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【Caesium Image Compressor】画質を落とさず画像圧縮するソフト

2023年3月28日ソフト

「Caesium Image Compressor」のアイコン

この記事では、JPG、PNG、WEBPの画像をまとめて圧縮して、容量を削減できるソフト「Caesium Image Compressorセシウム・イメージ・コンプレッサー」について書きます。

【Caesium Image Compressor】画質を落とさず画像圧縮するソフト

画像圧縮ソフトです。ソフトを起動して、圧縮したい画像をドラッグ&ドロップして追加します。1枚でも複数枚でもOKです。JPG、PNG、WEBP拡張子に対応しています。圧縮設定をおこなって、「圧縮開始」ボタンを押すと、画像が圧縮されます。容量を減らすことができます。

圧縮具合(品質)は、スライダーで調整できます。0~100の間で指定できます。初心者でもサクッと利用できると思います。圧縮だけでなく、サイズ変更にも対応しています。指定の横幅、高さ、パーセントで指定してリサイズできます。拡張子の変更もできます。

メタ情報(Exifエグジフ情報)を保持するかどうか、作成日時・更新日時を維持するかどうか、どこに保存するかなどを設定できます。Windows10、Windows11、どちらでも利用できます。

「画質を落とさずに、綺麗に圧縮したい!」という方におすすめです。僕は、ブログにアップロードする写真を圧縮するのに利用しています。

リリース元:Matteo Paonessa(GitHubはこちら
記事執筆時のバージョン:2.7.1(2024年06月02日)

ダウンロード方法

「GitHub」からダウンロードできます。公式サイトからでもダウンロードできます。

今回は「GitHub」から入手してみます。アクセスしたら、最新版の「Assets」をクリックして展開します。Windowsのインストール版、ポータブル版、Mac版の3種類用意されています。ポータブル版はインストール不要で、USBに入れて持ち運べるタイプです。

僕はWindowsでインストールして使いたいと思ったため、「caesium-image-compressor-〇〇-win-setup.exe」をクリックします。

「Caesium Image Compressor」のGitHubページ画像

インストールしたセットアップファイルをダブルクリックで起動します。

「Caesium Image Compressor」をインストールする手順画像1

インストール中に利用する言語を指定します。僕は日本語にして「OK」をクリックしました。

「Caesium Image Compressor」をインストールする手順画像2

内容を確認して「同意する」を選択します。「次へ」をクリックします。

「Caesium Image Compressor」をインストールする手順画像3

インストール場所を指定して「次へ」をクリックします。デフォルトでは「C:\Program Files\Caesium Image Compressor」になっています。特に変える必要はないと思います。

「Caesium Image Compressor」をインストールする手順画像4

デスクトップにアイコンを作成するか選択して、「次へ」をクリックします。

「Caesium Image Compressor」をインストールする手順画像5

「インストール」をクリックします。

「Caesium Image Compressor」をインストールする手順画像6

「完了」をクリックします。インストールは以上です。

「Caesium Image Compressor」をインストールする手順画像7

使い方

インストール版の場合、インストールしたらスタートメニューの「C行」にアプリが登録されます。クリックで起動できます。

画像を追加する

本ソフトを起動して、左側のエリアに圧縮したい画像をドラッグ&ドロップします。1枚でも複数枚でもOKです。

「Caesium Image Compressor」に画像を追加するGIF画像

ドラッグ&ドロップではなく、上部のツールバー内にある「+ボタン」ボタンからでも追加できます。その横の「フォルダーボタン」はフォルダーを指定できます。そのフォルダー内にある全ての画像が追加されます。

追加するとリストにファイル名が表示されます。

「Caesium Image Compressor」に画像を登録した画像

圧縮レベルの設定

各設定をしていきます。一度設定すれば、今後再起動しても設定を維持してくれます。「圧縮」タブで品質具合を設定できます。拡張子ごとで調整します。

「Caesium Image Compressor」の圧縮設定画像

スライダーになっているので、マウスで掴んで動かします。0~100の間で調整できます。

「Caesium Image Compressor」の品質を調整しているGIF画像

品質の数字は、以下の表のようになっています。小さくしすぎるとその分容量が小さくなりますが、画像自体が壊れて見にくくなります。僕は80にしています。なるべく数字は大きい方がいいと思います。

選択肢画質容量
数字を小さくする悪くなる小さくなる
数字を大きくする良くなる悪くなる

メタデータ(Exif情報)を消したい場合は、「メタデータを保持」のチェックを外します。

サイズ変更の設定

「サイズ変更」タブで、圧縮時に画像サイズも変更できるようになります。デフォルトでは「変更しない」になっています。

「Caesium Image Compressor」のサイズ変更設定画像1

サイズ指定、倍率指定、短辺合わせ、長辺合わせの中から設定できます。

例えば倍率指定にすると、幅と高さのパーセントを設定できるようになります。元の画像からどのくらいのパーセントにリサイズするか?という意味です。50%にすると元画像の半分サイズになります。縦横比を壊したくない場合は、「縦横比を維持」にチェックします。

「Caesium Image Compressor」のサイズ変更設定画像2

出力設定

「出力」タブで、どこに保存するか設定できます。フォルダーの「選択」から保存先を設定できます。空欄だと圧縮時にエラーが出るので注意です。

「Caesium Image Compressor」の出力設定画像1

元画像を上書きしてもよい場合は「入力と同じフォルダー」にチェックします。注意点ですが、同じ場所に別名で保存するわけではありません。上書きされます。この場合は保存先フォルダーが空欄でもOKです。

「Caesium Image Compressor」の出力設定画像2

ファイルの日時を維持するかどうかもここで設定できます。

「Format」で画像の拡張子を変更できます。「Same as input」にすると、元画像と同じ拡張子にします。JPG、PNG、WEBPに変えられます。

「Caesium Image Compressor」の出力設定画像3

圧縮の実行

設定できたら「圧縮開始ボタン」ボタンをクリックします。

「Caesium Image Compressor」で画像を圧縮する手順画像1
出力設定で「入力と同じフォルダー」にチェックしている場合

出力タブの「入力と同じフォルダー」にチェックした場合、圧縮時に上書き確認メッセージが表示されます。「はい」をクリックします。もし、「Format」で別の拡張子に出力するよう設定した場合は、上書きされません。別の拡張子で共存します。

「Caesium Image Compressor」の「元のイメージを上書きしようとしていますが、この操作を元に戻すことはできません」ダイアログ画像

圧縮が開始されるので待ちます。数枚だと一瞬で終わります。ダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。

「Caesium Image Compressor」で画像を圧縮する手順画像2

指定した場所に圧縮後の画像が保存されています。圧縮前と圧縮後の比較画像を貼っておきます。品質80で圧縮してみましたが、かなり圧縮されました。

「Caesium Image Compressor」で圧縮する前と後のプロパティ比較画像

品質80と品質0で圧縮した比較画像を貼っておきます。やはり、デフォルトの80が良いと思います。0にするとよく分からない画像になりました。80だと程よく圧縮して、画質も違いが分かりませんでした。

「Caesium Image Compressor」の品質80と品質0で圧縮した比較画像

プレビュー機能の利用

圧縮前に完成後の画像をプレビューでチェックする機能を搭載しています。リストに画像を追加して、上部の虫眼鏡ボタンをクリックします。

「Caesium Image Compressor」のプレビュー機能の画像1

圧縮後のイメージ画像が下部に表示されます。

「Caesium Image Compressor」のプレビュー機能の画像2

ウィンドウサイズによっては、プレビューを表示しても小さくて見にくいかもしれません。マウスで境界線を掴んで動かすことで、レイアウトを調整できます。動画を貼っておきます。

今後自動でプレビューを表示してほしい場合は、上部の「表示」タブ→「自動プレビュー」にチェックを入れます。

「Caesium Image Compressor」で自動プレビューをオンにする手順画像

リストから削除する

リストを選択して下部にある「消去」ボタンをクリックします。Ctrl+Aで、リスト内の全項目を選択できます。ここでの削除は、PC内から画像を消すわけではありません。本ソフトのリスト上から消すだけです。

「Caesium Image Compressor」に追加した画像を削除する手順画像

設定

上部のツールバーにある歯車ボタン(⚙)をクリックします。

「Caesium Image Compressor」の設定にアクセスする手順画像

一般

一般に関する設定ができます。

「Caesium Image Compressor」の一般設定画像

テーマ項目の部分で「Fusion (Dark)」を選択すると、ダークモードになります。変更したら一度本ソフトを再起動しないと反映されません。

「Caesium Image Compressor」をダークモードにした画像

言語

言語を変更できます。僕の環境だと最初から日本語でした。

「Caesium Image Compressor」の言語設定画像

圧縮時のメッセージと警告ダイアログのスキップ

僕が本ソフトを初めて使った時はなかった機能です。それもそのはずで、本機能は僕が機能リクエストとしてGitHubに投稿して、バージョン2.4.0(2023年4月30日)以降、実装していただいた機能です。個人的にかなりおすすめです。

デフォルトだと上書きする際や、圧縮後にメッセージダイアログが表示されます。「圧縮中のメッセージと警告ダイアログをスキップする」にチェックを入れることで、これらのダイアログを表示させないようにできます。

「Caesium Image Compressor」でメッセージをスキップする設定変更画像

僕はブログで使う画像を全て本ソフト経由で圧縮しています。かなりの枚数になるので、いちいちメッセージダイアログが表示されると、その都度EnterやOKボタンを押す手間が発生します。

ダメ元で開発者様に投げかけてみたんですが、まさか反応してくれるだけでなく、実装してもらえるなんて思っていませんでした。嬉しいです。

感想

以上、JPG、PNG、WEBPの画像をまとめて圧縮して、容量を削減できるソフト「Caesium Image Compressorセシウム・イメージ・コンプレッサー」についてでした。

初心者でも画質を落とさずさくっと圧縮できるので便利です。オンライン上で動作するツールもあるようです。こちらからアクセスできます。

2023年3月28日ソフト

Posted by ナポリタン寿司