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【CLaunch】設定をバックアップ・復元する方法

2021年6月7日ソフト

「CLaunch(クランチ)」のアイコン

この記事では、任意のマウス操作でフォルダー・アプリを起動できるポップアップを表示するアプリランチャーソフト「CLaunch(クランチ)」の設定をバックアップ・復元する方法について書きます。

【CLaunch】設定をバックアップ・復元する方法

CLaunchのウィンドウを起動して、上部のタイトルバーの空いているところを右クリック→メンテナンス→「設定バックアップ」、あるいは「デザインバックアップ」から、手動でバックアップできます。バックアップには、アプリ・フォルダーの配置、オプション情報が含まれています。

手動ではなく、自動バックアップ機能も用意されています。デフォルトでオンになっています。

どちらの方法も簡単にバックアップできます。バックアップすることで、万が一レイアウトや登録情報が消えた時でも、復元できます。別のパソコンに移行する際にも役立ちます。

バックアップ方法

普段のバックアップ目的なら自動、別のPCに設定を丸ごと移行したい場合は、手動バックアップを活用します。

自動バックアップ

デフォルトで、自動バックアップするように設定されています。設定を確認するには、CLaunchのウィンドウを起動して、上部のタイトルバーの空いているところを右クリック→「オプション」をクリックします。

「CLaunch」アプリの設定にアクセスする手順画像

設定画面を開いたら、「その他」タブをクリックします。「自動バックアップ」項目で、設定を確認・変更できます。

「CLaunch」アプリの自動バックアップ機能を利用する手順画像1

デフォルトでは、3日に1回「C:\Program Files\CLaunch\Data\」の中に、「(ユーザー名)_Backup.ini」という名前で保存されるようになっています。僕の場合、「ナポリタン寿司_Backup.ini」になっていました。

「CLaunch」アプリの自動バックアップ機能を利用する手順画像2

自動バックアップを無効化したい場合は、「定期的に設定をバックアップする」のチェックを外します。日数を調整したい場合は、上下の矢印で数字を変えます。保存場所を変えたい場合は、「参照」から場所を選択します。

「CLaunch」アプリの自動バックアップ機能を利用する手順画像3

手動でバックアップ

「今すぐ別のPCに移行したいから、最新の設定ファイルが欲しい!」という場合は、手動バックアップ方法を利用します。

CLaunchのウィンドウを起動して、上部のタイトルバーの空いているところを右クリック→メンテナンス→「設定バックアップ」、あるいは「デザインバックアップ」をクリックします。

「CLaunch」アプリで設定と配置情報をバックアップする手順画像1

設定は、CLaunchのオプションのことです。デザインはアプリ・フォルダーの配置のことです。スキンは含まれていません。全てを移行したい場合は、2つともバックアップしましょう。

好きな場所を決めて、「保存」をクリックします。

「CLaunch」アプリで設定と配置情報をバックアップする手順画像2

指定した場所にファイル(ini)が保存されます。

「CLaunch」アプリで設定と配置情報をバックアップする手順画像3

別のPCに移行したい場合は、これらのiniファイルを別のPCに転送します。

Googleドライブ」や「Microsoft OneDrive」などのクラウドサービスにアップロードして、新しいPCにダウンロードするという方法や、USBメモリにコピーして、新しいPCに転送するという方法があります。

ポイント

注意点として、設定・デザインの両方を移行しても、スキンは移行されません。スキン(テーマ)も一緒に移行したい場合は、追加でスキンファイルを転送する必要があります。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

復元・移行する方法

僕は、2023年1月に新しいPC「G-Tune PP-Z-3070Ti (プレミアムモデル)」を購入しました。(記事はこちら)そこで、新PCに以前の設定ファイルを丸ごと移行して、復元してみたいと思います。

アプリ・フォルダーの配置、設定の両方を復元できます。

移行先のPCに、CLaunchを新規インストールします。

C:\Program Files\CLaunch」にあるフォルダーを、丸々移行することでも引き継げると思いますが、おすすめはしません。本来の方法でインストールしないと、Windowsのインストールしたアプリ一覧に認識されずに、アンインストールするときに少し困ると思います。

インストールできたら、CLaunchのランチャー画面を開いて、タイトルバーの空いているところを右クリック→メンテナンス→「データフォルダーを開く」をクリックします。

「CLaunch」アプリでバックアップしたデータを復元(移行)する手順画像1

エクスプローラーで、CLaunchのデータフォルダーが表示されます。

「CLaunch」アプリでバックアップしたデータを復元(移行)する手順画像2

恐らく、「%ProgramFiles%\CLaunch\Data」フォルダー内にユーザー名フォルダーで保存されていると思います。

%ProgramFiles%\CLaunch\Data

開けたら、エクスプローラーはそのままにしておいて、「CLaunch」を終了させます。アプリランチャーを非表示にするのではなく、完全にアプリを終了します。

タスクトレイにCLaunchアイコン(「CLaunch(クランチ)」のアイコン)がある場合、右クリック→「終了」をクリックします。

「CLaunch」アプリをタスクトレイから終了する手順画像
タスクトレイのCLaunchアイコンを非表示にしている場合

タスクマネージャーから強制的に終了できます。タスクバーの空いているところを右クリック→「タスクマネージャー」をクリックします。あるいはキーボードのShift+Ctrl+Escを押すことでも起動できます。

Windows11のタスクマネージャーを開く手順画像

左側の「プロセス」タブを選択します。実行されているアプリが一覧表示されるので、この中から「CLaunch Program Launcher」を探します。僕の場合、結構下のほうにありました。

見つけたら、右クリック→「タスクの終了」をクリックします。

Windows11のタスクマネージャーから「CLaunch Program Launcher」を終了する手順画像

終了できたら、データフォルダー内(%ProgramFiles%\CLaunch\Data\ユーザー名)にバックアップした設定・デザインファイル(ini)をドラッグ&ドロップします。

「CLaunch」アプリでバックアップしたデータを復元(移行)する手順画像3

僕の場合、以前のPCでバックアップ(エクスポート)した「CLaunch.ini(設定ファイル)」と「Design.ini(デザインファイル)」を、新しいPCのCLaunchデータフォルダー内に移行するという形です。

ダイアログが表示されるので、「ファイルを置き換える」をクリックします。

「CLaunch」アプリでバックアップしたデータを復元(移行)する手順画像4

これで移行完了です。CLaunchを起動していたら、正常に移行できない可能性があるので注意です。

「CLaunch」アプリでバックアップしたデータを復元(移行)する手順画像5

CLaunchを起動します。インストール場所を変更していない場合は、「C:\Program Files\CLaunch」にあります。「ClAdmin.exe」が管理者、「CLaunch.exe」が通常権限です。

「CLaunch」アプリを起動する手順画像

設定・デザイン(配置)が復元されます。

「CLaunch」アプリでバックアップしたデータを復元(移行)した比較画像

ただし、アプリやフォルダーの配置ファイル(Design.ini)を移行しても、新しい環境のほうで、そのアプリをインストールしていないと意味がありません。

CLaunchに登録したアプリが「見つかりません」と表示されて起動できていない画像

上記画像だと、移行元では「Firefox」と「Audacity」をインストールしていましたが、移行先のPCではまだインストールしていないため、CLaunch上では白紙アイコンになっています。クリックしても「見つかりません」とエラーが表示されます。同じ場所に配置することで、機能するようになります。

感想

以上、アプリランチャーソフト「CLaunch(クランチ)」の設定・デザインファイルのインポート・エクスポート方法でした。

デフォルトで、自動バックアップされるようになっているので、方法を知っていれば、簡単に復元できます。

2021年6月7日ソフト