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【Windows11】タスクバーの時計に曜日を追加表示する方法

2023年2月26日Windows11

Windows11のアイコン

この記事では、Windows11のタスクバー右下にある時計に、曜日(日月火水木金土)を追加する方法を書きます。

Windows11のタスクバーにある時計の表記を「2023/02/26 日」にした画像

Windows11のタスクバー右下にある時計は、初期だと「18:43 2023/02/26」といったように曜日が表示されません。人によっては不便かもしれません。

Windows11のタスクバーにある時計のスクリーンショット

コントロールパネルの地域設定から、曜日を表示できます。曜日だけでなく、時刻の形式も変更できます。「18:43」ではなく、「午後 18:43」といった表記にできます。「2023/02/26(日)」や、「2023年02月26日(日)」といったように、自由に変更できます。

タスクバーの初期書式の時計に満足していない方、参考にしてみてください。外部のソフトを利用しなくても、ある程度カスタマイズできます。

タスクバーの時計に曜日を追加表示する手順

コントロールパネルの設定から変更できます。

スタートメニューを開いて、検索窓に「地域」と入力します。恐らく、Windows11設定の「地域」と、コントロールパネルの「地域」の2つがヒットします。コントロールパネルのほうの「地域」を選択します。「時計と地球」アイコンが目印です。

Windows11のタスクバーにある時計に曜日を追加する手順画像1

ダイアログが開くので、下にある「追加の設定」をクリックします。

Windows11のタスクバーにある時計に曜日を追加する手順画像2

「日付」タブをクリックします。時刻をカスタマイズしたい場合は、「時刻」タブです。

Windows11のタスクバーにある時計に曜日を追加する手順画像3

データ形式の「短い形式」をクリックして選択します。書き込めるようになるので、末尾に半角空白を入れて、「dddd」、または「ddd」と追記します。

Windows11のタスクバーにある時計に曜日を追加する手順画像4
「dddd」と「ddd」の違い

表示する曜日の書式が異なります。

「dddd」にすると、「2023/02/26 日曜日」といったように、「曜日」の漢字が含まれます。「ddd」にすると、「2023/02/26 日」といったように、曜日(日月火水木金土)だけの表示になります。

データ形式の「yyyy/MM/dd dddd」と「yyyy/MM/dd ddd」の比較画像

フルで書くと、以下の書式になります。好みに応じて、好きな形式にしましょう。

<!--「2023/02/26 木曜日」といった書式にしたい場合-->
yyyy/MM/dd dddd

<!--「2023/02/26 木」といった書式にしたい場合-->
yyyy/MM/dd ddd

書き込めたら、下にある「適用」をクリックします。この時点で、タスクバーの時計が変更されます。もうカスタマイズしない場合は、「OK」でダイアログを閉じます。

Windows11のタスクバーにある時計に曜日を追加する手順画像5

無時に曜日が表示されます。「20:03 2023/02/26 日」という感じです。

Windows11のタスクバーにある時計に曜日を表示させた画像1

これで満足できる方はOKですが、僕のように少々気に食わなかった方は、次に解説する方法で、もっとカスタマイズしてみます。

【応用】曜日を丸括弧(まるかっこ)で囲む方法

僕の場合、曜日は丸括弧(まるかっこ)で囲まれているほうが見やすいです。「2023/02/26 (日)」といった感じです。

上記で紹介したデータ形式だと、半角空白があるとはいえ、日付と曜日の間隔が狭くて、日曜日が、「〇月〇日」の「日」と勘違いしてしまいます。

Windows11のタスクバーにある時計に曜日を表示させた画像2

どうにか丸括弧で表示できないか試してみると、無事にできました。

「yyyy/MM/dd'('ddd’)’」といったように、丸括弧を「シングルクォート記号(')」で囲んで書きます。

<!--悪い例(エラーが出ます)-->
yyyy/MM/dd(ddd)

<!--良い例(エラーが出ません)-->
yyyy/MM/dd'('ddd')'

「2023/02/26(日)」といったように、僕が見慣れている日付の書式になります。

Windows11のタスクバーにある時計に丸括弧で囲んだ曜日を追加した画像
【ポイント】シングルクォート記号で囲む

「yyyy/MM/dd(ddd)」といった感じで、曜日を直接丸括弧で囲んでみました。この場合、「短い形式に入力された1つ以上の文字が無効です。別の文字を入力してください」とエラーが表示されます。必ず、シングルクォート記号で囲みます。

Windows11のタスクバーにある時計の曜日を丸括弧で囲もうとして、エラーが出ている画像

半角空白や全角空白を入れることもできました。

<!--日付と曜日の間に半角空白を入れる場合-->
yyyy/MM/dd '('ddd')'

<!--日付と曜日の間に全角空白を入れる場合-->
yyyy/MM/dd' ('ddd')'

全角空白もシングルクォート記号で囲まないと正常に登録できませんでした。半角空白だけは、シングルクォート記号で囲まなくても認識してくれました。

Windows11のタスクバーにある時計に全角空白を入れて、曜日を追加した画像

シングルクォート記号で囲めば、どんな日本語も登録できます。例えば、境界線のスラッシュ記号が気に食わない場合は、「yyyy’年’M’月’d’日('ddd’)’」といった書式にするといいかもしれません。

yyyy'年'MM'月'dd'日('ddd')'

上記のデータ形式を適用すると、「2023/02/26(日)」という表記から、「2023年02月26日(日)」の表記に変わります。年月日表記です。

Windows11のタスクバーにある時計を年月日表記にした画像1

「ちょっと長いなぁ」という場合は、西暦を2桁表記にするのもありかもしれません。「yy’年’MM’月’dd’日('ddd’)’」です。もっと短くてもいい場合は、「MM」を「M」に、「dd」を「d」にすることで、先頭の0が削除されてスッキリします。

yy'年'MM'月'dd'日('ddd')'
Windows11のタスクバーにある時計を年月日表記にした画像2

曜日以外のカスタマイズについて

上記でちょっとだけ書いてしまいましたが、曜日以外にも沢山のバリエーションが用意されています。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

時計に秒を表示する方法

2023年05月24日公開のWindows11のアップデート「22621.1778(KB5026446)」から、標準で秒表示できるようになりました。

Windows11のタスクバー右下にある時計に秒を表示した画像

詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

感想

以上、Windows11のタスクバー右下にある日時に、曜日を追加する方法でした。

今回設定したデータ形式の「短い形式」は、タスクバーの時計だけでなく、エクスプローラーのファイル作成日時などにも利用されています。ここも変わります。

エクスプローラーのファイル更新日時のスクリーンショット

2023年2月26日Windows11