【Google広告レビューセンター】灰色画像の広告について

2022年5月19日ブログ

Googleアドセンスのアイコン

この記事では、Googleアドセンスの広告レビューセンターで、たまーに表示される灰色模様のプレビュー画像の正体について書きます。

結論→ブロックするのではなく、許可しましょう。

【Google広告レビューセンター】灰色画像の広告について

Googleアドセンスで表示された広告をブロック・許可できる広告レビューセンターで、たまーに表示される灰色模様の広告は、プレビュー上で正常に表示されていないだけなので、ブロックするのではなく、許可することをおすすめします。

この灰色模様の画像は、ごく一部のドメイン(広告主)の広告で発生します。本当は、具体的なドメイン名を言いたいのですが、確かアドセンスの規約上、サイト運営者じゃない人に教えるのは、ダメだった気がするので、言えません。めちゃめちゃ大企業です。

そのドメインを持つ広告主の全ての広告がこうなるわけではなく、そこからさらに一部の広告のみが、このような表示になっています。

本記事では、この灰色模様の広告の正体に迫っていきたいと思います。僕だけだと力不足なので、10年以上ブログを続けている大ベテランさんと、Googleのヘルプにて問い合わせてみました。完全な正解にはたどり着けませんでしたが、ほぼ正解にたどり着きました。

「広告レビューセンターで広告を捌いているけど、たまに表示される灰色模様の画像は、許可していいのかブロックしていいのか分からない…!これは一体なんなんだ!」と悩んでいる方、ぜひ参考にしてみてください。

【問題】どんな広告か?

まずは、どんな表示になっているのか、実際に確認してみましょう。「いや、そんなことより、結局どうすればいいのか教えてくれ!」という方は、こちらに飛んでください。

Googleアドセンスの管理画面を開きます。左側サイドバーの「ブロックのコントロール」→「広告レビューセンター」をクリックします。

Googleアドセンス→ブロックのコントロール→広告レビューセンター

サイト上で表示された広告がプレビューで確認できます。ここで、不快な広告をブロックできます。

表示されている広告が多い場合は、目的の灰色模様を見つけにくいかもしれません。その場合は、右上の検索ボックスを活用します。

このような表示になるドメインはいくつかあるのですが、一番代表的なのは、「micro〇〇〇.com」です。大企業です。絞り込むと、早速確認できました。灰色背景に白い線が入っているのが目印です。

広告レビューセンター上で表示される灰色模様の広告プレビュー画像

クリックすると、詳細画面が表示されます。これは、確定ではないのですが、恐らく、リンク先URLが複数指定されていると思います。ここがポイントです。特定のドメイン、かつ複数のリンク先が指定されていると、このような表示になると予測されます。

広告の詳細画面 リンク先URLが複数設定されている

灰色画像の広告をクリックすると、「Ad Blocked | IAS」のサイトに飛んでエラーが表示されます。通常は、その広告を提供している広告主のサイトに飛ぶはずです。

灰色模様の広告をクリックすると、IASのエラーページに飛ぶ

「エラーが出て正常に飛べなかったってことは、やっぱり実際のサイト上でも、このような表示になっていて、エラーが出ているのか?」と思ったのですが、そうではないみたいです。

あくまでプレビュー上(広告レビューセンター上)で、正常に飛べなかっただけで、実際のサイト上ではちゃんと表示されています。

【対処法】このまま許可してOK

ここからが本題です。僕自身、このような広告を許可していいのか、ブロックしていいのか分からなかったので、他の方を頼ってみることにしました。嬉しいことに、全員から返信があり、大体同じような答えを頂けました。

Googleヘルプにて、質問してみた

Googleアドセンスには、公式のフォーラム(ヘルプサイト)が用意されています。類似の質問があるか探してみたのですが、見つからなかったため、思い切って僕自身が質問してみました。以下、質問した内容の全文です。

【タイトル】
広告レビューセンターの一部広告が灰色模様でプレビューが表示されない件について質問

【質問内容】
Googleアドセンスの広告を、個別に許可・ブロックできる広告レビューセンターの一部広告主の広告が灰色模様で表示され、プレビューが表示されません。

全ての広告がこうなるというわけではありません。本当にごくわずかな広告主のみです。僕が知っている限りだと、「microsoft.com」が代表例です。

その広告主の全ての広告がこうなるというわけではありません。ごく一部の広告主、さらにはその中のごく一部の広告…となっています。

この状態の広告は、実際のサイト上では正常に表示されているのでしょうか?それとも、実際のサイト上でも、このように灰色模様で表示されているのでしょうか?もし、実際のサイト上でもこのように灰色で表示されているのだとしたら、ブロックした方がよいのでしょうか?

僕が調べた限り、①特定のドメイン(広告主)のみで発生、②1つの広告に複数のリンク先URLが指定されている…、この2点がトリガーになっていると考えています。

灰色で表示される広告主は、僕が知っている大企業なので、怪しい広告ではないということは理解しています。よって、下手にブロックして収益が下がると困るので、現状全て許可するようにしています。この判断は間違っていないのかどうか、専門的な方にお伺いしたいです

この灰色模様のプレビュー画像は、どのような意味があるのか、実際のサイト上では正常に表示されているのかどうか…。よろしければ、教えていただければ幸いです。

ちなみに、プレビューの広告をクリックすると、「Ad Blocked | IAS」というページに飛びます。配信される広告は、広告主のリクエストによりブロックされました~~うんたらかんたらと英語で書かれています。

リンク先URLに書かれている広告をクリックすると、正常にリンク先に飛びます。

広告レビューセンターの一部広告が灰色模様でプレビューが表示されない件について質問 – Google AdSense コミュニティ

自分でも、「なんか冗長にべらべら書いているなーー」と思いました。あははー。(それに思いっきり、広告主書いているし…。まぁ、Googleヘルプで、書いて何も言われなかったので、よしとしましょう。)

すると、質問を書いた当日に、とある方から返信をいただきました。以下、返信の全文です。かなり長いですが、参考になるので、ぜひとも読んでみてください。

はじめまして。

環境にもよると思われますが、広告レビューセンターでプレビューが表示されない事は、比較的多いと認識しています。私の環境の場合、全てが表示される事の方が珍しいです。

一部の広告の画像の部分が灰色になる現象とご質問で記載された内容、IASに表示されると言う現象は私の環境では発生した事がありません。

通常、広告レビューセンターの画像をクリックした場合、その広告に関連する情報(クリエイティブ)、表示回数、広告主の情報が表示されます。以下は、レビューセンターのプレビューでは画像が表示されない広告をクリックした結果です。画像が表示されなくても、広告の情報が表示されます。

この選択した広告の情報ページにおいて広告をクリックした場合には、その広告のランディングページ(Destination)のURLが通常開かれます。

ランディングページではなく、IASのページが表示される理由は、ページに記載されています。基本的に、AdSenseのプレビューページに表示される広告とそこで発生したクリックは、有効な広告収益の発生元ではない(サイトではなく、AdSenseのアカウントページ)場所で発生されているため、無効なクリックとして処理されると思います。IASのページが表示されるのは、該当する広告の広告主、またはその広告を配信する広告ネットワークがIASのサービスを利用しているためと思われます。

広告レビューセンターの画像表示はプレビューです。プレビューで画像が表示されない事は珍しくありません。実際には画像は表示されていても、何らかの理由でプレビューでは表示されない状況となっている事がほとんどだと思います。

広告配信中、配信後に広告主が広告クリエイティブの画像を差し替えた、変更した、削除したなどの場合には、画像は表示されない可能性があります。また、キャンペーンなどを終了した場合にも画像は表示されない事があると認識しています。最近になって、配信終了した広告に関してはその旨の表示がされるようになっています。

>僕が調べた限り、①特定のドメイン(広告主)のみで発生、②1つの広告に複数のリンク先URLが指定されている…、この2点がトリガーになっていると考えています。

①についての可能性としては、上に記載したような一般的な理由(様々な理由で、プレビューに広告が表示されない事はあります)に加えて、例えば、灰色で表示される広告は、IASのサービスを利用していて、IABのサービスの方でプレビュー表示で画像を表示させないような仕様になっているなどの可能性も考えられます。

②は、①に該当する広告がたまたま複数のランディングページを設定しているなどです。

>下手にブロックして収益が下がると困るので、現状全て許可するようにしています。この判断は間違っていないのかどうか、専門的な方にお伺いしたいです。

はい。そのご判断は間違いはありません。広告をブロックする事で、収益が下がる事はありますが、広告をブロックしないことで収益が下がる事は通常はありません。

それ以外に考えられる理由としては、現在、広告配信制限となっているようですが、広告配信制限になっているために一部の広告がプレビューで表示されないなどの可能性も考えられます。

広告レビューセンターの一部広告が灰色模様でプレビューが表示されない件について質問 – Google AdSense コミュニティ

Googleの中の方…というわけではないですが、Googleアドセンスのヘルプサイト上で、「プラチナプロダクトエキスパート」と呼ばれる称号を持ってらっしゃる方です。(質問した2022年5月時点の話)この称号がすごいのかどうかは僕には分かりませんが、きっとすごいのでしょう。

答えてくださった方の回答をまとめると、以下のことが分かりました。

  • 広告レビューセンター上で、プレビューが表示されないのは珍しいことではない(異常ではない)
  • プレビューでは表示されてなくても、実際のサイト上では表示されていることがほとんど
  • 広告配信中に、広告主が画像を差し替えた、変更した場合にプレビューが表示されないことがある
  • IASなど、広告を配信する広告ネットワークによっては、プレビューで表示しないように設定されている
  • ブロックする必要はない。むしろ許可するのがおすすめ
  • ブロックして収益が下がることはあっても、許可して下がることはない

僕は、このことから、「プレビューでは灰色模様でも、実際のサイト上では表示されている。下手にブロックして収益が下がると困るから、許可した方が良い。許可して収益が下がることは基本的にない」と受け取りました。

このまま許可するのが良さそうです。

上記以外にもいくつかやりとりしたのですが、長くなるので省きます。内容は、全て上記の箇条書きに含まれます。

個人的に、「IASなどの一部の広告配信ネットワークは、プレビュー上で画像を表示しないように設定されているかもしれない」という点がびっくりしました。

初心者なので、本当にさっぱりなんですが、A、B、Cの企業の広告を配信する「Z」という広告ネットワーク会社がいる…という感じなんでしょうか。てっきりA、B、Cの企業があったら、そのまま、A、B、Cの企業がそれぞれ配信しているのかと思ってました笑。

確かに、広告を配信するネットワークが原因で、灰色模様になっているのだとしたら、一部のドメインたちが、こうなるのも納得できますね。灰色模様になる広告は、みな、同じ配信ネットワーク(例:IAS)を使っているかもしれない…ということですね。

大ベテランブロガーの方に聞いてみる

続いて、僕よりも遥かにブログを熟知しているベテランブロガーのお二方に、TwitterのDMで聞いてみました。

なぜか、回答頂いた後に、DM削除してしまったので、御一方のみ紹介します。DMでのプライベートな内容ですので、一部のみ抜粋&載せるとまずい部分を、こちらで修正して掲載します。

チェックした感じだとリンク先URLが複数設定されていて、リンク先URLに〇〇〇(特定のドメイン名)が含まれている場合は灰色になっているようです。

なので複数のリンク先URLが設定されていて、かつドメインが異なる場合は灰色になっているような気がします。ちょっと見ただけなので違うかもですが。

結論としては気にしなくても良いと思います。Googleが最適化するはずなので。サイト運営者が収益を上げれば上げるほどGoogleの収益も上がるので、収益の出ない広告は自動で非表示にしたり表示優先度を下げたりするはずです。

ブロックしてみたところ実はちゃんとした広告だったってことになると、かえって収益が下がってしまいますし難しいですよね。
まあ表示される広告で気にするべきなのは不快な広告かどうか不適切な広告かどうか、みたいなところだけで良いのかもですねー。

大ベテランブロガーさんからのDM内容(一部のみ抜粋&載せたらまずい部分を改変して掲載)

やはり、一定の条件が揃うと、レビューセンター上で広告が灰色模様になるかもしれない…ということでした。僕だけの環境じゃなかったので、一安心です。

条件として、「複数のドメインがリンク先URLに指定されている」…とのことでしたが、確かに灰色模様になる広告のほとんどが、別々のドメインで複数登録されてました。

複数のリンク先URLが指定されている&別々のドメイン名が登録されている

ただし、複数のリンク先ではなく、1つだけでも灰色模様になっている広告があったので、一概にそうというわけではなさそうです。「確率として高いよね。」という感じです。

何はともあれ、「許可したところで、Googleが最適化するので、基本的には、許可してOK。自分が見て不快だと思う広告だけをブロックすればよい」ということです。

もう御一人方の回答も似たようなものでした。あくまで、プレビュー上でこのような表示になっているだけで、実際では正常に表示されているから許可して問題ない…とのことです。

やはり、大ベテランびっくらレジェンドスーパーアルティメットブロガーさんは、すごいです。すごいとしか言いようがありません。突然、DMで失礼したのに、丁寧に教えていただけるなんて最高です。感謝感謝。

感想

以上、Googleアドセンスの広告レビューセンターのプレビューで、一部広告が灰色模様で表示される問題、対処法についてでした。

結局のところ、許可したところで、その広告が確定で表示されるわけではなく、Googleが最適化して配信していくので、基本的に全部許可してOKだと思います。

「目元たるみ10秒でピーン」、「気づかれずに歯ならびをきれいに」、「毛穴の角栓はアレすると一瞬で」といった、見ているだけで不快になるあの広告たちは、容赦なくブロックしていいと思います。

ブロックする基準は、自分が見て不快かどうか…という主観的な判断でいいと思います。自分が見て不快だと思ったら、読者から見てもきっと不快なので。

余談ですが、不快な広告を見つけたら、その広告主をアカウントごとブロックするのがおすすめです。1回でも不快広告配信している広告主は、他の広告も例外なく不快なので。

広告レビューセンター上の不快な広告プレビュー画像をクリック→右サイドバーの「アカウントをブロック」をクリックします。これで、次回以降、その広告主からの広告が配信されなくなります。一網打尽です。

アドセンスの不快広告を、アカウントごとブロックする手順画像

Posted by ナポリタン寿司