【Google】検索結果のドメイン名、サイト名を非表示にするCSS
2023年2月以降、PCでGoogle検索結果を見た時、記事名の上に、サイトアイコン(ファビコン)と、そのサイトのドメイン名が表示されるようになりました。(参考)以前と比べて、少し検索結果が賑やかになりました。
2023年4月現在、検索エンジンの設定画面を見てみましたが、非表示にするオプションは用意されていないようです。CSSを使うことで、非表示にできます。自身の環境上で、他人には影響しません。いつでも元に戻せます。
本記事は、Chrome拡張機能・Firefoxアドオンを利用できるPCブラウザ限定です。スマホのアプリ版ではできません。
CSSなので、Google側の仕様変更で、いつの間にか使えなくなる可能性があります。その時、僕は気づかない可能性があります。本記事のCSSが使えなくなっていたことに気づいた方は、問い合わせより連絡いただければ幸いです。
インストール方法
Chromeウェブストアからインストールできます。Chrome拡張機能だけでなく、「Microsoft Edge」と「Firefox」版もあります。
「Chromeに追加」をクリックしてインストールします。
右上に拡張機能ボタンが追加されればOKです。詳しく使い方を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
Google検索結果のドメイン名を非表示にするCSS
「Google」にアクセスします。インストールした「Stylebot」拡張機能アイコンをクリック→「Stylebotを開く」をクリックします。
右側に白紙のサイドバーが表示されます。もし初めて「Stylebot」を起動した場合は、「ベーシック」という画面が表示されます。下部にある「コード」をクリックすると、白紙のスタイルシート画面を開けます。以下のコードを書き込みます。
/*サイト名(ドメイン?)非表示*/
span.VuuXrf {
display: none !important;
}
/*記事名の上の余白具合*/
.DKV0Md {
margin-top: 1px !important;
}
/*「この結果について」ボタンの位置*/
.iTPLzd {
top: -17px !important;
}
「display: none
」でサイトのドメイン名を消しています。ただ消しただけだと、ぽっかり空間ができてしまったので、「margin-top
」で記事名を上にずらしています。
下記画像のようになればOKです。右上の「×」でスタイルシートを閉じます。
再度拡張機能ボタンを押して、登録したサイト(例:www.google.com
)がオンになっていることを確認します。オンになっている間は、有効になっているということです。
適当な単語でGoogle検索します。(例:Google翻訳)サイトのドメイン名が消えて、アイコン、URL、記事名の構成になります。
もし、記事とURLの間の余白が気になる方は、上記CSSの「margin-top
」の数字を調整してみてください。数字を増やすと、その分余白が生まれます。
「この結果について」ボタンとは、URLの右側にある三点ボタンのことです。
ドメイン名を消した場合、ここのボタンの位置がずれたので、CSSを使って調整しています。モニターサイズによって、適切な数字が異なるかもしれません。位置が気になる方は、上記で紹介したCSSの「top
」の数字を調整してみてください。
一時的に無効化したい場合は、「Stylebot」拡張機能アイコンを左クリック→「www.google.com
」をオフにします。完全に使わなくなった場合は書き込んだコードを削除します。
サイドファビコンも消したい場合
サイトファビコン(アイコン)も消したい場合、以下の記事を参考にしてみてください。同じくCSSを利用することで消せます。
本記事のCSSと併用できます。スタイルシートに両方のCSSを書き込みます。併用すると、下記画像のようになります。シンプルです。
記事項目間の余白が気になる場合
以下の記事を参考にしてみてください。同じくCSSを使うことで、余白を消して、コンパクトなGoogle検索結果にできます。記事間の余白だけでなく、検索ボックス周辺の余白も調整しています。
非表示ではなく、サイト名の右側にURL配置するCSS
「サイト名もURLも、何もかも消したくない!だけど、デフォルトの2行表示はうざい!」という場合、サイト名の右側にURLを配置できます。
以下のCSSになります。
/*ドメイン名の右側にURL配置*/
span.VuuXrf {
float: left !important;
margin-right:15px !important;
}
/*記事名の上の余白具合*/
.DKV0Md {
margin-top: 1px !important;
}
/*「この結果について」ボタンの位置*/
.iTPLzd {
top: -17px !important;
}
「記事名の上の余白具合
」と「この結果について
」のCSSは、こちらと同じコードです。これらのコードを書かないと、レイアウトが若干おかしくなったので書いています。
適用すると、サイト名の右側にURLが表示されて、一行になります。
「float: left
」でサイト名の横に配置して、「margin-right
」でサイト名とURLの間に余白を設けています。余白が足りない場合は、数字を大きくします。
感想
以上、Google検索結果に表示されるサイト名(ドメイン名)を非表示にしたり、一行に切り替えるCSS(方法)でした。
Google検索と言えば、今後どのようにAIが組み込まれていくのか気になりますねー。世界はどうなることやら。