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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【YouTube Studio】チャンネル登録者数を非表示にするCSS

2023年2月1日YouTube

YouTubeのアイコン

この記事では、「YouTube Studio」のチャンネル登録者数を見えないように隠すCSSについて書きます。

ウェブサイトに自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」や「Stylus(スタイラス)」を利用します。

【YouTube Studio】チャンネル登録者数を非表示にするCSS

僕は、完全趣味・記録用で、「YouTube」に投稿しています。コメント欄も閉鎖しています。

見てくださる方がいるのは、非常に嬉しいことです。しかし、チャンネル登録者数が目に入ると僕が疲れてしまうので、思い切って消すことにしました。

チャンネル登録者数は、「YouTube Studio」のダッシュボードにある「チャンネルアナリティクス」、アカウントを切り替える際のポップアップなどに表示されます。これら全てから排除して、一切登録者数を気にせず、過ごせるようにします。

「YouTube Studio」の「チャンネルのダッシュボード」画像1

デフォルトの設定からは非表示にできないので、CSSを利用します。

本記事は、Chrome拡張機能・Firefoxアドオンを利用できるPCブラウザ限定です。スマホのアプリ版ではできません。拡張機能を利用できるブラウザアプリ(例:Kiwi Browser)などを使えば、もしかしたらできるかもしれません。

以前は、他人に見られないよう非表示にできたっぽいですが、2023年11月現在では、恐らくできません。

インストール方法

ウェブサイトに、自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」を利用します。

Chromeウェブストアからインストールできます。Chrome拡張機能だけでなく、「Microsoft Edge」と「Firefox」版もあります。

「Chromeに追加」をクリックします。

「Stylebot」拡張機能をインストールする手順画像1

「拡張機能を追加」をクリックします。

「Stylebot」拡張機能をインストールする手順画像2

拡張機能のオーバーフローメニューに追加されたらOKです。

「Stylebot」拡張機能をインストールする手順画像3

頻繁に開く場合は、拡張機能のオーバーフローメニューを開いて、「Stylebot」の隣にあるピン留めアイコンをクリックします。ツールバーに直接配置されます。

「Stylebot」拡張機能を直接ツールバーに配置する手順画像

詳しい使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

自身のチャンネル登録者数を見えないよう隠すCSS

YouTube Studio」にアクセスします。インストールした「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「Stylebotを開く」をクリックします。

Stylebotのスクリーンショット1

右側に白紙のサイドバーが表示されます。もし初めて「Stylebot」を起動した場合は、「ベーシック」という画面が表示されます。下部にある「コード」をクリックすると、白紙のスタイルシート画面を開けます。以下のコードを書き込みます。

/*アカウント切り替えポップアップのチャンネル登録者数非表示*/
.ytd-account-item-renderer yt-formatted-string.style-scope.ytd-account-item-renderer:last-of-type {
  visibility: collapse !important;
}

/*チャンネルのダッシュボードの「チャンネル アナリティクス」、「最近のチャンネル登録者」タイル非表示*/
ytcd-card.card.style-scope.ytcd-card-column:is([test-id="channel-dashboard-facts-card"], [test-id="channel-dashboard-recent-activity-card"]) {
  display: none !important;
}

右上の「×」でスタイルシートを閉じます。

Stylebotのスクリーンショット2

再度拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:studio.youtube.com)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は有効になっているということです。

これでチャンネル登録者数が非表示になります。どこが非表示になったか詳しく見てみます。

お知らせ

僕は、そこまで頻繁に利用するわけではないので、消し忘れがあるかもしれません。もし、「ここにも表示されている!」と気づいた方は、問い合わせより連絡いただければなと思います。

一時的に無効化したい場合は、「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「studio.youtube.com」をオフにします。完全に使わなくなった場合は、書き込んだコードを削除します。

アカウント切り替えポップアップ

YouTube Studio」にログインして、右上のプロフィールアイコンをクリックします。「アカウントを切り替える」をクリックします。

YouTubeのアカウントを切り替える手順画像

ここに、作成しているアカウントごとで、チャンネル登録者数が表示されます。CSS適用後は、「チャンネル登録者数」という文字ごと数字を消しています。諸事情で部分的に白塗りしています。

チャンネル切り替えポップアップの登録者数を非表示にした比較画像

アカウントを切り替える際に、うっかり目に入ることがなくなります。

チャンネルのダッシュボードの「チャンネルアナリティクス」、「最近のチャンネル登録者」

左側サイドバーの「ダッシュボード」をクリックします。各情報がウィジェット(ボード)形式で表示されます。この中にある「チャンネルアナリティクス」と「最近のチャンネル登録者」です。

「YouTube Studio」の「チャンネルのダッシュボード」画像2

CSS導入後は、数字だけでなく、ボードごと消しています。僕には不要でした。

「YouTube Studio」の「チャンネルのダッシュボード」に表示されている「チャンネルアナリティクス」と「最近のチャンネル登録者」を非表示にした画像

もし、「最新の動画のパフォーマンス」と「公開動画」のボードも不要な場合、以下のCSSを追加で書き込みます。併用可能です。

/*チャンネルのダッシュボードの「最新の動画のパフォーマンス」、「公開動画」タイル非表示*/
ytcd-card.card.style-scope.ytcd-card-column:is([test-id="channel-dashboard-snapshot-card"], [test-id="channel-dashboard-recent-videos-card"]) {
  display: none !important;
}

ダッシュボードから全ての要素が消えます。場合によっては、お知らせなどのボードがあります。

「YouTube Studio」の「チャンネルのダッシュボード」に表示されている要素を全て消した画像

「www.youtube.com」ドメイン上からも隠すCSS

上記で紹介したCSSは、「YouTube Studiostudio.youtube.com)」上での非表示です。「YouTubewww.youtube.com)」上では表示されます。

こちらも消したい場合、「YouTube」にアクセスして、「Stylebotを開く」をクリックします。以下のCSSを書き込みます。

/*自身のチャンネルページの登録者数非表示*/
#channel-header-container:has(#avatar-editor[aria-label="プロフィール写真の編集"]) yt-formatted-string#subscriber-count {
  display: none !important;
}

/*アカウント切り替えポップアップのチャンネル登録者数非表示*/
.ytd-account-item-renderer yt-formatted-string.style-scope.ytd-account-item-renderer:last-of-type {
    visibility: collapse !important;
}

/*自身の動画再生ページの登録者数非表示*/
div#upload-info:has(#text>a[href="/@Naporitansushi"]) #owner-sub-count {
    display: none !important;
}

ポイントです。「自身の動画再生ページの登録者数非表示」のCSSは、僕のアカウント名(@Naporitansushi)で設定しています。各自、自身のハンドル名に変える必要があります。詳しくは、こちらで解説します。

自身のチャンネルページの登録者数

自身のチャンネルページの登録者数のことです。僕の場合、こちらのページです。ここのチャンネル登録者数を消します。正確には、現在ログインしているアカウントが対象です。ここの表示を消したところで、他人から隠せるわけではありません。自身の環境上だけです。

自身のチャンネルページの登録者数を非表示にした画像

アカウント切り替えポップアップのチャンネル登録者数非表示

YouTube上で右上のプロフィールアイコン→「アカウントを切り替える」をクリックした時の登録者数です。「YouTube Studio」と一緒のコードです。

YouTubeページ上のアカウント切り替えポップアップ画像

自身の動画再生ページの登録者数非表示

自身が投稿した動画再生ページに表示されるアカウント名下部の登録者数部分です。

自身のチャンネルで投稿した動画の再生ページ画像

上記で紹介したCSSは、僕のページで消すように設定されています。「a[href="/@Naporitansushi"]」という部分です。ここを、自身の名前(ハンドル)に変える必要があります。ハンドル名は、「https://www.youtube.com/handle」から確認できます。

「https://www.youtube.com/handle」のスクリーンショット1

ここに表示されている名前をコピペして、CSSの「@Naporitansushi」という部分を置き換えてください。

例えば、僕のサブアカウントの登録者数を消したい場合、ハンドルは「@Naporitansushi-sub」です。

「https://www.youtube.com/handle」のスクリーンショット2

この「@Naporitansushi-sub」をCSSに書き込みます。以下のようになります。

/*自身の動画再生ページの登録者数非表示*/
div#upload-info:has(#text>a[href="/@Naporitansushi-sub"]) #owner-sub-count {
    display: none !important;
}

CSSを適用すると、動画再生ページのチャンネル登録者数が非表示になります。自身のアカウント以外のページでは、表示されます。

「ナポリタン寿司の自然日記」の動画再生ページ画像

自身が運営しているアカウントが複数あって、全部非表示にしたい場合、その数だけ書き込みます。ハンドルの部分を書き換えます。

/*自身の動画再生ページの登録者数非表示(メイン垢)*/
div#upload-info:has(#text>a[href="/@Naporitansushi"]) #owner-sub-count {
    display: none !important;
}

/*自身の動画再生ページの登録者数非表示(サブ垢)*/
div#upload-info:has(#text>a[href="/@Naporitansushi-sub"]) #owner-sub-count {
    display: none !important;
}

【余談】チャンネル登録者数の文字だけ非表示にしたい場合

本記事は、チャンネル登録者数自体を消したい人が見に来ていると思うので、ぶっちゃけこの方法を紹介しても、「お、いいね!」ってなる方は少ないと思いますが、紹介します。

通常「チャンネル登録者数 244人」といったように、「チャンネル登録者数」という文字が表示されています。CSSを利用することで、「244人」といったように文字部分を非表示にして、省略表記にできます。

PCウェブサイト版「YouTube」のチャンネル登録者数の文字だけをCSSで非表示にした比較画像

「登録者数は見たいけど、テキスト部分は不要」という方向けです。スッキリした見た目になります。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

「YouTube Studio」の視聴回数、低評価の列項目を非表示にする方法

「YouTube Studio」の「チャンネルのコンテンツ」ページにある高評価・低評価、視聴回数などの不要な項目を非表示にするCSS記事も書いています。

「YouTube Studio」の高評価・低評価、視聴回数などの不要な項目をCSSで非表示にしている画像

「目に入って疲れてしまう!鬱になってしまう…!」というような方は、参考にしてみてください。不快な要素が目に入らなくなり、快適です。

感想

以上、「YouTube Studio」と「YouTube」上から、自身のアカウントのチャンネル登録者数を非表示にして、気分を損ねないようにする方法でした。

見たくないものは、容赦なく消しています。

2023年2月1日YouTube