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【MiniTool ShadowMaker】PCのデータのバックアップソフト

2022年3月23日ソフトレビュー

「MiniTool ShadowMaker」のアイコン

この記事では、PCのデータをドライブ単位、個別のファイル・フォルダー単位でバックアップ・復元できるソフト「MiniTool ShadowMaker(ミニツール・シャドウメーカー)」について書きます。

「MiniTool ShadowMaker」のスクリーンショット

Windowsのデータバックアップソフトです。任意のドライブ、パーティションを丸ごとバックアップできます。個別のファイル・フォルダーにも対応しています。

バックアップすると、圧縮&暗号化された状態で、本ソフト専用の拡張子「mfi」ファイルが保存されます。保存先フォルダーは、好きな場所を指定できます。

バックアップするファイル・ドライブは一覧で管理できます。毎日9時に任意のファイルをバックアップするといったスケジュール機能も用意されています。

日本語対応&シンプルなUIで、初心者でも扱いやすいと思います。

無料版と有料版があります。基本的なバックアップ(増分)、復元は無料版でも可能です。イベント機能、完全/差分バックアップなど、より詳細なバックアップに関しては、有料版のみになります。より詳しい無料版と有料版の違いについては、こちらのサイトを参考にしてみてください。料金については、こちらのサイトを参考にしてみてください。

本記事について

本記事は、依頼されたものです。報酬、あるいはソフトのライセンスをいただいています。

当サイトの「ソフトレビュー」カテゴリーにある記事は、全て依頼された案件記事です。

リリース元:MiniTool Software Ltd.
記事執筆時のバージョン:4.0 (2022年10月25日)

ダウンロード方法

以下のサイトからダウンロードできます。

「無料ダウンロード」をクリックします。無料版を試しに利用してみて、良さそうだったら、後から有料版にアップグレードすることができます。

「MiniTool ShadowMaker」の無料版をインストールする手順画像1

ダウンロードしたセットアップファイルを起動します。

「MiniTool ShadowMaker」の無料版をインストールする手順画像2

こだわりがない場合は、「今すぐインストール」をクリックします。個人的には「カスタムインストール」で詳しく見てみるのがいいと思います。

「MiniTool ShadowMaker」の無料版をインストールする手順画像3

「カスタムインストール」をクリックすると、下部にメニューが展開されます。言語、インストール場所を指定します。

「カスタマーエクスペリエンス向上プログラムへの参加に同意する」のチェックは任意です。参加が嫌な場合は、チェックを外します。「今すぐインストール」だと、チェックされた状態になります。

「MiniTool ShadowMaker」の無料版をインストールする手順画像4
「カスタマーエクスペリエンス向上プログラム」とは?

僕のよく分かりませんが、一般的には、ソフトの利用状況を企業に送信するかどうかの項目だと思います。当てになるか分かりませんが、「ChatGPT(AI)」に聞いた画像を貼っておきます。やはりそんな感じの答えが返ってきました。

「ChatGPT」に「カスタマーエクスペリエンス向上プログラム」とは何か聞いた画像

インストールが開始されるので待ちます。

「MiniTool ShadowMaker」の無料版をインストールする手順画像5
インストールに失敗した場合

僕の場合、「ダウンロードに失敗しました」と表示されて、正常にインストールできませんでした。オンラインから引っ張ってインストールする系のソフトだと、このようにエラーが出る時があります。

大抵は、あらかじめ必要なファイルが含まれているオフラインダウンロードが別途用意されています。今回の場合も、「オフラインダウンロード」ボタンが用意されていたのでクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」の無料版のインストールに失敗した画像

ブラウザが開いて、セットアップファイルがダウンロードされます。必要なデータが含まれたファイルなので、オンラインセットアップファイルと比べて容量が大きいです。

「MiniTool ShadowMaker」のオフラセットアップファイルを使って、インストールする手順画像1

ダウンロードできたら起動します。言語を選択して「OK」をクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」のオフラセットアップファイルを使って、インストールする手順画像2

説明通りにクリックしていくと、インストールが開始されます。

「MiniTool ShadowMaker」のオフラセットアップファイルを使って、インストールする手順画像3

「完了」をクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」のオフラセットアップファイルを使って、インストールする手順画像4

使い方

バックアップ

左側サイドバーの「バックアップ」をクリックします。

ソースとバックアップ先を指定します。「ソース」が、バックアップしたいドライブ、ファイル、フォルダーです。「バックアップ先」が、バックアップしたファイルを保存する場所の指定です。

「MiniTool ShadowMaker」で特定のフォルダーをバックアップする手順画像1

「ソース」をクリックすると、バックアップするデータの種類を選択します。ドライブ全体、あるいはパーティションをバックアップしたい場合は、「ディスクとパーティション」をクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」で特定のフォルダーをバックアップする手順画像2

今回は、特定のフォルダーをバックアップすることにしたので、「フォルダーとファイル」をクリックします。場所の選択画面が表示されます。

「MiniTool ShadowMaker」で特定のフォルダーをバックアップする手順画像3

ご自身のPCの階層が表示されるので、バックアップしたい場所まで移動して、チェックします。一つだけでなく、複数チェックできます。選択できたら、「OK」をクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」で特定のフォルダーをバックアップする手順画像4

同じようにバックアップ先(宛先パス)も指定します。

「MiniTool ShadowMaker」で特定のフォルダーをバックアップする手順画像5

基本的には、バックアップ元と異なるディスク(ドライブ)に保存するのがおすすめです。ドライブが破損した時に、バックアップしている場所が一緒だと、両方壊れている可能性があるためです。CドライブならDドライブへ、DドライブならEドライブへ…といった感じです。

設定できたら、右下の「今すぐバックアップ」をクリックします。バックアップする前に、「オプション」をクリックすることで、スケジュールや圧縮の方法などを設定できます。バックアップした後でも変更できます。後で紹介します。

「MiniTool ShadowMaker」で特定のフォルダーをバックアップする手順画像6

OKをクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」で特定のフォルダーをバックアップする手順画像7

バックアップは、左側サイドバーの「管理」をクリックすることで、確認できます。進行具合が表示されます。バックアップが完了すると、緑文字で最終バックアップ日時が表示されています。

「MiniTool ShadowMaker」で特定のフォルダーをバックアップする手順画像8

各バックアップの右にある三本線(…)をクリックすることで、削除、検証、ファイルの場所の参照、復元、スケジュールの設定などができます。

「MiniTool ShadowMaker」で特定のフォルダーをバックアップする手順画像9

実際に指定した保存先フォルダーを見てみます。フォルダーが作成されていて、その中に本ソフト専用の拡張子「mfi」でファイルが保存されていました。暗号化・かつ圧縮されているので、本ソフト以外では復元できないようになっています。

「MiniTool ShadowMaker」で特定のフォルダーをバックアップする手順画像10

【バックアップ】スケジュール

バックアップを一定間隔ごとにするよう、スケジュールを設定できます。例えば、毎日朝7時に、このファイルをバックアップする…、月に1回は、ドライブ全体をバックアップする…といったことが可能です。

バックアップ画面で「オプション」を選択します。上部の「スケジュール設定」タブをクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」のスケジュール設定画像1

デフォルトでは、オフになっているので、右下のトグルを押してオンにします。オンにすると、設定できるようになります。毎日、毎週、毎月といった好きな間隔を指定できます。

「MiniTool ShadowMaker」のスケジュール設定画像2

「イベント」などの高度なスケジュールは、有料版限定でした。無料版だとポップアップが表示されて、先の画面に進めません。

「MiniTool ShadowMaker」のスケジュール設定画像3

【バックアップ】オプション

バックアップのオプションを設定できます。「圧縮」タブで、ファイルサイズの圧縮レベルを調整できます。

「MiniTool ShadowMaker」の圧縮設定画像

復元時にパスワードを求めることも可能です。重要なデータは、誰もが復元できるのを防ぐために、自分だけが分かるパスワードを設定するといいかもしれません。

「MiniTool ShadowMaker」のパスワード設定画像

「バックアップスキーム」タブで、バックアップの種類を設定できます。無料版だと「増分バックアップ」のみ選択できました。「完全バックアップ」、「差分バックアップ」は有料版限定でした。

「MiniTool ShadowMaker」のバックアップスキーム設定画像

復元

左側サイドバーの「復元」をクリックします。バックアップしたデータが一覧表示されるので、復元したいデータの「復元」ボタンをクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」のバックアップデータを復元する手順画像1

スケジュールを設定している場合、恐らくバックアップした日時が表示されます。どの日にバックアップしたデータを復元したいか日時を選択して、「次へ」をクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」のバックアップデータを復元する手順画像2

復元ファイルに含まれるフォルダーのうち、どのファイル・フォルダーを復元するかチェックします。デフォルトでは全てのファイル・フォルダーにチェックが入っています。「次へ」をクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」のバックアップデータを復元する手順画像3

復元する場所を指定します。元々あった場所とは、別の場所に保存することが可能です。「参照」で選択して、「適用」をクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」のバックアップデータを復元する手順画像4

ファイルの復元が開始されるので待ちます。ソフトを終了しなければ、ほかの作業をしていてもOKです。

「MiniTool ShadowMaker」のバックアップデータを復元する手順画像5

完了したらダイアログが表示されます。「OK」をクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」のバックアップデータを復元する手順画像6

右下の「完了」をクリックします。

「MiniTool ShadowMaker」のバックアップデータを復元する手順画像7

指定したフォルダーに、丸ごとバックアップしたファイルが復元されます。元々のファイルと見比べてみましたが、画像サイズなども、そっくりそのまま復元されていました。

「MiniTool ShadowMaker」のバックアップデータを復元する手順画像8

ツール

「ツール」タブで、より高度な機能を利用できます。一部機能は、有料版のみとなっています。ディスクのクローンなどができます。

「MiniTool ShadowMaker」のツールページのスクリーンショット

感想

以上、PC上のデータをドライブ・パーティション単位、ファイル・フォルダー単位でバックアップして復元できるソフト「MiniTool ShadowMaker(ミニツール・シャドウメーカー)」についてでした。

開発元の「MiniTool」は、他にも、パーティションの作成、分割、結合などができるドライブ管理ソフト「MiniTool Partition Wizard(ミニツール・パーティション・ウィザード)」や、Windowsのデータ復元ソフト「MiniTool Power Data Recovery(ミニツール・パワー・データ・リカバリー)」などを開発しています。

2022年3月23日ソフトレビュー