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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

Google検索結果のPDF、XLS、PPT等のラベルに色付けするスクリプト

JavaScript

Googleのアイコン画像

この記事では、PCウェブサイト版「Google」の検索結果に表示される各ファイル(pdf、xlsx、docx、pptxなど)のラベルを分かりやすいよう強調表示してくれるJavaScript「ファイルの種類を強調表示」について書きます。

ウェブサイトに「JavaScript」を適用できるChrome拡張機能・Firefoxアドオン「Tampermonkey(タンパーモンキー)」を利用します。

「ファイルの種類を強調表示」スクリプトを適用したGoogleの検索結果比較画像

「Google」の検索結果には、記事ページだけでなく、各種ファイルもインデックス(表示)されるようになっています。普段目にするのは「PDF」ファイルとかだと思います。

Windows11 filetype:pdf」で検索すると、PDFファイルだけの検索結果になります。PDFファイルには、URLの右端に「PDF」とラベルボタンが表示されています。

PCウェブサイト版「Google」で「Windows11 filetype:pdf」と検索した画像

ここで通常のウェブサイトと見分けられますが、人によっては、分かりにくいと思うかもしれません。モノクロなので、そこまで他と見分けがつきません。

本記事で紹介するユーザースクリプトを導入することで、このラベルボタンをカラフルにします。PDFなら赤色、Excelファイルなら緑色といった感じで、一目で分かりやすくなります。

記事執筆時点(2024年01月)で、対応しているファイルの種類は以下のとおりです。以下のファイルが検索結果に表示された場合、そのラベルを装飾してくれます。

  • pdf
  • xls、xlsx
  • doc、docx
  • ppt、pptx
  • kml、kmz

任意のウェブサイトに自分で作成した「JavaScript」を実行できるChrome拡張機能「Tampermonkey(タンパーモンキー)」を利用します。(Firefoxはこちら)本拡張機能以外にも、「JavaScript」を実行できる拡張機能はいくつかあります。どれでもOKです。

自身の環境上で他人には影響しません。いつでもオンオフできます。本記事は、拡張機能を導入できるPCブラウザ向けです。スマホやタブレットではできません。

リリース元:ysnr777
記事執筆時のバージョン:0.5.1(2023年12月7日)

「Tampermonkey」のインストール方法

Chromeウェブストアから「Tampermonkey」をインストールします。

「Tampermonkey」拡張機能をインストールする手順画像1

Firefoxをご利用の方は、以下からインストールできます。

「拡張機能を追加」をクリックします。

「Tampermonkey」拡張機能をインストールする手順画像2

拡張機能のツールバー内に追加されればOKです。

「Tampermonkey」拡張機能をインストールする手順画像3

詳しい使い方については、以下の記事を参考にしてみてください。本記事は、既にインストールして、ある程度使い方を知っている前提です。

スクリプトのインストール方法

以下のサイトからスクリプトをインストールできます。

「スクリプトをインストール」をクリックします。

「ファイルの種類を強調表示」スクリプトをPCにインストールする手順画像1

「Tampermonkey」を導入している場合は、自動的に「Tampermonkey」画面が表示されます。「インストール」をクリックします。

「ファイルの種類を強調表示」スクリプトをPCにインストールする手順画像2

使い方

Google」の検索結果にアクセスします。既に開いている場合は、一度リロードします。インストールした「Tampermonkey」アイコンをクリックして、「ファイルの種類を強調表示」が有効になっていることを確認します。

この状態で、実際に装飾されているか確認するため、PDFやExcelファイルを検索結果に表示させます。一つずつ紹介します。

一時的に「JavaScript」を停止させたい場合は、「Tampermonkey」アイコン→登録したスクリプトを左クリックします。オンオフを切り替えられます。右クリックすると、編集画面を開きます。オンオフした後は、一度対象ページをリロードする必要があります。

pdfファイル

Windows11 filetype:pdf」で検索すると、検索結果をPDFファイルだけに絞り込めます。

本スクリプト導入後は、モノクロではなく、赤色のラベルボタンで表示されます。しっかり強調されているので、分かりやすいと思います。文字の横に「Adobe Acrobat Reader」アイコンが設置されています。

中身には影響しません。あくまで検索結果のラベルボタンを装飾するだけです。

xls、xlsxファイル

Windows filetype:xlsx」で検索すると、Excelファイルに絞り込めます。「xls」と「xlsx」の場合、ラベルは緑色になります。

doc、docxファイル

Windows filetype:doc」で検索すると、ドキュメント(Word)ファイルに絞り込めます。「doc」と「docx」の場合、ラベルは青色になります。「Word」のアイコンが設置されます。

ppt、pptxファイル

Windows filetype:pptx」で検索すると、プレゼンテーションファイルに絞り込めます。「ppt」と「pptx」の場合、ラベルはオレンジ色になります。「PowerPoint」のアイコンが設置されます。

スクリプトの削除方法

「Tampermonkey」アイコンを左クリック→「ダッシュボード」をクリックします。

「Tampermonkey」拡張機能にインストールしたスクリプトを削除する手順画像1

インストールしているスクリプトが一覧表示されるので、消したいスクリプト(今回の場合、「ファイルの種類を強調表示」)の右端にあるゴミ箱アイコンをクリックします。削除されます。

感想

以上、PCウェブサイト版「Google」の検索結果に表示される各ファイル(pdfxlsxdocxpptxなど)のラベルを分かりやすいよう強調表示してくれるJavaScript「ファイルの種類を強調表示」についてでした。

個人的には、Google公式がオプションとして実装してもいいんじゃないかな?と思うレベルでいいなと思いました。見分けやすくなります。強制で全ユーザーに実装すると、カラフルが嫌いな方が困っちゃうので、オンオフできるオプションとしてなら、いいんじゃないかなと思ったり。

余談ですが、Googleがインデックスしてくれるファイルの種類は、公式サイトから確認できます。

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