加されているのでクリックします。

Vivaldiブラウザの画像上で右クリックしても「Search on Google Lens」が表示されないという場合は、表示する設定にしていない可能性があります。
Vivaldiの設定画面(Ctrl+F12)を開きます。左側の「外観」をクリックします。メニューのカスタマイズで、「画像」を選択します。
右側のコマンドから「拡張機能」という項目を探して、左側にドラッグ&ドロップします。「コマンドを検索」に入力すると、すぐに見つけられると思います。「拡張機能」が「内容」に登録されたらOKです。

画像の右クリックメニューに拡張機能が表示されます。

「画像」だけでなく、「リンク」にも追加することをおすすめします。

「リンク」に追加することで、画像にURLがリンクされている場合でも利用できます。

クリックすると、1秒ほど待ちます。新しいタブで、Googleレンズの検索結果が表示されます。

僕が持っている「Paul Smith」ブランドのミニ財布で試してみました。ちゃんとブランド名、値段を表示してくれました。

マウスもできました。僕が持っているマウスは、「Logicool G PRO ワイヤレス」です。軽くて最高です。

生き物、植物などもできます。

専用のタブ内
本拡張機能には、専用のメニューも用意されています。専用のメニューからだと、ローカル上のファイルを指定できます。インターネット上の画像以外も、Googleレンズで調べられます。
右上の拡張機能アイコンをクリックします。

専用のタブが表示されます。「ファイルを選択」から、調べたい画像を指定します。

選択したら画像が表示されます。画像下にあるボタンをクリックします。

ローカル上の画像がGoogleレンズで検索されます。

Firefoxでも同じように利用できます。

感想
以上、Chromeの「Googleレンズで画像を検索」機能を、Chrome以外のブラウザで使えるようにする拡張機能「Search on Google Lens(サーチ・オン・グーグル・レンズ)」についてでした。
AIの力すごいです。