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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【プライムビデオ】レビュー(評価)を非表示するCSS

2022年2月13日Amazon

「Amazonプライムビデオ」のアイコン

この記事では、「Amazonプライムビデオ」のレビュー(評価、星)を非表示にするCSSについて書きます。

ウェブサイトに自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」や「Stylus(スタイラス)」を利用します。

Amazonプライムビデオのレビュー欄を非表示にする前と後の比較画像

本記事で紹介するCSSを使えば、「Amazonプライムビデオ」のレビューを非表示にできます。星とレビュー件数の両方です。以下の2か所にある星レビュー(星)を非表示にします。

  • サムネイルをホバーした時に表示されるポップアップ内
  • 動画詳細ページ

CSSで非表示にしているだけなので、いつでもオンにできます。CSSといっても、本記事のコード(文字列)をコピペするだけでOKです。初心者でもできると思います。誰にも迷惑をかけません。

プライムビデオでは、各映像に対して、視聴者が満足度をつけられる「レビュー(星)」という制度が設けられています。コンテンツの詳細ページのタイトル下にあります。

プライムビデオのスクリーンショット
(映画ドラえもん のび太の人魚大海戦)

映画やアニメを見る前に、周りの評価を簡易的にチェックできる便利な機能ですが、人によっては邪魔かもしれません。

「評価が見えてしまうと、見る前にがっかりする!萎える!」、「もっと自分の直感で、映画やドラマを楽しみたい!邪魔!」と思っている方、参考にしてみてください。

詳細のレビュー欄は、これまで通り表示するので、映画見終わった後に見る、見る前にちょっと確認する…といったことは可能です。

Amazonショッピングサイトも全部非表示にしたい方

本記事は、プライムビデオページだけの評価を消します。Amazonショッピングサイトでは非表示にしません。

こちらも消したい場合は、本記事の方法ではなく、別の拡張機能がおすすめです。1つ導入することで、Amazon上のすべてのレビューが消えます。以下の記事を参考にしてみてください。

インストール方法

ウェブサイトに、自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot」を利用します。

Chromeウェブストアからインストールできます。Chrome拡張機能だけでなく、Microsoft EdgeFirefox版もあります。

「Chromeに追加」でインストールできます。

「Stylebot(スタイルボット)」をインストールする手順画像

右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。詳しく使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

プライムビデオのレビューを非表示にするCSS

プライムビデオ上だけで動作するスタイルシートを作成する

今回は、Amazon上ではなく、Amazonの中でもプライムビデオ上だけに適用します。インストールした拡張機能アイコンを右クリック→「オプション」をクリックします。

「Stylebot」のオプションを開く手順画像

スタイル→「新しいスタイルを追加」をクリックします。

Stylebotにワイルドカードを使ったURLを指定する手順画像1

2つのテキストボックスが表示されます。上部のテキストボックスに、CSSを適用したいURL、2つ目のテキストボックスにCSSを書き込みます。

Stylebotにワイルドカードを使ったURLを指定する手順画像2

今回は、Amazonプライムビデオ上だけに適用したいので、URLは「**www.amazon.co.jp/Amazon-Video/**,**www.amazon.co.jp/gp/video/**」になります。

**www.amazon.co.jp/Amazon-Video/**,**www.amazon.co.jp/gp/video/**

**」が、任意の1文字以上という意味です。途中、「カンマ記号(,)」で区切っています。「**www.amazon.co.jp/Amazon-Video/**」がトップページ、「**www.amazon.co.jp/gp/video/**」が作品詳細ページのURLを指しています。

「Stylus(スタイラス)」拡張機能を利用している場合

「Stylebot」では、ワイルドカードで指定しますが、「Stylus」拡張機能の場合、正規表現で指定します。もし、こちらを利用している場合、書き方が異なってくるので注意です。

「Stylus」のスクリーンショット

以下のようになります。URLの種類を「正規表現に一致するURL」にして、それぞれURLを記述します。「Stylebot」と違って、セクションごとにURLを追加できます。カンマ記号で区切る必要はありません。

<!--正規表現に一致するURL-->
.*www.amazon.co.jp/Amazon-Video/.*

<!--正規表現に一致するURL-->
.*www.amazon.co.jp/gp/video/.*

書き込むコード

以下のコードを書き込みます。書き込めたら、「保存」をクリックします。

/*【レビュー非表示】動画詳細ページ*/
.dv-node-dp-badges>span:first-of-type {
  display: none !important;
}

/*【レビュー非表示】サムネイルホバー時のポップアップ*/
article[data-testid="standard-mini-details"] span[data-testid="star-rating"] {
  display: none !important;
}

Amazonプライムビデオ」にアクセスします。拡張機能ボタンを押して、登録したサイトがオンになっていることを確認します。オンになっている間は、有効になっているということです。

Stylebotのスクリーンショット2

動画詳細ページのタイトル下にある星とレビュー件数が非表示になります。比較画像を貼っておきます。

レビュー(評価)非表示CSSの導入前と導入後の比較画像

トップページの動画サムネイルをホバー(マウスを乗せた時)した時に表示されるレビューも、非表示になります。

サムネイルホバー時のポップアップ内レビューを非表示にする前と後の比較画像

「評価、公開日、時間」から、「公開日、時間」のみの表記になります。

【ポイント】詳細の「レビュー欄」は表示される

本コードは、あくまで、サムネイルホバー時のポップアップ内、動画詳細ページのタイトル下にある評価のみの非表示です。動画詳細ページの下部にある「詳細」をクリックした時は、通常通り表示されます。

プライムビデオの詳細ページのレビュー画像

「詳細」を押さない限りは表示されないので、非表示にしなくてもいいかなぁと思いました。

Amazonショッピングでは、これまで通り表示します。プライムビデオ上だけです。Amazonショッピングサイトでも非表示にしたい場合は、本記事冒頭に書いた別の拡張機能を利用してみてください。

Amazonショッピングのレビュー画像

一時的に無効化したい場合は、Stylebot→指定したサイトをオフにします。完全に使わなくなった場合は、書き込んだコードを削除します。

ホバー時に表示するように調整

「非表示にするのは、さすがに嫌だ!」という方は、ホバー時(マウスを乗せたとき)だけ表示する…なんてのはいかがでしょうか。上記で紹介したコードではなく、以下のコードを利用してみてください。

/*プライムビデオレビュー非表示(ホバー時に表示)*/
.dv-node-dp-badges>span:first-of-type:not(:hover),
article[data-testid="standard-mini-details"] span[data-testid="star-rating"]:not(:hover) {
  opacity: 0 !important;
}

普段は非表示、マウスを乗せたときだけ、ひょこっと表示されるようになります。

ホバー時にレビューを表示してみたGIF画像

サムネイルホバー時のポップアップ内のレビューにも対応しています。

感想

以上、プライムビデオの邪魔なレビューを非表示にするCSSでした。

プライムビデオ関連の記事は、他にも書いているので、参考にしてみてください。個人的には、関連動画を複数行表示にするのがちょーおすすめです。マジで。

2022年2月13日Amazon