【Windows11】タスクバーの時計に秒を表示する方法

この記事では、Windows11のタスクバー右下にある時計に、秒を表示する方法を書きます。
2023年05月24日公開のWindows11のアップデート「22621.1778(KB5026446)」から、標準で秒表示できるようになりました。
タスクバーの空いているところを右クリック→タスクバーの設定→タスクバーの動作→「システムトレイの時計に秒を表示する(電力消費が増加します)」にチェックを入れることで、現在の時計の書式に関わらず、タスクバーの時計を秒表示にできます。
これまでWindows11では、タスクバーのシステムトレイにある時計に秒を表示することはできませんでした。外部のソフトなどを利用するしか方法がありませんでした。
しかし、2023年05月24日公開のWindows11のアップデート「22621.1778(KB5026446)」から、設定に秒表示のオプションが追加されました。先行版では、結構前から実装されていました。このたび、安定版にも降りてきました。アップデートすれば、誰でもサクッと秒表示できます。

自分が持っているPCのバージョンは、Windows11の設定→システム→一番下にある「バージョン情報」の「OSビルド」という部分で確認できます。
「22621.1778(KB5026446)」より古いバージョンの場合、設定→Windows Update→「更新プログラムのチェック」から、確認してアップデートできます。アップデートしないと、秒表示の設定項目は表示されません。
記事執筆時の筆者のWindows11バージョン:Windows11 Home 22H2 22621.1778(KB5026446)
Windows11でタスクバーの時計に秒を表示させる手順
タスクバーの空いているところを右クリックします。「タスクバーの設定」をクリックします。

タスクバーの設定が開くので、「タスクバーの動作」をクリックして、設定項目を展開します。

Windows11の最新バージョンにしている場合、ここに以前はなかった「システムトレイの時計に秒を表示する(電力消費が増加します)」という項目があると思います。チェックします。

読者様から教えていただきました。「22621.1778(KB5026446)」にアップデートしても、ここに項目がない場合があるようです。
その場合、設定→Windows Update→「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにして、「更新プログラムのチェック」をクリックします。恐らく、何かしらのファイルがインストールされて、PCを再起動すると、項目が追加されていると思います。

瞬時にタスクバーの時計が秒表示になります。一秒ずつ経過していき、現在何分の何秒なのか、すぐに確認できます。

僕は、以下の記事のように、書式を自分が見やすいようにカスタマイズしています。カスタマイズしている場合でも、秒表示は可能です。
チェックしても表示されない場合
スタートメニューを開いて、検索窓に「地域」と入力します。
Windows11設定の「地域」と、コントロールパネルの「地域」の2つがヒットします。コントロールパネルの「地域」を選択します。アイコンが目印です。

ダイアログが開くので、下にある「追加の設定」をクリックします。

「時刻」タブをクリックして、「時刻(長い形式)」に秒を表す「ss
」が記述されているか確認します。表示されていない場合は、末尾に「ss
」を半角で追加します。

上記画像では「tt h:mm:ss
」となっています。こうすることで、実際の時計表示は「午後 4:55:57
」といった感じになります。
tt h:mm:ss
区切り記号は自由に変更できます。「:
」は嫌で、日本語がいい場合は、以下のようにします。
tt HH'時'mm'分'ss'秒'
「〇時〇分〇秒
」といった感じで、日本語区切りの秒表示になります。

感想
以上、Windows11のタスクバーにある時計を秒表示にする方法でした。
電力消費が増加すると書かれていますが、実際のところ、どの程度増加するのかは不明です。少なからず負担は増える気がします。それでもいい方だけオンにしてみましょう。