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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【Stylebot】YouTubeの余計な要素を非表示にするCSS

2022年2月1日YouTube

YouTubeのアイコン

この記事では、PCウェブサイト版「YouTube」の色々な部分を非表示にして、マウスオーバーした時だけ表示するCSSについて書きます。

ウェブサイトに自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」や「Stylus(スタイラス)」を利用します。

【Stylebot】YouTubeの余計な要素を非表示にするCSS

本記事のCSSを利用することで、YouTube上の以下の項目を非表示にできます。

  • サイドバーのおすすめ動画・関連動画
  • メイン動画
  • タイトル
  • チャンネル名(概要欄)
  • コメント欄

自分が非表示にしたい項目だけ適用できます。例えば、「動画の映像を消して、コメント欄だけ見る。音だけ楽しむ。」といったように個別に調整できます。

マウスを乗せたときは普通に表示するので、見たくなった時はいつでも見れます。マウスオーバーするだけです。ワンクリックでオンオフできます。

本記事は、Chrome拡張機能・Firefoxアドオンを利用できるPCブラウザ限定です。スマホのアプリ版ではできません。

本記事はCSSを使います。もし、「CSSは少し難しい!」という場合は、先人たちが公開している拡張機能がおすすめです。CSSと比べると自由度が低いですが、サクッと利用できます。

拡張機能名何ができる?
Youtube Audio(Firefoxアドオン)YouTubeの動画を非表示にして、音だけにする
Music Mode for Youtube(Chrome拡張機能)
Hide Youtube Viewers and Ratings(Chrome拡張機能)再生回数・同時接続数、評価、登録者数、コメント欄などを非表示にする
Remove YouTube End Cards & End Screen VideosYouTube動画の最後に表示される終了画面を非表示にする

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。Chrome拡張機能だけでなく、「Microsoft Edge」と「Firefox」版もあります。

「Chromeに追加」をクリックしてインストールします。

「Stylebot」のインストール手順画像

右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。詳しく使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

YouTubeのいたるところをマウスホバーで表示するCSS

マウスホバーではなく、完全に非表示にしたい場合は、こちらを参考にしてみてください。

YouTubeの動画再生ページだけで動作するスタイルシートを作成する

インストールした「Stylebot」拡張機能アイコンを右クリック→「オプション」をクリックします。

StylebotでYouTubeの動画ページだけに反映するスタイルシートを作成する手順画像1
ポイント

通常、サイト(ドメイン)単位でCSSを適用させたい場合は、左クリック→「Stylebotを開く」を押すことで、CSSを書く画面を開けます。

今回は、YouTubeのトップページではなく、YouTubeの動画再生画面上だけに適用するので、オプションから専用のスタイルシートを作成します。

トップページ含むYouTube上で動作するようにしてもいいんですが、何となく、動画ページ上だけに絞ってみたいと思います。

左側にある「スタイル」→「新しいスタイルを追加」をクリックします。

StylebotでYouTubeの動画ページだけに反映するスタイルシートを作成する手順画像2

2つのテキストボックスが表示されます。1つ目のテキストボックスに、CSSを適用させたいURL、2つ目のテキストボックスに、CSSを書き込んでいきます。

StylebotでYouTubeの動画ページだけに反映するスタイルシートを作成する手順画像3

今回は、YouTubeの動画プレーヤーページ上だけで動くようにしたいので、URLは「**www.youtube.com/watch?**」になります。

**www.youtube.com/watch?**

CSSを書き込む

2つ目のテキストボックスにCSSを書き込みます。全てのコードをコピペする必要はありません。自身がマウスホバーで表示を切り替えたい項目だけ書き込みます。

/*サイドバー*/
#secondary:not(:hover) {
  opacity: 0;
}

/*メイン動画*/
.video-stream.html5-main-video:not(:hover) {
  opacity: 0;
}

/*動画のタイトル*/
h1.ytd-watch-metadata:not(:hover) {
  opacity: 0;
}

/*チャンネル名*/
#owner:not(:hover) {
  opacity: 0;
}

/*高評価・保存などの動画下ボタン*/
#actions:not(:hover) {
  opacity: 0;
}

/*コメント欄*/
ytd-comments#comments:not(:hover) {
  opacity: 0;
}

YouTubeの仕様変更により、使えなくなる可能性があります。もし、上記CSSを書き込んでも反映されない場合は、問い合わせより、ご連絡いただければ幸いです。僕ができる範囲で、修正したいと思います。

例えば、コメント欄とメイン動画を消したい場合、下記画像のようになります。書き込めたら、右下の「保存する」をクリックします。

StylebotでYouTubeの動画ページだけに反映するスタイルシートを作成する手順画像4

CSSが適用されたか確認する

YouTube」にアクセスして、適当に動画を開きます。

拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:**www.youtube.com/watch?**)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は有効になっているということです。

Stylebotのスクリーンショット

コメント欄と動画が非表示になります。

YouTubeの動画プレーヤーをCSSで非表示にした画像(ダークモード)

マウスオーバーでゆっくり表示します。実際に使ってみた動画を貼っておきます。

ライトモードを利用している方でも、同じコードで反映されます。

YouTubeの動画プレーヤーをCSSで非表示にした画像(ライトモード)

一時的に無効化したい場合は、「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「**www.youtube.com/watch?**」をオフにします。完全に使わなくなった場合は、書き込んだコードを削除します。

【追記】Firefoxで表示されるサムネイル削除

Firefoxベースのブラウザの場合、動画をクリックすると、すぐに再生されず、動画のサムネイルが表示されます。クリックで再生が開始されます。ChromeやVivaldiだと、すぐに再生される仕様になっています。

Firefoxベースのブラウザで表示されるYouTubeのサムネイル画像

このサムネイルを非表示にするコードも追記しておきます。使いたい方は、スタイルシートに追加で書き込みます。

/*メイン動画のサムネイル*/
.ytp-cued-thumbnail-overlay-image {
  opacity: 0;
}

サムネイルが真っ黒になって、表示されなくなります。

FirefoxでYouTubeを再生した時表示されるサムネイルを非表示にした画像

マウスオーバーで表示させたい場合は、上記コードではなく、以下のコードになります。

/*メイン動画のサムネイル*/
.ytp-cued-thumbnail-overlay-image:not(:hover) {
  opacity: 0;
}

マウスホバーではなく、完全非表示にしたい場合

「マウスを乗せても表示したくない!」という場合、以下のCSSを利用します。ホバー時の挙動を全部削除しているので、マウスを乗せても表示されなくなります。

/*サイドバー*/
#secondary {
  display: none !important;
}

/*メイン動画*/
.video-stream.html5-main-video {
  opacity: 0 !important;
}

/*動画のタイトル*/
h1.ytd-watch-metadata {
  display: none !important;
}

/*チャンネル名*/
#owner {
  display: none !important;
}

/*高評価・保存などの動画下ボタン*/
#actions {
  display: none !important;
}

/*コメント欄*/
ytd-comments#comments {
  display: none !important;
}

まとめ

以上、YouTubeの余計な要素を非表示にして、マウスオーバーで表示するCSSについてでした。

サイドバーに、おすすめ動画や関連動画が表示されていると、延々と見ちゃって時間を食っちゃいます。集中したい時は、思い切って全部非表示(透明)にすると、案外捗るかもしれません。

2022年2月1日YouTube