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【EaseUS Data Recovery Wizard】写真や動画のデータ復元ソフト

ソフトレビュー

「EaseUS Data Recovery Wizard」のアイコン

この記事では、うっかり削除してしまったPCドライブ内の写真や動画などのデータを復元できるシェアウェアソフト「EaseUS Data Recovery Wizard(イーザス・データ・リカバリー・ウィザード)」について書きます。

【EaseUS Data Recovery Wizard】写真や動画のデータ復元ソフト

PCのデータ復元シェアウェアソフトです。写真や動画、テキストファイルやZIPファイルなど、うっかりゴミ箱からも削除してしまったデータを復元できるかもしれません。

日本語で利用でき、Windows11、10、8.1、8、7、XPに対応しています。Mac版もあります。以下のステップで復元できます。

  1. 削除してしまったデータがあった場所を選択してスキャン開始
  2. スキャン結果から、復元したいデータを選択
  3. 保存場所を選択して、復元開始

エクスプローラーのような操作感覚で、スキャン結果を確認できます。複数選択して、一気に復元できます。特定のドライブ、デスクトップ、ゴミ箱、特定のフォルダーを選択してスキャンできます。画像やExcelファイルのプレビュー機能も用意されています。

MP4、MP3、PNG、JPG、TXTといったようにファイルの種類、更新日時、データのサイズ等で絞り込めます。スキャン結果の検索機能、失われたファイルのみへの絞り込み機能が用意されています。

内部・外付けドライブだけでなく、接続しているSDカード、UBS、NAS(ネットワークHDD)からの復元にも対応しています。

本ソフトは制限がある無料版と、制限がない有料版に分かれています。無料版だと最大2GBまでのデータしか復元できません。

本記事について

本記事は、依頼されたものです。報酬、あるいはソフトのライセンスをいただいています。

当サイトの「ソフトレビュー」カテゴリーにある記事は、全て依頼された案件記事です。

リリース元:EaseUS(Twitterはこちら
記事執筆時のバージョン:15.8.1(2022年12月8日)

ダウンロード方法

本ソフトには、3つのタイプが存在しています。勘違いポイントは、無料版と有料版の試用版です。前者のほうは2GBまで無料で復元できます。後者のほうは復元できません。有料版にアップグレードすることで制限なく復元できます。

  • 無料版(2GBまで復元可能)
  • 有料版の試用版
  • 有料版

2GBまで復元できる無料版を利用したい場合は、以下のサイトからセットアップファイルをダウンロードできます。「EaseUS Data Recovery Wizard Free」というソフト名になっています。

有料版を買う予定、あるいは最初から有料版を買う場合は、以下のサイトから、ダウンロードできます。「EaseUS Data Recovery Wizard Pro」というソフト名になっています。

僕の場合、レビュー記事ということで、ライセンスコードをいただいたので、有料版の試用版を入手してみます。サイトにアクセスして、「無料体験」をクリックします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」をインストールする手順画像1

インストールしたセットアップファイルをダブルクリックで起動します。

「EaseUS Data Recovery Wizard」をインストールする手順画像2

こだわりがない場合は、「今すぐインストールする」をクリックします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」をインストールする手順画像3

詳しく設定したい場合は、右下の「カスタムインストール」をクリックします。下部にメニューが展開されます。言語とインストール場所を指定できます。指定できたら、「今すぐインストールする」をクリックします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」をインストールする手順画像4

インストールできたら「今すぐ始まる」をクリックします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」をインストールする手順画像5

初回起動時は、既定のブラウザで、余計なタブが表示されます。不要な場合は、「×」で閉じます。

「EaseUS Data Recovery Wizard」をインストールする手順画像6

今後は、スタートメニューの「E行」にある「EaseUS」フォルダー内から起動できます。

使い方

復元したいファイルの検出

起動したら、PCに接続している内部ドライブ、外付けドライブが一覧表示されます。復元したいデータがあったドライブを選択します。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でデータをスキャンする手順画像1

あるいは特定のフォルダーやゴミ箱からもファイルを検出できます。ドライブ単位で検出しようと思ったら、相当な時間がかかります。復元したいデータがあった場所を特定できている場合は、フォルダーから選択したほうが時間短縮になると思います。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でデータをスキャンする手順画像2

今回は、特定のフォルダー内を検索して、データを復元してみます。削除したデータがあったフォルダーを選択して、「OK」をクリックします。例えば、デスクトップからうっかり削除した場合は、「デスクトップ」にします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でデータをスキャンする手順画像3

選択すると、クイックスキャンが開始されます。完了するまで待ちます。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でデータをスキャンする手順画像4

検出されると、自動的にディープスキャン(詳細検索)が開始されます。ディープスキャンは相当な時間がかかります。クイックスキャンで、復元したいデータが見つかった場合は、無理にディープスキャンが終わるのを待つ必要はないと思います。見つからない場合は、全て終わるまで待つのがいいかなと思います。

検出でき次第、フォルダー階層で、削除したデータが表示されます。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でデータをスキャンする手順画像5

左側サイドバーで、階層を移動できます。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でデータをスキャンする手順画像6

左上で表示を切り替えられます。フォルダー階層ではなく、拡張子で絞り込みたい場合は、「種類」をクリックします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でデータをスキャンする手順画像7

ビデオやピクチャなどの各拡張子で絞り込めるようになります。「あの動画やTXTファイルを復元したい!」といったように復元したいファイルの拡張子が分かっている場合に便利です。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でデータをスキャンする手順画像8

左側サイドバーで選択すると、メイン画面に削除されたデータが一覧表示されます。復元したいファイルにチェックを入れます。複数選択可能です。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でデータをスキャンする手順画像9

表示形式の変更

右上にある「アイコン」、または「詳細」ボタンを押すことで、表示形式を変更できます。画像などの場合は、「アイコン」表示のほうがサムネイルが大きいので便利かもしれません。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でスキャン結果の表示形式を変更した比較画像

フィルター機能

右上の「フィルター」ボタンを押すと、上部にメニューが追加されます。ファイルの種類、更新日時、サイズ等で絞り込めます。膨大な量のファイルの中から、探したい場合に便利だと思います。

「EaseUS Data Recovery Wizard」でフィルター機能を使ってみた画像

ファイルのプレビュー機能

ファイルをダブルクリックすると、プレビュー画面が表示されます。画像(例:PNG)の場合、画像が拡大表示されます。ただし、有料版の試用版だと、中央に大きく催促ポップアップが表示されて、確認できないようになっています。

「EaseUS Data Recovery Wizard」のプレビュー機能(無料版)を使ってみた画像

有料版にアップグレードすることで、中身を確認できました。テキストファイル(TXT)やExcelファイル(xlsx)なども確認できました。

「EaseUS Data Recovery Wizard」のプレビュー機能(有料版)を使ってみた画像

データの復元

復元したいファイルにチェックできたら、右下の「復元|〇個のファイル」をクリックします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」で削除したデータを復元する手順画像1

有料版の試用版だと、一切復元できません。ただの無料版(EaseUS Data Recovery Wizard Free)だと、最大2GBまで復元できるようです。

「EaseUS Data Recovery Wizard」で削除したデータを復元する手順画像2

有料版にアップグレードした場合は、制限なく復元できます。確認ダイアログが表示されるので、「保存」をクリックします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」で削除したデータを復元する手順画像3

エクスプローラーが表示されます。これから復元するファイルを保存する場所を選択して、「フォルダーの選択」をクリックします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」で削除したデータを復元する手順画像4

復元作業が開始されます。

「EaseUS Data Recovery Wizard」で削除したデータを復元する手順画像5

完了したら、「復元ファイルを見る」をクリックします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」で削除したデータを復元する手順画像6

エクスプローラーで保存場所が表示されます。ゴミ箱からも削除したはずの画像(PNG)がごそっと復元されました。

「EaseUS Data Recovery Wizard」で削除したデータを復元する手順画像7

公式サイトの紹介記事

USBメモリを接続したのはいいものの、エラーが認識されない場合は、下記記事が参考になるかもしれません。

参考:USBメモリを認識しない場合のデータ復元

SDカードを復元したい場合は、本ソフトのホームに戻って、左側サイドバーの「SDカード復元」をクリックします。

「EaseUS Data Recovery Wizard」のSDカード復元画像

Microsoft Officeデータを修復する方法、及びそれぞれのファイルを復元したい場合は、下記記事が参考になるかもしれません。

参考:Microsoft Office 修復ツール:Office 2016/2013/2010 を修復する方法

Excelファイル(xlsx)ファイルを復元したい場合は、本ソフトのスキャン画面で、「種類」に切り替えます。左側サイドバーの「ドキュメント」内にExcelファイルの「xlsx」があるのでダブルクリックします。右側に削除されたデータが表示されます。

「EaseUS Data Recovery Wizard」で削除してしまったOfficeファイルを復元する手順画像

有料版の注意点

僕は、レビュー依頼ということでライセンスコードを提供していただきました。

インターネットで調べてみると、通常の方法で有料版を購入した場合、デフォルトで月額支払いのサブスクタイプになっているようです。1ヶ月だけ利用するといったように、サブスクを契約しない場合は、アカウントページから変更する必要があるようです。

本ソフトの有料版を利用する場合、うっかりサブスクでずっと料金を支払うことがないよう気を付けてください。サブスクの解除方法については、以下の公式サイトが参考になるかもしれません。英語なので、分からない場合は、Google Chromeなどのページ翻訳機能を活用してみましょう。

感想

以上、ゴミ箱からも消してしまった写真や動画などのデータを復元できるシェアウェアソフト「EaseUS Data Recovery Wizard(イーザス・データ・リカバリー・ウィザード)」についてでした。

PC初心者の僕でも、簡単にデータを復元できました。

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