【Windows10】サブモニターにタスクトレイを含むタスクバーを表示する方法・結果:無理でした

2021年10月15日豆知識系

Windows10のアイコン

この記事では、サブモニターに完全なタスクバーを表示する方法について書きます。

結論:3つの方法を試しましたが、うまくいきませんでした。

【Windows10】サブモニターにタスクトレイを含むタスクバーを表示する方法・結果:無理でした

ふと、サブモニターにもタスクトレイアイコンを含んだ完全なタスクバーを表示したいと思いました。

結論は、完全なタスクバーをメインモニターと、サブモニター両方に表示するのは不可能でした。

もしかしたらできるかもしれませんが、僕の力では無理でした。ということで、両方表示する方法ではなく、ナポリタン寿司が試した方法とその過程で見つけた設定について書きます。

数か月前に、色々な事情で持ち運びができるモバイルモニターを購入しました。そして、パソコン初心者の僕が初めてのサブモニターで興奮してる時にふと気づいたことがありました。

サブモニターのタスクバーにタスクトレイアイコンとかが表示されないんです…。

サブモニターにはタスクトレイが表示されない
サブモニターのタスクバーにない項目
  • タスクトレイアイコン
  • USB取り出しのボタン
  • 音量調節ボタン
  • Wi-Fiのボタン
  • 入力言語のボタン
  • アクションセンター


インターネットで調べてもこれといった解決法がなく、サブモニターにはないのが当たり前みたいな感じでした。

サブモニターのタスクバーにタスクトレイアイコンとかを求めてるのってそんなマイナーな感じなんですかね…。あったら便利だと思うのは初心者のポンコツ思考だからかなぁ。

それでも、やっぱり表示させてみたいと思ったので、何とかできないか初心者なりに頑張って考えました。

結論

えー、結論は無理でした。

惜しいとこまではいけたんですが、完全にメインとサブ両方に同時で表示させるのは無理っぽいです。海外のサイトも読み漁りました。

パソコン関係なら適当に設定見たり、ネットで調べたら解決方法でるでしょって思ってた自分を叱りつけたいです。

以下の方法を試しました。どれも完全ではないので、用途に合わせて使うのがおすすめです。

設定から変更できないか試す

普通にタスクバーの設定からそんな感じの項目があるんじゃないかと思って探してみました。サブモニターにタスクバーを表示させないという設定はできました。そうじゃないんだよ感がすごいです。

タスクバーの何もないところを右クリック→タスクバーの設定をクリックします。

タスクバーの右クリックメニュー

タスクバーの設定が開くので、マルチディスプレイの「タスクバーをすべてのディスプレイに表示する」のチェックを外します。

マルチディスプレイ タスクバーをすべてのディスプレイに表示する

サブモニターのタスクバーが非表示になります。

タスクバーの非表示化

サブモニターは動画観賞用でタスクバーなんぞいらんという方に超おすすめです。たかが画面下にあるタスクバーですが、あるのとないのとじゃ全然見栄えが違いました。

タスクバーを移動してみる

メインモニターのタスクバーをサブモニターに移動させるという方法があったので試してみました。特別なソフトは必要なく、簡単に設定できるのでサブモニターに完全なタスクバーを表示させたい場合におすすめです。

タスクバーの何もないところを右クリック→すべてのタスクバーを固定するのチェックを外します。

タスクバーの右クリックメニュー -すべてのタスクバーを固定する

これで、タスクバーが移動できるようになったので、メインモニターのタスクバーをドラッグ&ドロップでサブモニターに移します。

タスクバーをドラッグ&ドロップ

メインモニターのタスクバーとサブモニターのタスクバーが入れ替わりました。

サブモニターにタスクバーを移動

めちゃくちゃ余談ですが、サブモニターを縦タスクバーにしてみたら、何かおしゃれでよかったです。今後は、このスタイルでいこうかな…。

メインモニターとサブモニターのスクリーンショット

フリーソフトを使う

通常の方法で無理なら疑似タスクバーを表示するフリーソフトを使ったら、結果として両方タスクバーを表示していることにできるんじゃないかと思って試してみました。

今回、試した疑似タスクバーを表示するフリーソフトは以下の2つです。

試したフリーソフト

ZBar

インストール不要ですぐに使える疑似タスクバーソフトです。

リリース元:Zhorn Software
記事執筆時のバージョン:0.82(2012年3月3日)

ただし、肝心のタスクトレイアイコンやアクションセンターは表示されませんでした。それに、対応OSがWindows XP/Vista/7なだけあって、Windows10でも動作するんですが、デザインが古臭く感じました。

ZBarのデメリット

よって、もしフリーソフトを使う場合は、後述するDual Monitor Taskbarの方がおすすめです。(実は、どっちもデザインが古臭く感じたので実用には至りませんでした)

ダウンロード方法

以下のサイトからダウンロードできます。

インストール不要で、ダウンロードしたらすぐ使えるのが便利でした。

ZBar.exe

使い方

起動すると、早速サブモニターに疑似的なタスクバーが表示されました。

ZBarのスクリーンショット

メインモニターのタスクトレイアイコンから、ZBarの設定を変更できます

タスクトレイアイコン Options

スタイルでタスクバーの外観を変更できます。

Options Windows7風タスクバー

Topが上で、Bottomが下にタスクバーが表示されます。

用意されてるタスクバーは以下の9個です。

ZBarで適用できるWindows タスクバーのスタイル一覧
(WordPressで表作成しようと思ったんですが、初心者の僕には画像挿入の方法が分かりませんでした(笑)

僕は、Windows10世代なので、どうにもデザインが古臭く感じちゃいました。唯一MacOSってのがいけるかなって感じです。

テキストが邪魔な場合は、「Compact buttons(don’t show text)」にチェックを入れることでアイコンのみの表示にできます。

Compact buttons(don't show text

Dual Monitor Taskbar

ZBarと違って、インストールが必要なタイプの疑似タスクバー表示ソフトです。

こちらは、ZBarみたいに外観を変更することはできませんが、タスクトレイアイコンなどを表示できました。ただし、表示することに成功しただけで実用するには厳しかったです。

リリース元:Cristi Diaconu
記事執筆時のバージョン:1.22.021813(2013年2月18日)

ダウンロード方法

以下のサイトからダウンロードできます。

セットアップファイルがダウンロードできたら、起動してインストールしていきます。

Nextをクリックします。

Setup Dual Monitor Taskbar

規約を確認して、「I accept the agreement」にチェックを入れて、Nextをクリックします。

License Agreement I accept the agreement

その後もいくつかNextをクリックします。特に変更する箇所はないです。最後まで行くと、Installとあるのでクリックします。

Ready to Install Install

Finishをクリックします。

Completing the Dual Monitor Setup Wizard

使い方

早速、サブモニターのタスクバーが表示されます。こちらは、タスクトレイアイコンもしっかり表示されてました。

Dual Monitor Taskbarのスクリーンショット

ただし、あくまで表示でした…。

押したんですが、反応しなかったり反応しても変なところからメニューが表示されたりと実用には遠いと感じました。ただし、タスクトレイアイコンに起動しているアプリは正しく表示されるので、「今、何が起動しているか」の確認には役に立ちました。

そのくらいなら、もうメインモニターで確認しろよって話なんですけどね。

見せかけだけのタスクトレイアイコン

USB接続は反応したんですが、全然見当違いな場所で表示されました。

USB接続は変なところに表示される

Dual Monitor Taskbarのタスクバーを右クリックして、Propertiesから設定を変更できます。

Dual Monitor Taskbarの右クリックメニュー Properties

ZBarのように、OSごとのタスクバーに変更することはできませんが、テキストの表示や、フォントの変更など基本的な外観は変更させることができました。

Taskbar Properities

設定項目の意味を書いておきます。

設定意味
Automatically start with WindowsWindows起動時に自動で起動
Check for updatesアップデートをチェック
Show labelsテキスト表示
Show clock時計表示
Mirror modeメインモニターで開いているアプリもサブモニターのタスクバーに表示
Use small icons小さいアイコンを使用
Show notification area通知(タスクトレイアイコンなど)を表示
Show Strat button(BETA)スタートボタンを表示
(Windows10では動作しませんでした)
Use custom fontフォントを指定
(Show labelsにチェックを入れている場合に有効)
Auto-hide the taskbar自動でタスクバーを隠す

設定が完了したら、右下のApply→OKをクリックします。

Apply→OK

フォントを自由に変更できるのは面白かったです。

タスクバーのフォント変更

Dual Monitor TaskbarZBarもシンプルでよかったんですが、画質が荒くて何かもやっとしてるのが不便でした。Windows10用に解像度綺麗になったら実用レベルまでいくなぁと思いました。

感想

以上、アクションセンターやタスクトレイアイコンを含む完全なタスクバーをサブモニターに表示させたかった(完)でした。

結局、標準のタスクバーが一番いいなぁとしみじみ思いました。

Windows10のタスクバー

もし、サブモニターに完全なタスクバーを表示したい場合は、2番目のタスクバーを移動させてみるの方法が一番いいかなと思いました。

2021年10月15日豆知識系