【Vivaldi Social】トゥート入力画面をダークモードにするCSS
この記事では、「Vivaldi Social(ヴィヴァルディ・ソーシャル)」の投稿入力画面をダークモードにする方法(CSS)を書きます。
設定からは変更できないので、ウェブサイトに自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」、あるいは「Stylus(スタイラス)」を使います。
通常、ユーザー設定→外観→サイトテーマを「ダーク」にしていると、下記画像のように、トゥート入力画面は、明るい白色になります。
ここも、周りのダークモードと同じで、暗い色にしたいと思いました。標準の設定からは変更できないので、CSSを利用します。好きな色にできます。
本記事は、「Vivaldi Social」画面での解説ですが、もしかしたら、「Mastodon(マストドン)」の他のインスタンスでも使えるかもしれません。試していないので分かりません。
「Vivaldi Social(ヴィヴァルディ・ソーシャル)」」については、以下の記事を参考にしてみてください。2022年11月からサービス開始したSNS(サーバー)です。
インストール方法
ウェブサイトに、自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot」を利用します。Chrome拡張機能だけでなく、「Microsoft Edge」と「Firefox」版もあります。
Chromeウェブストアからインストールできます。
Vivaldiのサイドバーに登録した「Vivaldi Social」にも反映させたい場合、「Stylebot」ではなく、「Stylus」拡張機能を利用します。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。
「Chromeに追加」をクリックしてインストールします。
右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。詳しく使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
トゥート入力画面をダークモードにする手順
「Vivaldi Social」にアクセスします。右上にある「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「Stylebotを開く」をクリックします。
右側に白紙のサイドバーが表示されます。こちらにコードを書き込んでいきます。
/*トゥート入力ボックス背景色と文字色*/
.compose-form :is(.autosuggest-textarea__textarea, .spoiler-input__input) {
color: #fff !important;
background: #272b36 !important;
}
/*トゥート入力ボックスとツールバーの間にある見えない境界線*/
.compose-form .compose-form__modifiers {
color: #fff !important;
background: #313543 !important;
}
/*トゥート入力ボックス下にあるツールバーの背景色*/
.compose-form .compose-form__buttons-wrapper {
background: #313543 !important;
}
/*トゥート入力ボックス下にあるツールバーの文字色*/
.compose-form .compose-form__buttons-wrapper button {
color: #fff !important;
}
/*トゥート入力ボックス下にあるツールバーの文字数の色*/
.compose-form .compose-form__buttons-wrapper .character-counter {
color: #fff !important;
}
/*「ここに警告を書いてください」、「今なにしてる?」の文字色*/
:is(input, textarea)::placeholder {
color: #fff !important;
}
/*言語選択ドロップダウンをダークモード化*/
.language-dropdown__dropdown {
filter: invert(1) hue-rotate(180deg) !important;
}
/*ツールバーの絵文字背景色*/
.emoji-picker-dropdown__menu,
section[aria-label="絵文字を追加"] :is(.emoji-mart-bar, .emoji-mart-search, .emoji-mart-scroll, .emoji-mart-category-label span) {
background: #313543 !important;
}
/*ツールバーの絵文字欄文字色*/
.emoji-mart,
.emoji-mart-search input {
color: #fff !important;
}
/*ツールバーの絵文字欄ヘッダーのジャンルアイコン色*/
button.emoji-mart-anchor {
color: #fff !important;
}
/*スクロールバーの色*/
::-webkit-scrollbar-thumb {
background: #929292 !important;
border-radius: 30px !important;
}
それぞれの「color
」が文字色、「background
」が背景色になっています。HTMLカラーコードなどで指定します。こちらのサイトで調べられます。「!important;
」は、優先的にそのCSSを使うという意味です。書いていないと、正常にCSSが反映されない場合があります。
書き込めたら右上の「×」でスタイルシートを閉じます。
再度拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:social.vivaldi.net
)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は有効になっているということです。
導入後は、周りのダークに溶け込んだ暗めの色になります。「今なにしてる?」の文字色は白色にしています。
通常のレイアウトではなく、上級者向けUIでも動作します。
一時的に無効化したい場合は、「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「social.vivaldi.net
」をオフにします。完全に使わなくなった場合は書き込んだコードを削除します。
入力した文章の文字色
入力した文章を白色にしています。「トゥート入力ボックス背景色と文字色」の「color
」で変更できます。
言語選択ドロップダウンリスト
言語を選択するドロップダウンリストは、反転でダークモードにしています。無理やり色反転しているので、若干文字がにじんで見えます。色を直接指定したら、綺麗にできますが、めんどくさいのでやっていません。
絵文字選択ドロップダウンリスト
絵文字欄もダークモードにしています。ここは反転ではなく、背景色を直接指定しています。
スクロールバー
絵文字欄の背景をダークモードにすると、スクロールバーがちょっと見にくくなったので、別の色に変えています。絵文字欄の背景色によっては、変える必要ないと思います。
背景の「background
」だけでなく、角丸具合を調整する「border-radius
」も書き込んでいます。角丸が好きな僕の趣味です。不要な方は、書き込まないようにしましょう。
スクロールバーの横幅サイズを変更したい場合は、下記記事を参考にしてみてください。同じようにCSSを書き込むことで、好きなサイズに調整できます。
感想
以上、「Vivaldi Social(ヴィヴァルディ・ソーシャル)」のトゥート入力画面を、CSSでダークモードにする方法でした。
「Stylus」拡張機能の場合、ウェブパネルに登録した「Vivaldi Social」にも反映されます。もしかすると、デフォルトで登録されている「Vivaldi Social」だと機能しないかもしれません。その場合は、一度削除して、新しくウェブパネルとして登録してみてください。
Vivaldi5.6(マイナーアップデート4)以降、全ての拡張機能がウェブパネルで動作しなくなりました。これにより、「Stylus」も使えない状態になりました。Chrome拡張機能が及ぼす影響を考慮して、意図的に無効化されたようです。
現在、対応策を模索中とのことです。