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【IconViewer】ソフトのアイコンから画像を抽出するソフト

2021年9月20日ソフト

「IconViewer」のアイコン

この記事では、ソフトのアイコン(ICO)から画像を取り出して保存できるフリーソフト「IconViewer(アイコンビューアー)」について書きます。

サクッとEXEファイルのアイコン画像を抽出できます。

「IconViewer」のスクリーンショット

「〇〇.exe」などの実行ファイルのアイコンを抽出して、画像(ico、bmp、png)として保存するソフトです。

インストールすると、実行ファイルのプロパティ画面に新しく「Icons」タブが追加されます。そこから内臓されているアイコン画像を取り出せます。

保存できる拡張子は、ICO、BMP、PNGの3種類です。抽出する前に、プレビューで実際の画像を確認できます。1つのアイコンに複数の画像サイズが内蔵されている場合は、サイズごとで別々に取り出せます。

画像サイズは、ソフトによって異なりますが、大体以下のようになっています。

  • 16×16 256 colors
  • 32×32 256 colors
  • 48×48 256 colors
  • 16×16 32-bit
  • 32×32 32-bit
  • 48×48 32-bit
  • 256×256 32-bit(PNG)

256サイズの画像が格納されていれば、スクリーンショットするよりも、高画質のアイコン画像を入手できます。

ソフトを起動して取り出すパターンではなく、Windows標準機能の中に溶け込む形のソフトです。直感的な操作で作業できるので、初心者にもおすすめです。Windows10、Windows11両方で動作します。

ソフトのPNG画像を入手したい方に便利だと思います。

リリース元:Bot Productions
記事執筆時のバージョン:3.02(2008年03月15日)

インストール方法

以下のサイトからダウンロードできます。

自分のパソコンに合ったバージョンを選択します。僕のパソコンは64bitなので、一番上の「IconViewer 3.02 x64-edition」をクリックします。

Windows10でもWindows11でも同じです。ほとんどの方は、一番上だと思います。

「IconViewer」の公式サイト画像
自分のPCのビット数が分からない場合

ダウンロードが終わったら、セットアップファイルをダブルクリックで起動します。権限の許可画面が表示されるので、「はい」をクリックします。

「IconViewer」をインストールする手順画像1

こだわりがない場合、「Express Install(エクスプレス・インストール)」をクリックします。インストール場所を変更したい方は、「Custom Install(カスタム・インストール)」にします。

「IconViewer」をインストールする手順画像2

利用規約に同意するかどうか聞かれるので、確認できたら「I accept the terms in the License Agreement(使用許諾契約書の条項に同意する)」にチェックして、「次へ」をクリックします。

「IconViewer」をインストールする手順画像3

インストールが開始されます。「Completing IconViewer Setup」と表示されればOKです。「Close」で終了します。

「IconViewer」をインストールする手順画像4

使い方

「IconViewer」には、ソフトがありません。Windowsのプロパティ画面に項目が追加されるタイプです。

画像を取り出したい実行ファイル(exe)を右クリック→「プロパティ」をクリックします。

「IconViewer」で実行ファイルからアイコン画像を取り出す手順画像1

プロパティを開くと、今まではなかった「Icons」タブが新しく追加されています。クリックで切り替えます。

「IconViewer」で実行ファイルからアイコン画像を取り出す手順画像2
【ポイント】ショートカットアイコンでは動作しない

ショートカットアイコンの場合は機能しません。プロパティを開いても、「Icons」タブがありません。実行ファイル(exe)でのみ機能します。

ショートカットアイコンのプロパティ画像

ショートカットアイコンの場合、右クリック→「ファイルの場所を開く」で実行ファイルのインストール場所を表示できます。

ショートカットアイコンから、インストール場所を開く手順画像

欲しいアイコンを「The file 〇〇〇.exe con tains the following icon(s)」の中から選択します。実行ファイルの中に含まれているアイコンが表示されます。1つしかない場合は、1つだけ表示されます。

「Device images」の中から、サイズを選択します。大きいに越したことはないので、アイコンの中で一番大きい「256×256 32-bit(PNG)」サイズがおすすめです。

「IconViewer」で実行ファイルからアイコン画像を取り出す手順画像3

右下に実際の画像サイズがプレビューで表示されます。確認しながら良さそうなアイコンを選択します。

【ポイント】256pxがない場合

ソフトによっては、256サイズのアイコン画像がないかもしれません。その場合は48サイズなど、次に大きいサイズにします。

「Panopreter.exe」のプロパティ画像

画質を保ったまま、綺麗に拡大してくれるソフト「waifu2x-caffe(ワイフ・ツーエックス・カフェ)」を使うことで、低画質でも綺麗に拡大できます。

「Panopreter.exe」ソフトのアイコン画像をPNGで保存して、「waifu2x-caffe(ワイフ・ツーエックス・カフェ)」で拡大した画像

取り出したい画像を選択できたら、フロッピーディスクアイコンをクリックします。

「IconViewer」で実行ファイルからアイコン画像を取り出す手順画像4

名前を付けて保存ダイアログが開きます。ファイル名とファイルの種類(拡張子)を選択して、「保存」をクリックします。

「IconViewer」で実行ファイルからアイコン画像を取り出す手順画像5
【ポイント】ブログなどで利用したい場合、PNG拡張子がおすすめ

ブログや画像編集ソフトで利用する場合、拡張子は「PNG」がおすすめです。

「ICO」拡張子のままだと、アイコンファイルになってしまうので、一部ソフトでは、正常に画像として読み取ってくれない場合があります。

指定した場所に、画像が保存されます。

「IconViewer」で実行ファイルからアイコン画像を取り出す手順画像6

アンインストール方法

Windows11の設定を開きます。スタートボタンを右クリック→「設定」で開けます。開いたら、左側の「アプリ」→「インストールされているアプリ」をクリックします。

Windows11で「IconViewer」をアンインストールする手順画像1

「IconViewer」を探して、右横にあるミートボールメニュー(三点ボタン)→「アンインストール」をクリックします。

Windows11で「IconViewer」をアンインストールする手順画像1

感想

以上、ソフトの実行ファイル(EXE)から、アイコン画像をPNGとして抽出・保存できるソフト「IconViewer(アイコンビューアー)」についてでした。

ソフトを起動して取り出すタイプと違って、プロパティにメニューを追加するタイプなので、違和感なく利用できます。Windowsに標準搭載してほしいくらい便利です。

2021年9月20日ソフト