【YouTube Studio】チャンネル登録者数を非表示にするCSS

この記事では、「YouTube Studio」のチャンネル登録者数を見えないように隠すCSSについて書きます。
ウェブサイトに自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」を利用します。

僕は、完全趣味・記録用でYouTubeに投稿しています。コメント欄も閉鎖しています。
見てくださる方がいるのは、非常に嬉しいことです。しかし、チャンネル登録者数が目に入ると僕が疲れてしまうので、思い切って消すことにしました。
チャンネル登録者数は、「YouTube Studio」のダッシュボードにある「チャンネルアナリティクス」、アカウントを切り替える際のポップアップなどに表示されます。これら全てから排除して、一切登録者数を気にせず、過ごせるようにします。

デフォルトの設定からは非表示にできないので、CSSを利用します。
「Stylebot(スタイルボット)」は、Chrome拡張機能だけでなく、Firefox、Microsoft Edgeアドオンも用意されています。本記事は、Chrome拡張機能・Firefoxアドオンを利用できるPCブラウザ限定です。スマホのアプリ版ではできません。拡張機能を利用できるブラウザアプリ(例:Kiwi Browser)などを使えば、もしかしたらできるかもしれません。
以前は、他人に見られないよう非表示にできたっぽいですが、2023年6月現在では、恐らくできません。
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。Chrome拡張機能だけでなく、「Microsoft Edge」と「Firefox」版もあります。
「Chromeに追加」をクリックしてインストールします。

右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。詳しく使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
自身のチャンネル登録者数を見えないよう隠すCSS
「YouTube Studio」にアクセスします。インストールした「Stylebot」拡張機能アイコンをクリック→「Stylebotを開く」をクリックします。

右側に白紙のサイドバーが表示されます。もし初めてStylebotを起動した場合は、「ベーシック」という画面が表示されます。下部にある「コード」をクリックすると、白紙のスタイルシート画面を開けます。こちらに以下のコードを書き込みます。
/*アカウント切り替えポップアップのチャンネル登録者数非表示*/
.ytd-account-item-renderer yt-formatted-string.style-scope.ytd-account-item-renderer:last-of-type {
visibility: collapse !important;
}
/*チャンネルのダッシュボードの「チャンネル アナリティクス」、「最近のチャンネル登録者」タイル非表示*/
ytcd-card.card.style-scope.ytcd-card-column:is([test-id="channel-dashboard-facts-card"], [test-id="channel-dashboard-recent-activity-card"]) {
display: none !important;
}
右上の「×」でスタイルシートを閉じます。

再度拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:studio.youtube.com
)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は有効になっているということです。
これでチャンネル登録者数が非表示になります。どこが非表示になったか詳しく見てみます。
僕は、そこまで頻繁に利用するわけではないので、消し忘れがあるかもしれません。もし、「ここにも表示されている!」と気づいた方は、問い合わせより連絡いただければなと思います。
一時的に無効化したい場合は、Stylebot→「studio.youtube.com
」をオフにします。完全に使わなくなった場合は、書き込んだコードを削除します。
アカウント切り替えポップアップ
「YouTube Studio」にログインして、右上のプロフィールアイコンをクリックします。「アカウントを切り替える」をクリックします。

ここに、作成しているアカウントごとで、チャンネル登録者数が表示されます。CSS適用後は、「チャンネル登録者数」という文字ごと数字を消しています。諸事情で部分的に白塗りしています。

アカウントを切り替える際に、うっかり目に入ることがなくなります。
チャンネルのダッシュボードの「チャンネルアナリティクス」、「最近のチャンネル登録者」
左側サイドバーの「ダッシュボード」をクリックします。各情報がウィジェット(ボード)形式で表示されます。この中にある「チャンネルアナリティクス」と「最近のチャンネル登録者」です。

CSS導入後は、数字だけでなく、ボードごと消しています。僕には不要でした。

もし、「最新の動画のパフォーマンス」と「公開動画」のボードも不要な場合、以下のCSSを追加で書き込みます。併用可能です。
/*チャンネルのダッシュボードの「最新の動画のパフォーマンス」、「公開動画」タイル非表示*/
ytcd-card.card.style-scope.ytcd-card-column:is([test-id="channel-dashboard-snapshot-card"], [test-id="channel-dashboard-recent-videos-card"]) {
display: none !important;
}
ダッシュボードから全ての要素が消えます。場合によっては、お知らせなどのボードがあります。

「www.youtube.com」ドメイン上からも隠すCSS
上記で紹介したCSSは、「YouTube Studio(studio.youtube.com
)」上での非表示です。「YouTube(www.youtube.com
)」上では表示されます。
こちらも消したい場合、「YouTube」にアクセスして、「Stylebotを開く」をクリックします。以下のCSSを書き込みます。
/*自身のチャンネルページの登録者数非表示*/
#channel-header-container:has(#avatar-editor[aria-label="プロフィール写真の編集"]) yt-formatted-string#subscriber-count {
display: none !important;
}
/*アカウント切り替えポップアップのチャンネル登録者数非表示*/
.ytd-account-item-renderer yt-formatted-string.style-scope.ytd-account-item-renderer:last-of-type {
visibility: collapse !important;
}
/*自身の動画再生ページの登録者数非表示*/
div#upload-info:has(#text>a[href="/@Naporitansushi"]) #owner-sub-count {
display: none !important;
}
ポイントです。「自身の動画再生ページの登録者数非表示
」のCSSは、僕のアカウント名(@Naporitansushi
)で設定しています。各自、自身のハンドル名に変える必要があります。詳しくは、こちらで解説します。
自身のチャンネルページの登録者数
自身のチャンネルページの登録者数のことです。僕の場合、こちらのページです。ここのチャンネル登録者数を消します。正確には、現在ログインしているアカウントが対象です。ここの表示を消したところで、他人から隠せるわけではありません。自身の環境上だけです。

アカウント切り替えポップアップのチャンネル登録者数非表示
YouTube上で右上のプロフィールアイコン→「アカウントを切り替える」をクリックした時の登録者数です。「YouTube Studio」と一緒のコードです。

自身の動画再生ページの登録者数非表示
自身が投稿した動画再生ページに表示されるアカウント名下部の登録者数部分です。

上記で紹介したCSSは、僕のページで消すように設定されています。「a[href="/@Naporitansushi"]
」という部分です。ここを、自身の名前(ハンドル)に変える必要があります。ハンドル名は、「https://www.youtube.com/handle」から確認できます。

ここに表示されている名前をコピペして、CSSの「@Naporitansushi
」という部分を置き換えてください。
例えば、僕のサブアカウントの登録者数を消したい場合、ハンドルは「@Naporitansushi-sub
」です。

この「@Naporitansushi-sub
」をCSSに書き込みます。以下のようになります。
/*自身の動画再生ページの登録者数非表示*/
div#upload-info:has(#text>a[href="/@Naporitansushi-sub"]) #owner-sub-count {
display: none !important;
}
CSSを適用すると、動画再生ページのチャンネル登録者数が非表示になります。自身のアカウント以外のページでは、表示されます。

自身が運営しているアカウントが複数あって、全部非表示にしたい場合、その数だけ書き込みます。ハンドルの部分を書き換えます。
/*自身の動画再生ページの登録者数非表示(メイン垢)*/
div#upload-info:has(#text>a[href="/@Naporitansushi"]) #owner-sub-count {
display: none !important;
}
/*自身の動画再生ページの登録者数非表示(サブ垢)*/
div#upload-info:has(#text>a[href="/@Naporitansushi-sub"]) #owner-sub-count {
display: none !important;
}
感想
以上、「YouTube Studio」と「YouTube」上から、自身のアカウントのチャンネル登録者数を非表示にして、気分を損ねないようにする方法でした。
見たくないものは、容赦なく消しています。