【Privacy11】スタートメニューの個人情報を隠すソフト

ソフト

Privacy11のアイコン

この記事では、Windows10、Windows11のスタートメニューに記載されているユーザー名を非表示にするソフト「Privacy11」について書きます。

【Privacy11】スタートメニューの個人情報を隠すソフト

Windowsのスタートメニュー内に記述されている個人情報(ユーザー名)を非表示にするソフトです。本ソフトを適切な場所に配置、PCを再起動、あるいはサインアウトすると有効になります。

あたかも、そこに文字なんてなかったかのようにできます。アイコンは表示されて、名前だけが消えます。

Privacy11導入前と導入後の比較画像

「配信中にうっかりWindowsのスタートメニューを開いちゃって、Microsoftに登録している本名がバレちゃった!最悪!」といった事故を防ぐことができます。

現時点では、名前を消す機能だけが搭載されています。今後のアップデートで、任意の名前に変更する機能も搭載するようです。また、バージョン1.0ということもあり、細かい不具合があります。今後のアップデートが楽しみ…そんなソフトです。

インストール場所が指定されている、PCの再起動が必要…といったように、他の一般的なソフトと利用方法が異なります。しかし、作者様による詳細なマニュアル(PDF)ファイルが内蔵されているので、初心者でも問題なく、利用できると思います。

Windowsのタスクスケジューラ機能を使って、次回起動時からも、自動的に本ツールを起動することが可能です。

本記事ではWindows11での解説ですが、Windows10でも同様に利用できます。作者様から教えていただきました。

本ツールは、Twitterで情報収集している時に発見しました。(そのツイートはこちら)素晴らしいツールを開発した作者様、及び、リツイートで僕の元に届けていただいた方に感謝です。

合わせて読みたい

スタートメニューの検索ページを開いた時に表示されるMicrosoftアカウントのメールアドレスを非表示にしたい場合は、下記記事を参考にしてみてください。

こちらは、サードパーティー製品を使わなくても、Windows標準の設定から非表示にできます。

提供元:GORILLA Technologies(作者様への寄付はこちら
記事執筆時のバージョン:1.0(2022年7月21日)

ダウンロード方法

以下のサイトからダウンロードできます。

本ツールは、Microsoftの「.NET Framework(バージョン4.8)」が必要になります。とりあえず、Privacy11単体で利用してみて、うまく動作しなかったら、確認してみるといいかなと思います。

Privacy11の「ダウンロード」をクリックします。

Privacy11のダウンロードページ画面

ダウンロードできたら、圧縮ファイルになっているので解凍します。

Privacy11の初回セットアップ画面1

続いて、解凍したフォルダーを、以下の場所に配置します。Cドライブ直下です。ここ以外だと、うまく動作しない可能性があります。

C:\

エクスプローラーで新しく、Cドライブ直下の場所を開いて、そのままPrivacy11フォルダーをドラッグ&ドロップするといいかなと思います。

Privacy11の初回セットアップ画面2

この時、フォルダーの名前を「Privacy11」といったように、シンプルなものに変更しておくといいかもしれません。初期では、末尾にバージョン名が記載されているので、アップデートなど、上書きの際にめんどくさいかもしれません。

配置出来たら、フォルダーを開きます。3つのファイルがあるはずです。「Privacy11」が本体、「Privacy11_Manual_Rev.03」が説明書です。

Privacy11の初回セットアップ画面3

ちょっと使い方が難しいソフトなので、一度マニュアルを読むことを強く推奨します。使い方だけでなく、注意事項、確認されている不具合なども詳しく記載されています。

また、Windowsの言語を日本語ではなく、英語にしている場合は、追加の作業が必要になります。こちらの方法も合わせてマニュアル内に記述されています。

本記事では、Windows言語が日本語になっている前提で書きます。

使い方

初回認証

Cドライブに配置したPrivacy11フォルダー内にある「Privacy11」を起動します。

初回起動時は、Microsoftアカウントの認証画面が表示されます。初回のみで2回目以降は表示されません。

現在、WindowsにログインしているMicrosoftアカウントのメールアドレスを入力します。「pikatti9」ではなく、「pikatti9@gmail.com」といったように、全てのメールアドレスを入力します。

Privacy11の初回セットアップ画面4

このメールアドレスは、ログイン情報と一致しているかどうかの確認で、サーバーなどに送信されるものではありません。

メールアドレスの確認方法

メールアドレスは、Windowsの設定画面から確認できます。Windows11の場合は、左上に記載されています。

Windows11にログインしているメールアドレスの確認方法

「OK」をクリックすると、認証が開始されます。一致した場合は、「設定完了」ダイアログが表示されます。認証もなにも一瞬でした。

Privacy11の初回セットアップ画面5

これで、初回準備は完了です。タスクトレイに本ツールのアイコンが表示されます。

Privacy11の初回セットアップ画面6

PCの再起動・サインアウト

本ツールは、起動した瞬間から反映されるわけではありません。本ソフトを起動して、PCをサインアウト、または再起動する必要があります。

本ソフトを起動して、PCを再起動した時に限り、次回起動時に、機能が有効になります。つまり、毎回手動で起動する必要があります。本ソフト起動→再起動→本ソフト起動→再起動…といったように、通常のソフトと違って、少々めんどくさいです。

「毎回起動して再起動の作業がめんどくさい!永遠とユーザー名を非表示にしてほしい!」という方は、Windowsのタスクスケジューラに組み込みましょう。こちらで詳しく解説します。

PCをサインアウト、または再起動すると、無時にスタートメニューのユーザー名が消えています。

Privacy11を適用したWindows11のスタートメニュー画面

動画も貼っておきます。一瞬表示される…とかではなく、スタートメニューを開くアニメーション中も、しっかり非表示になっています。

ただし、スタートメニュー内のプロフィールアイコン→「アカウント設定の変更」を押すと表示される設定ページでは、普通に表示されるので注意です。

中央上のユーザー名は非表示になっていますが、その下のメールアドレスは表示されます。左上に至っては、両方とも表示されます。

Privacy11の注意点解説画像

あくまで、スタートメニューから別のアプリを起動する際の、身バレ防止のアプリですね。設定画面は開かないように注意です。

なお、本ソフトは、バッググラウンドで起動しています。AltTabを押した時のアプリ一覧画面に表示されます。何も問題はないので、無視してOKです。

Windows11のアプリスイッチャー画面

選択すると、下記画像のようにアプリの再起動ダイアログが表示されます。何かしら不具合が発生した時に、本アプリをワンクリックで再起動できるための画面であり、PCの再起動とは関係ありません。不具合が発生していない場合は、何もしなくてOKです。

Privacy11のダイアログ画面 「このウィンドウは通常表示されることはありません。」

タスクスケジューラに登録する方法

一度再起動したからといって、2回目、3回目の起動時にも反映されるわけではありません。毎回、本ソフト起動→再起動のステップが必要です。

本ソフトを起動していない状態で、PCを再起動すると、次の起動時は、普通に名前が表示されます。

Privacy11を適用しなかった場合のスタートメニュー画面

そこで、Windowsに標準搭載している「タスクスケジューラ」という機能を使ってみます。特定のプログラムをWindows起動時に実行する…といったことが可能です。スタートアップに登録するって感じですね。

スタートメニューを起動→検索ボックスに「タスクスケジューラ」と入力して、クリックします。

スタートメニュー→タスクスケジューラ

タスクスケジューラを起動できたら、右側にある「タスクの作成」をクリックします。

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像1

名前と、必要に応じて説明を決めます。名前は、日本語不可でした。ここでは適当に「Privacy11(User name hide)」にしてみます。

説明欄は書かなくてもいいのですが、いちお「Windows11のスタートメニュー左下のユーザー名を隠すソフトを、起動時に自動起動させるタスク」としておきます。

セキュリティオプションの「最上位の特権で実行する」にチェックします。管理者で実行するという意味です(多分)

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像2

続いて、「トリガー」タブに切り替えます。左下の「新規」をクリックします。

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像3

タスクの開始を「ログイン時」にします。

詳細設定の一番下にある「有効」にチェックが入っているか確認します。入っていない場合は、チェックします。設定できたら、右下の「OK」をクリックします。

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像4

続いて、「操作」タブに切り替えます。「新規」をクリックします。

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像5

操作が「プログラムの開始」になっていることを確認します。「プログラム/スクリプト」の「参照」をクリックして、Cドライブに配置したフォルダー内にあるPrivacy11の実行ファイルを選択します。選択できたら、「OK」をクリックします。

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像6

下記画像のようになればOKです。僕の場合、Cドライブに配置した際に、フォルダーの名前を変えなかったので、「C:\Privacy11_v1.0_r03\Privacy11.exe」のようになっています。

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像7

続いて、「条件」タブに切り替えます。電源の「コンピューターをAC電源で使用している場合のみタスクを開始する」と「コンピューターの電源をバッテリに切り替える場合は停止する」のチェックを外します。

恐らく、バッテリー搭載のノートPCに関する設定です。常にコンセントから電源を供給しているデスクトップPCは外しても外さなくても関係ないと思います。

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像8

最後に「設定」タブに切り替えます。「タスクが失敗した場合の再起動の間隔」にチェックします。時間は、調整しなくてもOKです。

「タスクを要求時に実行する」と、「タスクが失敗した場合の再起動の間隔」の2つにチェックが入っているか確認して、それ以外のチェックは外します。

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像9

多分デフォルトでは、「要求時に実行中のタスクが終了しない場合、タスクを強制的に停止する」、「タスクの再実行がスケジュールされていない場合に削除されるまでの時間」あたりにチェックが入っていると思います。こちらを外します。

設定できたら、「OK」をクリックします。

以下のように、一覧の中に設定したPrivacy11用のタスクが登録されていればOKです。

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像10

本ソフトが不要になった場合は、忘れずにタスクを削除しましょう。右クリック→「削除」をクリックします。

Privacy11をタスクスケジューラに登録する手順画像11

次回起動時から、本ソフトが自動的に実行されて、継続してユーザー名が非表示になります。

アップデート方法

タスクトレイのPrivacy11アイコンを右クリック→バージョン情報をクリックします。

タスクトレイにあるPrivacy11アイコンの右クリック→バージョン情報

「Chack Update」をクリックすると、ダウンロードページに飛びます。そこに記載されているバージョン番号と、現在使っているバージョンが異なる場合にアップデートできます。

バージョン確認ダイアログ画面

自動的にチェック→勝手にアップデート…って感じではないようです。あくまで手動でのチェック→ファイルの上書きでアップデートって感じです。

感想

以上、Windowsのスタートメニュー内に書かれているユーザー名を非表示にするソフト「Privacy11」でした。

なお、細かい部分で確認されている不具合があります。

例えば、休止状態から復帰した際、稀にPrivacy11が勝手に終了する場合があります。この場合は、タスクスケジューラの設定→条件→「コンピューターの電源をバッテリに切り替える場合は停止する」のチェックを外すと解決するようです。

詳しくは、マニュアルファイルに記載されています。

今後のアップデートの「任意のテキストに変更する機能」が楽しみです。また、作者様は寄付を歓迎しています。応援したいと思った方、ぜひ活用してみてください。

Posted by ナポリタン寿司