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【Chrome】動画の再生バーや不要ボタンなしでスクリーンショット撮影する方法

2023年9月12日Google Chrome

Chromeのアイコン

この記事では、「Google Chrome(PC版)」ブラウザで、動画の再生バーや不要なボタンを取り込まないで、動画フレームをスクリーンショット撮影する方法を書きます。

【Chrome】動画の再生バーや不要ボタンなしでスクリーンショット撮影する方法

動画プレーヤー上で右クリック→「動画フレームをコピー(Copy Video Frame)」から、進行状況バーや不要なUIを除いた純粋な動画のフレームをコピーできます。YouTubeの場合は、動画上で2回右クリックします。

本機能は、2023年8月おわり?9月はじめ?頃におこなわれたバージョン116以降、利用できるようになった機能です。Chromeを最新版にしているだけで、誰でも利用できます。Chrome拡張機能や特別な方法を使わないでもできます。

本機能が実装される前は、皆さん、どうやって動画をスクリーンショット撮影していましたか?僕は、以前まで、普通にWindowsのWindows+Shift+Sで、範囲選択してキャプチャーしていました。手軽で便利なんですが、これだと、YouTubeなどのプログレスバー(再生バー)や、各種ボタンがそのまま映ってしまいます。

YouTubeの動画プレーヤーをそのままスクリーンショットした画像

スクショボタン」や「YouTubeScreenShot」、「Enhancer for YouTube」などの拡張機能の存在を知ってからは、そういったものを利用するようになりました。ぶっちゃけ現在でも拡張機能に頼っているんですが、最近(2023年9月)になってから、Chromeブラウザの場合、拡張機能を使わなくてもできるようになったということで、記事にしたいと思います。

参考:5 Google Chrome tips for college students

Chromeで動画フレームをスクリーンショット撮影する方法

YouTube」で試してみます。スクリーンショット撮影したい動画を開いて、任意の場所で一時停止します。別に一時停止しなくてもいいんですが、好きな場所をピンポイントで撮影するには、一時停止がいいかなと思います。

動画プレーヤー上で右クリックします。YouTubeの場合、1回目の右クリックだとYouTube由来の右クリックメニューが表示されます。この中にはありません。

Chromeブラウザで、再生バーやボタンを映さず、動画のフレームだけコピーする手順画像1

YouTube由来のメニューを表示した後、もう一度右クリックすることで、Chromeブラウザ由来の動画に関する右クリックメニューが表示されます。

Chromeブラウザで、再生バーやボタンを映さず、動画のフレームだけコピーする手順画像2
【ポイント】タイミングが大事

右クリックのタイミングによっては、動画の右クリックではなく、ウェブサイト上の右クリックになる可能性があります。「動画フレームをコピー」がない場合は、もう一度2回右クリックを試してみましょう。

この中に「動画フレームをコピー」という項目があると思います。2023年9月以前はありませんでした。登場して数週間程度は、確か「NEW」と書かれていたと思います。クリックします。

Chromeブラウザで、再生バーやボタンを映さず、動画のフレームだけコピーする手順画像3

画像としてファイル保存されるわけではありません。「クリップボード」という見えない部分にコピーされる状態です。Windowsを使っていて、クリップボード履歴機能を有効にしている場合、Windows+Vで確認できると思います。

Chromeブラウザで、再生バーやボタンを映さず、動画のフレームだけコピーする手順画像4

あとは送りたいソフト上で、Ctrl+Vを押すことで、貼り付けられます。例えば、WordやPowerPointなどのOfficeファイル、GIMPなどの画像編集ソフトなどです。GIMPの場合は、上部メニューの「編集」→クリップボードから生成→「画像」です。

Chromeブラウザでコピーした動画のフレームを文書ファイルとGIMPに貼り付けた画像

LINEにも貼り付けられます。

Chromeブラウザでコピーした動画のフレームをLINEアプリに貼り付けた画像

注意点としては、コピーした後、別のテキストや画像をコピーした場合、上書きされる点です。Windowsのクリップボード履歴を使っている場合は、過去何十件かはさかのぼれます。

クリップボード上だと、画像としては保存されていません。画像としてPCに保存したい場合、各自、好きな方法で手順を踏まないといけません。画像編集ソフトに貼り付けて、画像として保存するのが、一般的かなと思います。

試しにWindowsであるならば、初期インストールされている「ペイント」ソフトを使ってみます。

Windows11のスタートメニューからペイントアプリを起動する手順画像

ペイントを起動できたら、上部の貼り付けボタン(ペイントの貼り付けボタン画像)を押すか、Ctrl+Vを押します。

Chromeブラウザでコピーした動画のフレームをペイントアプリに貼り付けて画像保存する手順画像1

画像が貼り付けられます。ちゃんと動画のフレームだけが、綺麗に切り取られています。余計な再生バーやボタンはありません。白紙部分などを、いい感じに切り取れたら、ファイル→名前を付けて保存→好きな拡張子を選択して、好きな場所に保存します。

Chromeブラウザでコピーした動画のフレームをペイントアプリに貼り付けて画像保存する手順画像2

ペイントを使って画像保存する方法は、少々手間だと思います。僕は「Monosnap」や「GIMP」あたりをよく使っています。「comono ClipboardSaver」などのフリーソフトを活用する方法もあります。

調べてみると、PowerShellのスクリプトを活用して、ささっと保存できるようにしている方もいるようです。すごいです。

参考:クリップボード上の画像を簡単に保存する方法 | とあるオタクの徒然日記

感想

以上、PC版「Google Chrome」ブラウザで、動画の再生バーや不要なボタンを取り込まないで、動画フレームをスクリーンショット撮影する方法でした。

本記事ではYouTubeをメインに取り上げましたが、YouTube専用の機能ではなく、Chromeブラウザ自体の機能なので、YouTube以外の動画でも動作すると思います。

僕のサイトに埋め込んでいる動画で試してみましたが、正常にできました。「Amazonプライムビデオ」など、元々著作権関係でスクリーンショット撮影できないようなサイトでは多分無理です。

WordPressに埋め込んだ動画からフレームをコピーする手順画像

2023年9月12日Google Chrome