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【WordPress】ブロックエディターを角丸にして気分あげあげ

2022年8月26日WordPress

WordPressのアイコン

この記事では、WordPress(ブログ書くサイト)のブロックエディターのいたるところを角丸・すりガラスにして、気分をアゲアゲにする方法について書きます。

角丸こそ、正義!

【WordPress】ブロックエディターを角丸にして気分あげあげ

ブロガーのみなさーん、こんにちは。2022年8月で、ブログ歴1年3か月になるナポリタン寿司です。

こうしてブログを継続していると、1つ重要なことに気づいたのですよ。そう、お分かりの通り、「ブログを書く画面が、イケイケじゃないと、気分もアゲアゲにならない。つまり、継続が難しくなる」ということに!(そうなの?笑)

ということで、ブロックエディター派の方も、クラシックエディター派の方も、自分が書く編集画面は、気分アゲアゲになるように、カスタマイズするといいです!

ここでいう”アゲアゲ”というのは、作業効率、デザインのことです。ブロックエディターの場合は、よく使うブロックだけ有効化して、使わないブロックは非表示、再利用ブロック、パターン登録などの活用、ショートカットキーの活用などなどです。

上記のような、作業効率を向上させるような設定は、とりあえず弄っていれば、自然と理解できてくると思います。

一方で、デザインは作業効率に直結するわけではないので、中々後回しにしがちですよね。でも、記事編集画面が、自分好みのデザイン・外観だったら、記事を書くのがより楽しくなります。

僕にとっての、楽しくなるデザイン・外観は、ずばり「すりガラス」と「角丸」です。WordPressのブロックエディターって、ブロックって言ってるだけあって、なーんか四隅がカクカクじゃないですか?「Windows11を見習って、角丸にしろ!」と思います(笑)。

WordPressのブロックエディターがカクカクすぎるという画像

そこで、本記事では、記事編集画面(ブロックエディター)の至るところを、角丸・すりガラスにする方法を書きます。ウェブサイトにCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」を利用します。

Stylebotは、Chrome拡張機能だけでなく、Firefox、Microsoft Edgeアドオンも用意されています。

なお、僕はブロックエディターなので、クラシックエディターの方は知りません。もしかしすると、どこか参考になる部分があるかもしれませんが、UIがごっそり違うので、ほぼ使えないと思います。

使っているテーマは、Luxeritas(ルクセリタス)です。ブログカードなど、一部コンテンツは、Luxeritas専用のコードになっているので、他テーマで使えないです。僕が他のテーマを持っていたら、良かったんですが、残念なことに一切持っていません。

あくまで記事編集画面だけの変更で、ブログ自体の変更ではありません。他の人に見られる心配はありません。

インストール方法

ウェブサイトに、自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot」を利用します。

Chromeウェブストアからインストールできます。

Firefox・Edgeをご利用の場合

Chrome拡張機能だけでなく、Microsoft EdgeFirefox版もあります。

「Chromeに追加」でインストールできます。

Stylebot - Chrome ウェブストア

右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。詳しく使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

使い方

ブロックエディターの記事編集画面を開きます。新規記事でも、既に書いている記事でもOKです。開けたら、インストールしたStylebotアイコンをクリック→「Stylebotを開く」をクリックします。僕の場合は、「www.naporitansushi.com」です。皆さんは別です。

Stylebotのポップアップメニュー画面

開いたら、サイドバーに白紙のページが表示されるので、下記コードを丸々コピペします。ちょっと長いですけどね。右上に「Copy」ボタンがあるのでクリックすると、自動的に全文コピーしてくれます。

/*ブロックをコピーしたり、削除した時、左下に表示されるポップアップ*/
.components-snackbar {
  border-radius: 10px;
  background-color: rgb(234 243 247 / 49%);
  backdrop-filter: blur(10px);
}

/*左下に表示されるポップアップの文字色*/
.components-snackbar__content,
.components-snackbar__content a {
  color: #362f2f !important;
}

/*各種ポップアップ(ブロック追加、設定など)*/
.components-popover__content {
  border-radius: 10px;
  background-color: rgb(234 243 247 / 49%);
  backdrop-filter: blur(10px);
}

/*ブロック追加ポップアップの検索ボックス*/
.block-editor-inserter__search {
  background: transparent;
  padding: 0;
  overflow: hidden;
}

input[placeholder="検索"] {
  border-top-left-radius: 10px !important;
  border-top-right-radius: 10px !important;
  overflow: hidden;
}

/*ブログカード*/
.luxe-blogcard {
  padding: 20px;
  border: 1px solid #ddd;
  text-decoration: none;
  min-height: 140px;
  max-width: 100%;
  border-radius: 10px;
}

/*メディア挿入ブロックの角丸化*/
.block-editor-media-placeholder,
/*メディアの選択またはアップロード画面*/
div[role="dialog"],
/*メディアの選択またはアップロード画面内の画像*/
.attachment-preview,
/*URLスラッグ、チェックボックス*/
input,
/*右上の「公開」ボタンなど*/
.edit-post-header__settings button,
/*Altテキストなどのテキストエリア*/
textarea {
  border-radius: 14px !important;
}

/*メディアの選択画面のサムネイルの影削除*/
.wp-core-ui .attachment .thumbnail:after {
  box-shadow: none;
}

/*メディアの選択画面で選択している枠の角丸具合*/
.wp-core-ui .attachment.details {
  border-radius: 14px;
}

/*ブロック内(画像など)にあるボタンの角丸化*/
.components-button.is-primary {
  border-radius: 10px;
}

/*ツールバーのすりガラス化&角丸化*/
div[aria-label="ブロックのツールバー"] {
  border-radius: 10px !important;
  background-color: rgb(234 243 247 / 49%);
  backdrop-filter: blur(10px);
}

/*トップツールバー用の背景色*/
.edit-post-visual-editor {
  background-color: #fff;
}

下記画像のようになればOKです。右上の「×」でスタイルシートを閉じます。

WordPressの記事編集画面を角丸化するコードを書き込んだ画面

あとは、どんな風に変わったのか、各項目ごとに比較していきたいと思います。

左下に表示されるポップアップ

ブロックをコピー、貼り付けた時に表示される左下のポップアップです。すりガラス状、角丸にしてみました。

左下に表示されるポップアップを角丸&すりガラスにした比較画像

以下のような構成になっています。それぞれの数値を調整することで、好みの具合に変更できます。例えば、もっと角丸にしたい場合は、「border-radius:」の「10px;」を「15px;」とかに増やします。すりガラスのぼかし具合も同様に変更可能です。

border-radius: 10px;角丸具合
background-color: rgb(234 243 247 / 49%);背景色・透明度
backdrop-filter: blur(10px);すりガラスのぼかし具合

「左下に表示されるポップアップの文字色」の「#362f2f」で文字色を変更できます。

各種ポップアップのすりガラス&角丸

各種ポップアップのすりガラス化・角丸化です。

ポップアップメニューを角丸&すりガラスにした画像

すりガラスいらないという方は、「各種ポップアップ(ブロック追加、設定など)」の「backdrop-filter: blur(10px);」の行を丸々削除します。

ブログカード(Luxeritas限定だと思う)

記事リンクを挿入できるブログカードの角丸化です。セレクタが「.luxe-blogcard」なので、恐らく僕が使っているテーマ「Luxeritas」限定かなと思います。ブログカード自体は、他のテーマにもあると思いますが、多分本記事のコードを使っても、反映されないと思います。

ブログカードを角丸にする前と後の比較画像

まぁ、書いてても不具合はないと思うので、そのままコピペして放置でもいいと思います。

なお、あくまでブロックエディター上の変更です。実際のサイトに反映されるわけではありません。

他の人が見た時は、いつも通りのデザインです。実際のサイトに反映させるには、Stylebotではなく、WordPressの子テーマの編集→スタイルシート(style.css)に書く必要があります。

メディア挿入ブロック

画像ブロックの角丸化です。ブロック内の「アップロード」ボタンもさりげなく角丸にしています。

画像ブロックを角丸にした画像

メディアの選択またはアップロード画面

メディア挿入ブロックにある画像サムネイルの角丸化です。右上の検索ボックスも角丸になっています。

「メディアの選択またはアップロード」画面のサムネイルを角丸にした画像

画像を選択した時に、青枠で囲まれますが、こちらも角丸にしています。「メディアの選択画面で選択している枠の角丸具合」の項目です。ただし、右上のチェックマークは角丸にしていません。単純にめんどくさかったからです。

選択時の青い枠も角丸にした画像
追記

やっぱり自分自身が気になってしまったので、チェックマークも角丸にしました。使いたい方は、スタイルシートに新しく追記してみてください。既存のコードは消さなくてOKです。

/*チェックマークを角丸化*/
button.check {
  border-radius: 10px;
}

またチェックマーク全体を角丸にするという意味なので、メディア選択画面以外の場所で、変化があるかもしれません。そこまで把握していません。単に角丸にするだけなので、著しく表示が崩れるということはないと思います。

メディアの選択のチェックマークを角丸にした画像

あと、選択した枠の周りに何やら薄い線みたいなのがありますが、消し方が分かりませんでした。ここはちょっと改善の余地がありそうです。とりあえず、あんまり気にならないので、現状はこのままでいきたいと思います。

その他のボタン

あとは、サイドバーのチェックボックス、URLスラッグなどを角丸にしています。些細な点なんですが、細部までこだわることで、違和感なく角丸を堪能できます。

サイドバーのブロックオプションの至るところを角丸にした比較画像

ツールバーのすりガラス化&角丸化

ツールバーのすりガラス化&角丸化です。本記事執筆中に思いついたので、早速実行→記事に取り込みました。

ツールバーをすりガラス&角丸にした画像

なお、通常のツールバーではなく、僕が使っているトップツールバーでも適用されます。トップツールバーは、通常のツールバーよりも目立たないので、ここをすりガラスにするという発想が思いつかなかったです。

本記事を書いている時に、たまたま通常のツールバーにして、「うわ、ここ一番変えるべきポイントやん」と気づきました。

トップツールバーをすりガラス&角丸にした画像

余談ですが、ツールバーの位置は、編集画面右上のケバブメニュー(三点ボタン)→「トップツールバー」のチェックで切り替えられます。個人的には、トップツールバーのほうが使いやすいです。

感想

以上、WordPressのブロックエディター画面を、角丸&すりガラス風にするCSSでした。

最初の作業手間はありますが、今後の気分アゲアゲによる執筆集中力を考慮すれば、やっておいて損はないと思います。まぁ、角丸好きな方限定ですけどね。CSSが分かる方は、好きなようにカスタマイズしてみましょう~。

最後で言うのもあれですが、実を言うと、今は「Dark Reader」という拡張機能を使って、記事編集画面をダークモードにしています。これにより、ライトテーマ用のCSSが仇となって、逆に見にくくなっています笑

Dark Readerを適用した当サイトの記事編集画面

ダークモードが目に優しすぎて、記事執筆が捗るのです~。

同じような方は、ライトテーマ用の色をダークモード用に変えるといいかなと思います。僕の場合は、「background-color: rgb(234 243 247 / 49%);」を「background-color: rgb(74 99 111 / 49%)」にしています。

これにより、Dark Readerを使っていても、見やすいです。

Dark Reader用のCSSを適用したポップアップメニュー画像

なお、WordPressの記事編集画面関連の記事は他にもちらほら書いています。参考にしてみてください。

2022年8月26日WordPress