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【Windows11】設定のバージョン情報を素早く開く方法

2023年11月9日Windows11

Windows11のアイコン

この記事では、Windows11の設定→システム→バージョン情報を素早く開く方法を紹介します。

スタートボタンを右クリック→システムを押すか、「ms-settings:about」コマンドをショートカットアイコンとして登録します。

【Windows11】設定のバージョン情報を素早く開く方法

僕は、結構な頻度で、使っているPCのOSバージョンを調べたい時があります。バージョンを調べる方法は、いくつかありますが、僕が最も利用している方法は、Windows11の設定→システム→「バージョン情報」ページから確認する方法です。

「バージョン情報」には、Windows10なのか11なのか…といった大きな分類(エディション)、具体的なバージョン、OSビルド番号などが記載されています。一目で、詳しくPCの状況を把握できます。

winver」を、ファイル名を指定して実行ダイアログ(Windows+R)や、コマンドプロンプトから実行して確認する方法もありますが、テキストをコピーできないので不便です。(詳しくはこちら

Windows11の設定だと、「コピー」ボタンがあるので、バージョンを把握するだけでなく、実際にテキストとしてクリップボードにコピーできます。不具合報告で、自身の環境をインターネット上の相手に送りたい時、便利です。

Windows11のシステム→バージョン情報の設定画像

そんなWindows11のバージョン情報ページですが、いちいち設定からアクセスするのが手間だなーと思いました。調べてみると、色々方法があったので、忘れないよう記事にします。

僕と同じように、このページを頻繁に開いてバージョンをコピーするという方、参考にしてみてください。動画も作成しました。

2023年11月12日(日)追記

本記事を見ていただいた読者様に教えていただきました。

なんとバージョン情報は、Windows+Pauseで開けるようです。このページにショートカットキーが割り当てられているなんて知りませんでした。有益情報を教えていただき、ありがとうございます。

ただし、WindowsPauseは、場所が正反対すぎて遠いですね…。僕のキーボードだと、Windowsは一番下の左から2番目、Pauseは一番右上にあります。反対もいいところです。

AutoHotKey」などの割り当て変更ソフトを使えば、いい具合の押しやすいショートカットキーに変えられるので、ショートカットキーが割り当てられている時点で、良いことだと思いました。

Windows11の設定のバージョン情報を開く方法

通常のアクセス方法を書きます。「そんなことより、素早く開く方法を教えてくれ!」という場合は、こちらにスキップしてください。

Windows11のタスクバーにあるスタートボタンを右クリック→「システム」をクリックします。

Windows11のスタートボタンの右クリックからバージョン情報ページにアクセスする手順画像
【余談】「インストールされているアプリ」ページを素早く開く方法

スタートボタンの右クリックから、PC内にインストールしているアプリ一覧ページを素早く開けます。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

これで恐らく「システム」の「バージョン情報」が開けると思います。もし「システム」ページが開いちゃった場合は、手動で「バージョン情報」をマウスクリックして開きます。

この方法でも、十分早いと思います。

僕の場合、スタートボタンの右クリックの「システム」項目を知る前は、わざわざ設定(Windows+I)を開いて、システム→バージョン情報とクリックしていました。「何クリック分の手間だよ」って感じです。

よく見たら、右クリックに「システム」も「インストールされているアプリ」もあったというね…。よく見ろよって話ですね。

ファイル名を指定して実行で「ms-settings:about」起動

デスクトップやブラウザ中でも、どこでもいいので、キーボードのWindows+Rを押します。「ファイル名を指定して実行」ウィンドウが表示されます。「名前」欄に「ms-settings:about」と入力して、「OK」をクリックします。あるいはEnterで確定します。

ms-settings:about
Windows11のファイル名を指定して実行ダイアログから「ms-settings:about」を実行して開く手順画像1

Windows11の設定→システム→「バージョン情報」が開かれます。

Windows11のファイル名を指定して実行ダイアログから「ms-settings:about」を実行して開く手順画像2
コマンドプロンプトから実行したい場合の注意点

ms-settings:about」を、コマンドプロンプトなどから実行したい場合は、先頭に「start」を付けます。付けないと、「ファイル名、ディレクトリ名、またはボリュームラベルの構文が間違っています。」とエラーが表示されます。

start ms-settings:about

ぶっちゃけ、この方法は、1つ目に紹介した方法よりも、むしろ手間じゃね?と思うかもしれません。僕も思います。僕は、そもそも文字列が覚えられません。わざわざ毎回、本記事を見るのはだるいです。

Clibor」などのクリップボード履歴ソフトの定型文に登録したり、単語登録で2文字くらいの単語に割り当てることで、多少時短になるかなと思います。

ms-settings:about」コマンドの良さは、ブラウザアプリのアドレスバーに入力しても発動する点かなと思います。スタートボタンの右クリックは、タスクバーを表示する必要があります。まぁWindows+Xを使えば、表示できます。

とにかく、なんだかんだ方法はあります。

「ms-settings:about」のショートカット作成

ここからが僕が紹介したい技です。「ms-settings:about」コマンドを応用して、ショートカットアイコンを作成する方法です。ショートカットにすることで、色々選択肢や自由度が増します。

デスクトップや好きなフォルダー内で右クリック→「新規作成」→「ショートカット」をクリックします。

Windows11で「ms-settings:about」コマンドのショートカットアイコンを作成する手順画像1

「項目の場所」を「ms-settings:about」にします。「次へ」をクリックします。

ms-settings:about
Windows11で「ms-settings:about」コマンドのショートカットアイコンを作成する手順画像2

好きな名前を決めます。なんでもいいと思います。僕は「【設定】バージョン情報」にしました。「完了」をクリックします。

Windows11で「ms-settings:about」コマンドのショートカットアイコンを作成する手順画像3

ショートカットが作成されます。

Windows11で「ms-settings:about」コマンドのショートカットアイコンを作成する手順画像4

開きたくなったらダブルクリックで起動します。設定の「バージョン情報」ページが一発で表示されます。

僕は、このショートカットをアプリランチャーソフト「CLaunch(クランチ)」に登録しています。本ソフトの呼び出しを、マウスの中クリック(ホイールの押し込み)にしているので、本当に素早く開けます。

Windows11で「ms-settings:about」コマンドのショートカットアイコンを「CLaunch」ソフトに登録した画像

ファイル名を指定して実行(ms-settings:about)や、スタートボタンの右クリック→「システム」と違って、マウスの周辺に表示されるので、移動距離が短く済みます。

「バージョン情報を見たいなぁ~」と思った時に、マウスがタスクバー(スタートボタン)から遠かったら、それだけ移動させないといけないので手間です。アプリランチャーに登録してからの起動だと、素早いです。

「CLaunch」について、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

【余談】「winver」を使ってバージョン情報を調べる方法

デスクトップやブラウザ中でも、どこでもいいので、キーボードのWindows+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを起動します。

「名前」欄に「winver」と入力して、「OK」をクリックします。あるいはEnterで確定します。

winver

「Windowsのバージョン情報」という専用のウィンドウが表示されます。

Windows11の「winver」を使ってバージョンを調べる手順画像

ただし、ここからだとバージョン名をコピーできないので、僕は全く使っていません。写真として添付したい時は、利用しています。ここがマウスの範囲選択対象になってくれれば、便利ですね。

感想

以上、Windows11の設定→システム→バージョン情報を素早く開く方法でした。

理想を言えば、「Windows 11 Home 23H2 22631.2506」といったように、一行でコピーできるようになると最高です。僕は、この形式を使っているので、「バージョン情報」ページからコピーしても、いちいち不要な項目を削除して、一行になおしているんですよね。ちょっと手間です。

Windows11の「バージョン情報」設定ページのOSバージョンをコピーしてメモ帳に貼り付けた画像

どなたかコマンドプロンプトなどから、一行形式(例:Windows 11 Home 23H2 22631.2506)で出力する方法を知っている方いましたら、問い合わせなどから教えていただければ嬉しいです。

Windows11の設定を開く他のコマンドは、以下のサイト様が参考になるかと思います。

2023年11月9日Windows11