【Windows11】デスクトップのスポットライト機能を有効にする方法

2022年5月25日Windows11

Windows11のアイコン

この記事では、Windows11のKB5014019から、実装された「スポットライト機能」を有効にする方法・使い方について書きます。

デスクトップの壁紙を、世界中で撮影された美しい壁紙に日替わりで切り替えてくれる機能です。

デスクトップのスポットライト機能を有効にした写真

2022年5月24日に配信されたWindows11ビルド22000.706(KB5014019)バージョンで、「Windowsスポットライト」と呼ばれる、デスクトップの壁紙を日替わりで切り替えてくれる機能が搭載されました。

設定→個人用設定→背景→背景をカスタマイズを「Windowsスポットライト」にすることで適用できます。

壁紙は、世界中で撮影された実際にある建造物や景色、動物や自然となっています。どれも美しくて、目の保養になります。この機能は、ロック画面には以前からあったのですが、この度、デスクトップにも実装されました。

Windows11のロック画面のスポットライト機能(ネモフィラの写真)

適用すると、自動的にデスクトップの壁紙が切り替わります。毎日日替わりで切り替わるので、飽きることなく楽しめます。

専用のアイコンがデスクトップに表示されて、手動で次の画像に切り替えることができます。アイコンをダブルクリックすると、Microsoft Edgeブラウザが起動して、詳細情報(画像の出典や撮影場所など)を表示してくれます。

好みの壁紙じゃなかった場合は、アイコンを右クリック→「この画像が好きではありません」をクリックすることで、表示されにくくなります。

「Windows11でデスクトップの壁紙を自動的に切り替えてほしい!世界中の絶景を堪能したい!」という方におすすめです。

バージョンKB5014019にすることで、誰でも無料で利用できます。まだアップデートしていない方は、アップデートすることで利用できます。

先行版Windows11だと、もっと前から利用できていたのですが、この度安定版に舞い降りてきたということで、適用方法や使い方について書きたいと思います。

記事執筆時の筆者のWindowsバージョン:Windows 11 Home 22H2 22621.1

前提(KB5014019以降じゃないと利用できない)

Windows11のバージョンが、Windows11 Build 22000.706(KB5014019)以降じゃないと利用できません。2022年5月24日に配信されました。

「まだアップデートしていない!」という方は、アップデートしましょう。

自分のWindows11バージョンを調べるには、設定アプリを起動→システム→バージョン情報→OSビルドからチェックできます。僕は、先行版を利用しているので、一般のバージョンよりも、先のバージョン番号になっています。

Windows11の設定 システム→バージョン情報

Windowsスポットライトの適用方法・使い方

適用方法

Windows11のデスクトップの空いているところを右クリック→個人用設定をクリックします。

デスクトップの空いているところを右クリック→個人用設定をクリック

Windows11の設定アプリ(個人用設定ページ)が起動します。「背景」をクリックします。

Windows11の設定 個人用設定

「背景をカスタマイズ」を、「Windowsスポットライト」にします。

個人用設定→背景 背景をカスタマイズを「Windowsスポットライト」にする
ロック画面にも適用したい場合

「背景」は、デスクトップのみに反映されます。ロック画面にも適用したい場合は、ロック画面の方も、「Windowsスポットライト」にする必要があります。

「個人用設定」ページを開いて、「ロック画面」をクリックします。

Windows11の設定 個人用設定→ロック画面

「ロック画面を個人用に設定」を、「Windowsスポットライト」にします。

個人用設定→ロック画面 ロック画面を個人用に設定を「Windowsスポットライト」にする

下記画像のようになればOKです。

Windowsスポットライトを適用した設定画面

デスクトップの壁紙が、世界の美しい写真に切り替わります。壁紙は、日替わりです。PCの再起動時にも切り替わったりします。

Windows11のデフォルト壁紙を利用していた場合は、少し待たないと反映されないかもしれません。

恐らく、インターネットから壁紙をダウンロードするのに時間がかかっているためです。3分待っても切り替わらない場合は、一旦PCを再起動してみましょう。初回設定時は、再起動が確実かなと思います。

Windowsスポットライトを適用したデスクトップ画面(どこかの地層?の写真)

画像の詳細情報の確認

デスクトップに、「この写真の詳細(この写真に関する詳細情報)」という専用のアイコンが追加されます。デスクトップアイコンを非表示にしている方は、表示されません。

デスクトップに「この写真の詳細」アイコンが表示される

ダブルクリックで、Microsoft Edgeが開いて、画像の撮影場所、出典などでBing検索したページを表示してくれます。「この美しい場所は、どこの国で撮影されたんだろう?」と知りたい時に便利です。

Microsoft Edge Bingの検索結果ページ

手動で画像を切り替える

アイコンを右クリック→「次の画像に切り替える」をクリックすると、手動で壁紙が切り替わります。

「この写真の詳細」アイコンの右クリック→次の画像に切り替える

実際に使ってみた動画を貼っておきます。僕の環境だと、既に表示された壁紙が何回か表示されました。まだ適用できる壁紙が少ないのか、日数が経過していないかな?と思います。

画像の評価(グッド・バッド)

嫌いな壁紙があれば、右クリック→「この画像のファンではありません」をクリックします。その壁紙が表示されにくくなります。

「この写真の詳細」アイコンの右クリック→このファンではありません

画像の保存場所

Windowsスポットライトの画像は、一旦ローカルPC内に保存されて、壁紙に適用されています。保存場所は以下になります。

%LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.Windows.ContentDeliveryManager_cw5n1h2txyewy\LocalState\Assets

上記アドレスを、エクスプローラーのアドレスバーに貼り付けて、Enterを押します。ずらっとファイルが表示されます。少し厄介なんですが、そのまま画像ファイルとしてあるのではなく、拡張子が設定されていない状態で保管されています。

Windowsスポットライトの画像の保存場所

ここにあるファイル全てが、画像ファイルなんですが、容量が小さいファイルはダウンロード中などの可能性があります。コツは、容量が大きいファイルを見つけることです。選択したら、右クリック→コピーをクリックします。

サイズが大きいファイルを選択→コピー

コピーしたファイルを好きな場所に貼り付けます。デスクトップでも何でもOKです。

画像として認識できるように、名前の末尾に、拡張子「.jpg」と付けます。「.png」でもできました。

末尾に拡張子「.jpg」を付与する

画像として認識されて、プレビューが表示されます。ダブルクリックすると、フォトビューアーで確認できます。なぜか、僕の場合スマホ用の比率画像が多かったです。なんでかは不明です。

Windowsスポットライトの画像が表示される

余談ですが、拡張子は、「ファイル名変更君」を使って、一括で追加しました。高性能な一括ファイル名リネームソフトで便利です。

元に戻す方法

「やっぱり普通の壁紙に戻したい!」という場合は、設定から戻せます。

デスクトップの空いているところを右クリック→個人用設定→背景→「背景をカスタマイズ」を「Windowsスポットライト」以外にします。「画像」や「単色」などですね。

感想

以上、「Windows spotlight on the desktop(デスクトップ版Windowsスポットライト)」を、適用する方法・及び使い方についてでした。

僕みたいな飽き性は、どんなにいい壁紙でも、数日で飽きてしまうので、こういった自動で切り替えてくれるサービス、好きです。Windowsスポットライトの場合、「Bing Wallpaper」などの外部ソフトをインストールしなくても利用できる点がいいですね。

2022年5月25日Windows11