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参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁

【Google】検索結果のメニューから予測候補を非表示にするCSS

2023年6月28日Google

Googleのアイコン

この記事では、PCウェブサイト版「Google」で、2023年6月から変わった検索結果の検索ボックス下部にある検索メニュー(タブ?フィルター?)から予測候補(サジェスト)を非表示にするCSSを書きます。

ウェブサイトに自分で作成したCSSを適用できるChrome拡張機能「Stylebot(スタイルボット)」や「Stylus(スタイラス)」を利用します。

2023年6月から仕様変更されたGoogleの検索ボックス下部のメニュー画像1

2023年6月頃、PCウェブサイト版「Google」の検索結果が仕様変更されました。

何かしらの単語で検索した時、検索ボックス下部に画像、地図、動画といった検索メニュー(ナビゲーションバー)だけでなく、検索した単語に関連する予測候補(サジェストキーワード)も表示されるようになりました。

2023年6月から仕様変更されたGoogleの検索ボックス下部のメニュー画像2

例えば、「ナポリタン」と検索した時、画像、地図、動画といった従来の検索メニューに加えて、「レシピ 簡単」、「レシピ 人気 一位」、「具材」といった単語もごちゃまぜで表示されます。

個人的には、予測候補とメニューがごちゃまぜになって、使いにくくなりました。これまで利用していたメニューの並びを防いで固定してくれる拡張機能「検索メニュー固定器」も動作しなくなりました。利用すると表示が崩れました。

PCウェブサイト版「Google」の検索結果のタブメニューの仕様が変わってから「検索メニュー固定器」を使った画像

予測候補だけでも消したい…ということで、CSSを利用することにしました。同じように「検索ボックス下部には、予測候補ボタン不要!今までどおりのメニューにしてほしい!」という方、参考にしてみてください。

2023年6月に実装されて、その後ちょっとだけ元に戻ったんですが、2024年2月頃から再びごちゃまぜ表記になりました。CSSも修正しました。

自身の環境上で、他人には影響しません。いつでも元に戻せます。本記事は、Chrome拡張機能・Firefoxアドオンを利用できるPCブラウザ限定です。スマホのアプリ版ではできません。拡張機能を利用できるブラウザアプリ(例:Kiwi Browser)などを使えば、もしかしたらできるかもしれません。

インストール方法

Chromeウェブストアからインストールできます。Chrome拡張機能だけでなく、「Microsoft Edge」と「Firefox」版もあります。本記事では「Stylebot」を紹介しますが、「Stylus」などでもOKです。僕は、メインでは「Stylus」を使っています。

「Chromeに追加」をクリックします。

「Stylebot」拡張機能をインストールする手順画像1

「拡張機能を追加」をクリックします。

「Stylebot」拡張機能をインストールする手順画像2

拡張機能のオーバーフローメニューに追加されたらOKです。

「Stylebot」拡張機能をインストールする手順画像3

頻繁に開く場合は、拡張機能のオーバーフローメニューを開いて、「Stylebot」の隣にあるピン留めアイコンをクリックします。ツールバーに直接配置されます。

「Stylebot」拡張機能を直接ツールバーに配置する手順画像

詳しい使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

検索ボックス下部のタブバーから余計な単語を消す手順

Google」にアクセスします。適当な単語で検索します(例:ナポリタン)。インストールした「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「Stylebotを開く」をクリックします。

「Stylebot」拡張機能のスクリーンショット1

右側に白紙のサイドバーが表示されます。もし初めて「Stylebot」を起動した場合は、「ベーシック」という画面が表示されます。下部にある「コード」をクリックすると、白紙のスタイルシート画面を開けます。以下のコードを書き込みます。

/*検索結果の検索ボックス下部のメニュー(タブ)から予測候補キーワード非表示(2024年3月修正)*/
div[role="navigation"] [data-st-cnt="mode"] h1+div div:has(>a[aria-label$="を追加します"]) {
    display: none !important;
}

予測候補ボタンを指定して、「display: none;」で非表示にしています。

注意事項

本記事のCSSは、僕が適当に作成したコードです。皆さんの環境によっては使えなかったり、サイト側の仕様変更でいつの間にか使えなくなる可能性もあります。

もし書き込んでも反映されない場合、問い合わせより教えていただければ幸いです。初心者の僕ができる範囲で、修正したいと思います。

下記画像のようになればOKです。右上の「×」でスタイルシートを閉じます。

「Stylebot」拡張機能のスクリーンショット2

再度拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:www.google.com)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は有効になっているということです。

関連する予測キーワードが表示されなくなります。画像、地図、動画、ニュースといった、これまで通りの表記になります。

2023年6月から仕様変更されたGoogleの検索ボックス下部のメニューから、予測候補を非表示にした比較画像

一時的に無効化したい場合は、「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「www.google.com」をオフにします。完全に使わなくなった場合は、書き込んだコードを削除します。

【余談】「Google検索の上のメニューを元に戻す」拡張機能の紹介

以前の検索ボックス下部の検索メニューに戻す拡張機能「Google検索の上のメニューを元に戻す」というのがあります。スクリプト版もありました。

インストールすることで、自動的に検索タブメニューから検索候補が消えて、画像、動画、地図といった従来のタブだけになります。詳しくは、下記記事を参考にしてみてください。

検索結果から邪魔な項目を非表示にする記事紹介

2022年7月8日に、全てのGoogleの不要項目を削除するまとめ記事を公開しました。

これまでは、1つずつ記事をチェックする必要がありましたが、「強調スニペット」、「関連する質問(旧:他の人はこちらも質問)」、「トップニュース」、「レシピ」、「マップ」、「動画」、「関連性の高い検索(他のキーワード)」、「フッターにある現在地」などを一気に全削除できます。

感想

以上、PCブラウザ版「Google」で、2023年6月から新しくなった検索結果に表示される検索窓下部にあるフィルター?タブ?検索メニュー?から、予測候補・キーワードを非表示にするCSSでした。

Google×CSSの記事は、他にもいくつか書いているので、気になった方は参考にしてみてください。

2023年6月28日Google