Vivaldi、Chrome、Edge、Windowsをダークモードにする方法

2021年9月7日豆知識系

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この記事では、4つのブラウザ(ChromeVivaldiMicrosoft EdgeFloorp)とWindows10、Windows11でダークモードにする方法について書きます。

ダークモードにすることで、目の疲労が軽減するので作業が捗ります。

Chrome 、Vivaldi 、Edge ブラウザでダークモードにしてみた画像

ダークモードとは、黒を基調とした外観のことです。

背景色が黒になり、文字が白になります。通常は、背景が白、文字が黒です。

Vivaldi、Chrome、Edge、Floorp(Firefoxベース)などの各ブラウザは、それぞれダークモードに対応しています。

標準でダークテーマが適用できるブラウザもあれば、テーマの拡張機能を導入する必要があったりと、ブラウザによって方法は異なります。

どちらにせよ、初心者でもできます。

Windowsにもダークモードが存在しており、数回のクリックで、サクッとダークモードにできます。具体的には、エクスプローラー、スタートメニューなどの背景が黒になります。

Windows10、Windows11どちらもできます。

本記事では、それぞれのブラウザ、Windows 全体をダークモードにする方法について書きます。

黒を基調とした外観にすることで、目の疲労を軽減できます。色々調べてみたんですが、どうやら科学的な根拠はないようです。

しかし、ライトモードとダークモードを比較した時に、明らかに目が疲れるのはライトモードの方でした。こればっかりは、僕の感想なんですけどね。

僕は、最近までライトを利用していたのですが、ダークを試してから、もっぱら黒派になりました。

Google  ライトモードとダークモードの比較

ダークモード最高!

目にとにかく優しいので、騙されたと思って試してみてほしいです。

ブラウザ

ブラウザごとで、設定方法が異なります。

自分のブラウザに合わせて、参考にしてみてください。

ChromeのアイコンGoogle Chrome

Chromeは、テーマの拡張機能を導入する必要があります。

または、Windowsのテーマをダークにすると、自動的にChrome 上もダークになります。

エクスプローラー、スタートメニューなどのWindows 上もダークで問題ない場合は、そちらから設定してみましょう。(設定方法は、こちら

Chromeを起動します。

Chromeのライトモード(通常)

起動したら、テーマストアにアクセスします。

ポイント

Chromeの設定からでもアクセスできます。

右上のケバブメニュー→設定をクリックします。

Chrome ケバブメニュー 設定

デザインをクリックして、「テーマ」をクリックします。

デザイン テーマ

黒系のテーマが表示されるので、好きなテーマを選択します。

今回は、「Material Dark Theme Dark Chocolate」にしてみます。

Chrome ウェブストア ダークトーンのテーマ

「Chromeに追加」をクリックします。

Material Dark Theme Dark Chocolate

「テーマ〇〇をインストールしました」と表示されればOKです。

テーマ「「Material Dark Theme Dark Chocolate」をインストールしました 元に戻す

ダークモードになります。

Chromeがダークモードになる

注意点ですが、テーマはタブやホームのみの適用で、ウェブサイトには反映されません。

タブなどのブラウザ本体はダークモードになるがウェブページには反映されない

Googleの検索結果をダークにしたい場合は、こちらを参考にしてみてください。Google 上でダークモードにできます。

Googleの検索結果以外のウェブサイトをダークモードにしたい場合は、Chrome拡張機能の「Dark Reader」がおすすめです。

ワンクリックでオンオフ切り替え、個別ページごとにブラック・ホワイトリストの登録などができます。

VivaldiのアイコンVivaldi

Vivaldiは、標準でダークテーマが備わっているので、切り替えるだけです。

テーマストアもあるので、そちらからダウンロードすることもできます。Vivaldiテーマストアからダウンロードする方法は、以下の記事を参考にしてみてください。

画面左上のVivaldiアイコン→設定をクリックします。Ctrl+F12でも開けます。

Vivaldiメニュー 設定

左側のメニューからテーマをクリックします。

ライブラリー内の中から、Dark、またはIssunaを選択します。

テーマ DarkかIssunaを選択

タブバー、設定などのダイアログ、アドレスバー・ブックマークバーなどのツールバー、スタートページの背景画像などがダークモードになります。

Vivaldiがダークモードになる

Chromeと同様で、ウェブページに対しては反映されません。

ウェブサイトもダークにしたい場合は、Chrome拡張機能「Dark Reader」を利用しましょう。

合わせて読みたい

Vivaldiテーマストアから、無料で入手できるおすすめダークテーマについて、以下の記事に書いています。

気になった方は、参考にしてみてください。といっても、ほぼ僕が作成したダークテーマの宣伝みたいな感じです。

ダークブルー系だと、「Starry Skies of Japan」とかがおすすめです。

「Starry Skies of Japan」のテーマ

Microsoft EdgeのアイコンMicrosoft Edge

Microsoft Edgeを起動したら、画面右上のケバブメニュー(三点ボタン)→設定をクリックします。

Microsoft Edge ケバブメニュー 設定

左側のメニューから外観をクリックして、全体的な外観か、タブのみの色を変更できます。

今回は全体的にダークテーマにするために、「全体的な外観」のダークを選びます。

外観 ブラウザーのカスタマイズ

Microsoft Edge 上で、ダークモードになります。

Microsoft Edgeがダークモードになる

FloorpのアイコンFloorp(Firefox)

本記事で紹介するブラウザの中で、最もリリース日が新しい新鮮ぴちぴちのブラウザFloorpでのダークモード方法も書きます。

Firefox ベースなので、Firefoxを利用している方だと、既に知っているかもしれません。

起動して、右上のケバブメニュー(三点ボタン)→アドオンとテーマをクリックします。

Floorp ケバブメニュー アドオンとテーマ

テーマ設定画面が開くので、ダーク(Floorpの場合は、マテリアルダークという名称)の「有効化」をクリックします。

テーマ マテリアルダークを有効化

ダークモードになります。

Floorpがダークモードになる

GoogleのアイコンGoogleの検索結果

Googleの検索結果ページをダークにできます。ChromeやVivaldiなど、ブラウザ関係なしに利用できます。

Google にアクセスして、適当な語句で検索します。検索結果ページが開ければ、どんな単語でもOKです。

右上の歯車をクリックします。

Googleの検索結果 右上の歯車ボタンをクリック

右側からクイック設定パネルが表示されます。外観を「ダークモード」に設定します。

クイック設定パネル 外観をダークモードにする

Googleの検索結果がダークモードになります。目に優しいです。

Googleの検索結果がダークモードになる

変更しない限りは、別単語で検索、別タブ・別ウィンドウで開いてもテーマを維持してくれます。

ダークモードから元のライトモードに戻すには、同じ手順で外観を「ライトモード」、または「デバイスのデフォルト」に設定するだけです。

Windows

ダークモードがあまりにも好きな場合は、Windows 全体をダークモードにしてみましょう。黒が大好きな方におすすめです。

Windows10

スタートボタン→設定をクリックします。

Windows10のスタートメニュー

左側のメニューの「色」をクリックします。

「色を選択する」の部分を、ライトからダークに変更します。

設定 色 色を選択する

ダークモードになります。

Windows10がダークモードになる

エクスプローラーもダークモードになります。

エクスプローラーもダークモードになる

最初は戸惑いましたが、すぐに慣れました。

エクスプローラー真っ黒は信じられないかもですが、かなりいいです。おすすめです。

Windows11

設定を開きます。

スタートボタンを右クリック→設定をクリックするか、WindowsIで起動します。

Windows11 スタートボタンの右クリックメニュー

左側メニューの中から「個人用設定」を選択します。

「テーマを選択して適用する」の部分に表示されているテーマの中から、ダークっぽいテーマ(Windows11の青のダークテーマとかWindows11のポテトチップスのダークテーマ)を選択します。

個人用設定 テーマを選択して適用する

エクスプローラー、設定、スタートメニュー、タスクバーなどがダークモードになります。

Windows11の外観がダークモードになる
【ポイント】個別に設定

設定・エクスプローラーはライトモード、スタートメニュー・タスクバーはダークモード…といったように、個別で設定することもできます。

個人用設定→色をクリックします。

個人用設定 色

「モードを選ぶ」を、カスタムにします。

モードを選ぶ カスタムをクリック

Windows モード、アプリモードで個別にライト・ダークを設定できるようになります。

「既定のWindows モードを選択してください」と「既定のアプリモードを選択します」項目が出現する

例えば、規定の Windows モードをライト、既定のアプリモードをダークにした場合、スタートメニューはライト、設定やエクスプローラーはダークになります。

設定やエクスプローラーはダーク、スタートメニューはライトモードにできる

メリット・デメリット

ダークモードを試してみて、僕が感じたメリット・デメリットを書きます。あくまで僕の感想なので、科学的な根拠はありません。

メリットデメリット
目に優しい(チカチカしない)サイトによっては、文字が見えにくくなる
黒好きには幸せ単純に黒嫌いな人にはデメリット
サイトによっては、文字が見やすくなる白に慣れていたら、慣れるまで違和感を感じる

一番のメリットは、目に優しい点です。

実をいうと、ダークモードを使っている時は、そこまでライトモードと違いを感じません。テーマを戻した時に、目がチカチカして疲れを感じました。

太陽を見続けていたような感覚です。

「あ、ライトモードって無意識で目を疲労していたんだな」と気づきました。

一回ダークモードに慣れてしまったら、白色の画面がチカチカして仕方ないです。

逆に、一番のデメリットは、サイトによっては文字が見えにくくなる点です。

例えば、ウェブページの背景を強制的にダークにするChrome拡張機能「Dark Reader」を使ったとします。

そうすると、サイトによっては、下記画像のように図形が反転して見にくくなる場合があります。

Dark Readerのデメリット 色が反転して見えにくくなる場合がある

ただし、通常はこんなこと発生しないので、気にすることはないかなぁと思います。

このような現象が発生するのは、Chrome拡張機能で強制的にダークモードにしているからなんですよね。

ブラウザの外観をダークにする程度だと、ちゃんと文字も反転されるようになっています。背景が白→黒になって、文字が黒→白になるって感じです。

まぁ一番は、白か黒、好きな外観にできる点が良さなのかなぁと思います。(いい感じにまとめれたかな?よしよし)

感想

以上、ブラウザやWindowsをダークモードにする方法についてでした。

「ダークモードを一度も試したことがない!」という方にこそ、おすすめです。

本当にびっくりしました。あなたのもとにも、ダークテーマ革命が起きることを願っています。

2021年9月7日豆知識系