【Windows11】タスクバーが自動的に隠れない時の対処法

Windows11

Windows11のアイコン

この記事では、Windows11で「タスクバーを自動的に隠す」にチェックしていても、自動的に隠れない時の対処法について書きます。

再度オンオフするか、エクスプローラーを再起動することで治ります。

【Windows11】タスクバーが自動的に隠れない時の対処法

Windows11では、なぜか「タスクバーを自動的に隠す」にチェックしていても、自動的に隠れてくれない、あるいはマウスを近づけても表示されない時があります。

Windows11は、完璧な状態でリリースされたわけではなく、色々不具合あるし、不安定だけどとりあえずリリースしよう!みたいな感じでリリースされました。そのせいで、動作が安定していません。

タスクバーが自動的に隠れてくれない問題も、同様です。最初は機能していたのに、いつの間にか隠れなくなっていた…といった感じです。

そこで、自分なりにあれやこれや解決策を探した結果、確実に治す方法、あるいは、こうすると治るかも?といった対処法を見つけたので共有します。

同じように、Windows11の「タスクバーを自動的に隠す」が機能しないという方、参考にしてみてください。そもそも、同じ境遇の方いるのですかね?僕だけだったら、うける。

本記事はあくまで問題が発生した時の対処法・修正方法です。問題の根本解決ではありません。問題は、恐らくWindows11にあるので、動作が安定するまで待つしかないのかなと思います。

記事執筆時の筆者のWindowsバージョン:Windows 11 Home 22H2 22622.436

タスクバーが自動的に隠れない時の対処法

再度「タスクバーを自動的に隠す」をオンオフ

再度、「タスクバーを自動的に隠す」のチェックをオンオフすることで、治りました。

タスクバーの空いているところを右クリック→タスクバーの設定をクリックします。

Windows11のタスクバーの右クリック画面

タスクバーの動作をクリックして展開します。

Windows11の設定画面1 個人用設定→タスクバー

「タスクバーを自動的に隠す」のチェックを一回外して、再度チェックします。

Windows11の設定画面2 タスクバーの動作

これで、再び正常に自動非表示が機能するようになります。機能しない場合は、次の作業も実行してみてください。確実に治ります。

Windows11の設定画面3 「タスクバーを自動的に隠す」の動作GIF画像

エクスプローラーの再起動

タスクバーの表示/非表示機能を切り替えるには、エクスプローラーの再起動が必須になります。

設定のチェックをオンオフした時に、エクスプローラーが再起動しなかった場合は、機能が変化しません。エクスプローラーを手動で再起動することで、設定が反映されます。

Windowsのスタートボタンを右クリック→タスクマネージャーをクリックします。

Windows11のスタートメニューの右クリック→タスクマネージャー

エクスプローラーを探して、右クリック→再起動をクリックします。

エクスプローラーがない場合は、普通にエクスプローラーを起動します。起動して開いている状態だと、タスクマネージャーの上らへんに表示されます。

タスクマネージャーからエクスプローラーを再起動している画像

この時、再起動を押しても、エクスプローラーが再起動しない場合があります。終了は正常にできているので、手動で起動してあげましょう。

タスクマネージャー右上の「新しいたタスクを実行する」をクリックします。

エクスプローラー 「新しいタスクを実行する」ボタン

ダイアログが表示されるので、「explorer」と入力してOKをクリックします。「えくすぷろーらー」と入力して変換すると、「explorer」が候補に出てきます。

新しいタスクの作成ダイアログ

これで、正常に機能するはずです。

発生原因を考えてみる

システムトレイのアプリを見直す

もし、頻繁に機能しなくなる場合は、常駐しているアプリが原因かもしれません。タスクバーのシステムトレイを見てみて、原因になりそうなアプリがあれば終了します。

ネットで調べていると、Dropboxを終了すると治った、メモ帳を終了したら治ったといった文章を見つけました。少々めんどくさいですが、怪しそうなアプリを1つずつ無効化(終了)して、発生するかどうか検証するといいかもしれません。

タスクトレイのアイコン画像

通知があると隠れてくれない?

タスクバーの右下に通知マークがあると、自動的に隠れない可能性があるようです。

「通知が来ているよ!確認したいだろうから、タスクバーの隠す機能を一時的にやめておくね!」みたいなノリです。通知がある場合は、物は試しで削除してみましょう。

Windows11の右下の通知画像

日時と通知アイコンをクリックします。通知ポップアップの右上にある「すべてクリア」をクリックします。

通知の右上にある「すべてクリア」ボタン

最大化しているアプリによっては表示されない

最大化しているアプリによっては、マウスを近づけてもタスクバーが表示されない場合があります。

なぜか、ウィンドウの表示順位が、タスクバーよりもアプリの方が上になっています。実際にこの現象が発生した時の動画を貼っておきます。

アプリを通常ウィンドウで開いている時、またはデスクトップを表示している時は、正常に表示/非表示を切り替えてくれます。しかし、特定のアプリを最大化した途端、表示されなくなります。

実際は、機能しているけれど、アプリの方が最前面表示になっていて、見た目上では表示されないようになっているということです。アプリの後ろでは、ちゃんと見え隠れしています。

問題のウィンドウを、通常ウィンドウにして、半分だけタスクバーに乗せると、理解できると思います。タスクバーのほうが表示順位が下になっています。

調べると、この現象は、Windows10でもあるようです。昔からある不具合なのですかね。

「タスクバーアプリでバッジを表示する」のチェックが原因?

「タスクバーアプリでバッジを表示する」にチェックが入っていると、正常に機能しないかもしれないという海外記事を発見しました。(気になる方は、こちら

本当に治るかは分かりませんが、試す価値はありそうです。タスクバーの右クリック→タスクバーの設定→タスクバーの動作内にある「タスクバーアプリでバッジを表示する」のチェックを外します。

Windows11の設定画面3 タスクバーアプリでバッジを表示する

【おまけ】いっそのことタスクバーを消してみよう!

「もういっそのこと、タスクバーいらないんだけど!マウスを近づけても、表示させたくない!」という方は、サードパーティー製のソフトと併用してみましょう。

Taskbar Hide」、「TaskBar Hider」、「AutoHotKey」などが挙げられます。全てを利用する必要はありません。どれか1つを使ってみてください。

Windowsの設定の「タスクバーを自動的に隠す」をオンにした上で、上記ソフトでタスクバーを非表示にします。

こうすることで、タスクバーを完全抹消できます。マウスを画面下に近づけても、表示されません。システムトレイ、時計なども表示されないので、あまりおすすめはできません。

感想

以上、Windows11で「タスクバーを自動的に隠す」をオンにしても反映されない時の対処法でした。

そもそも、この問題を発生しないようにしたいのですが、原因が分かりません。問題発生したら、対処法を実践する…といったように、問題の根本解決ではありません。どうしたものやら。

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